2024.03.05

食べる

春爛漫♪「空豆と海鮮の焼売油揚げ包み蒸し」に挑戦!とろ~り海鮮餡からそら豆の緑な香りがふんわり♡

そら豆を見かけると春が来た!という気分に。でも、塩茹でで食べることが多く、レパートリーは乏しい…。春らしいレシピを探していたら、サントリー「金麦」のブランドサイトに、そら豆入りの焼売を発見♪レシピ考案者は、人気中国料理店・美虎のオーナーシェフである五十嵐美幸さん。アレンジ中華に定評のある五十嵐さんのレシピなら、旬のそら豆も一段とおいしくなりそう!でも、焼売なのに油揚げの皮を使うって…本当に!?

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さや付きそら豆の可食部は25%!購入の目安にぜひ



旬のそら豆は、さや付きで売られているケースが多いですよね。立派な形のそら豆ですが、さやを開けてみると豆の数は3~4個と、他の豆に比べると中身が少ない!という印象が。

今回作ってみる「空豆と海鮮の焼売油揚げ包み蒸し」のレシピには、そら豆が80g必要だと書かれていました。一体、さや付きのそら豆をどれくらい用意すればいいのだろう?と悩んだ筆者。

そこで、さや付きのそら豆の可食部を調べてみると…。25%というのが一般的な見解のよう。

つまり、さやを剥いた状態で80g必要なら、4倍量のさや付きそら豆を用意すればいいということ。今回はさや付きで320gが目安ですよ。参考にしてくださいね。

油揚げで包む!がポイントの「空豆と海鮮の焼売油揚げ包み蒸し」

背脂はスーパーなどの精肉売り場で譲ってくれることがあるそうですが、入手出来ない場合はラードでも代用可能。
冷凍イカや加熱済みのイカだと粘り気が出ないので、生のイカをご用意くださいね。



【材料】(6個分)
そら豆(さやから出したもの)…80g ※今回はさや付きで280g用意
ズッキーニ…1/3本
塩…小さじ1 ※そら豆用
片栗粉…大さじ1
むきエビ…160g
イカ(生)…60g 
背脂…15g ※ラード10gで代用可
塩…ひとつまみ
こしょう…少々
有塩バター…5g ※常温に戻しておく
油揚げ…1と1/2枚
片栗粉…適量 ※油揚げ用

今回、背脂はラードで代用することに。

1.そら豆をさやから出して薄皮のままサッと茹で、ザルに上げて塩を振ります。



今回は、さや付きのそら豆を280g用意。さやから出して計量すると、豆だけで94gありました。少し多めですが、全量を沸騰したお湯で2分ほど茹でました。



そら豆が熱いうちに塩を振るのがポイントです。冷めていく間に、塩味が程よく浸透します。

2.ズッキーニは3mm厚さの輪切りに。油揚げは半分に切って、開きます。



ズッキーニは焼売を蒸す時に乗せる台にします。油揚げは、上から菜箸を押し当てるように転がした後にキッチンばさみで切り開くと、袋をきれいに開けますよ。

3.むきエビ、イカ、背脂を粘り気が出るまで叩きます。



今回は5分くらい包丁で叩きました。フードプロセッサーを使えば短時間でミンチ状になりそうですよ。

4.そら豆の粗熱が取れたら薄皮を剥き、粗く刻んで片栗粉をまぶします。



そら豆に片栗粉をまぶすことで、焼売の餡に混ぜた時につなぎの役割を果たすのでしょうね。

5.別のボウルに3の海鮮、バター、塩、こしょうを入れて混ぜ合わせ、4のそら豆を加えてさらに混ぜます。



バターを加えるとコクと風味がアップ!混ざりやすいよう、常温に戻したバターを加えてくださいね。



そら豆を加えてさらに混ぜます。エビの淡い赤とそら豆のひすい色が、春らしい色合い♪
これで、焼売の餡が出来ました!

6.油揚げの内側に片栗粉を付けます。6等分にした5の餡を乗せて焼売のような形に成形します。



油揚げの内側に片栗粉を付けると、餡と油揚げが剥がれにくくなるそう。



おにぎりを握るような感覚で、丸い形に成形。ただ、公式レシピの分量は6個分でしたが、油揚げ6枚では包み切れず…。そこで残っていた油揚げを開き、8個作りました。

油揚げの内側に片栗粉をまぶしましたが、餡の粘りが弱いからか、密着度が低い気が…。

7.蒸し器に輪切りのズッキーニを並べ、その上に焼売を乗せます。蒸気が上がった状態で約10分蒸します。



ズッキーニを敷くことで、焼売の底面が破れたりふやけたりせず、きれいに蒸し上がるそうです。ズッキーニ以外に、れんこんなど煮崩れしにくい季節の野菜でも代用出来ますよ。今回はズッキーニの輪切りを2枚追加し(分量外)、焼売8個を乗せて蒸しました。



蒸気が上がった状態で15分蒸せば、完成!

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