2021.12.14

働く

【非接触時代の働き方】「自撮りの週末モデル」って何⁉自宅で撮影~納品までフルリモートなお仕事です

コロナ禍で生まれた新しい働き方が、この「自撮りの週末モデル」です。モデルの仕事というと限られた狭き門をイメージしますが、ちょっと違います。もっと広く一般に開かれていて(ワケは後ほど)、仕事の依頼のやりとりから撮影、納品まですべてセルフで、自宅でできるんです。「週末モデル」の登録も気軽にできるみたい。「え~、やってみたい!一体どんな仕事⁉」って思いますよね。これから詳しく説明します。


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一般人モデルと企業をつなぐ“リモフォト”



SNS時代に突入し、さまざまな企業がターゲットに狙いを定めて、ぴしゃりとリーチする広告制作に関心を寄せています。そんな中で登場したのが、“リモフォト”というサービス。ここに登録して、仕事をするのが「自撮りの週末モデル」です。門戸は広く一般に開かれています。企業は“リモフォト”に登録している約9000名(!)の週末モデルに、仕事の依頼をするのです。

企業が自社の商品を宣伝したいと考えたら、その商品をより良く表現してくれる人に依頼をしたいはずですよね。例えば、美容家電だったら美容のプロ…美容師だったり、デパートの化粧品売り場で働く美容部員だったり、自称美容マニアだったり(笑)。その商品を深く理解している(であろう)人に、使い心地やその良さを伝えてもらえば、ユーザーは共感しやすいはず(ですよね?)。そこで、「自撮りの週末モデル」なんです(以下、モデル)。


出典:PHOTO AC

モデルをしたい人は、現在の仕事や前職、はたまた趣味や特技などをアピールした個人情報をリモフォトに登録します。企業は商品のイメージに合ったモデルを探し出し、使用画像や着用画像、商品画像の撮影を依頼します。企業は依頼をしたら、納品までただただ待つだけです。

一方、モデルには商品が送られてきます。依頼内容が詳細に書かれた仕様書を眺めながら、自撮りをし、画像を整理して企業へ納品します。その後、撮影商品を送り返したら終了です。誰とも会わず、自宅で好きな時間に仕事ができます。フルリモートで報酬がもらえるのです。

もっとイメージしやすいように、具体例を紹介しますね。

コロナで収入減のフィットネストレーナーがモデルに?


出典:https://unsplash.com/

先日、フジテレビの番組で「自撮り週末モデル」の仕事が紹介されていました。

取材対象になったのは、コロナ禍で職場が休業したために収入が8割減(!)となったフィットネストレーナーの女性です。骨盤ケア器具の椅子を自宅で使用し、その様子を自撮りして9枚のカットを納品、2万1000円の報酬を得ていました。

プロのモデルでも芸能人でもない彼女が“モデル”に起用されたのは、フィットネストレーナーという属性が商品のイメージにフィットしたから。企業が求めたのは、実際に“健康”に携わる仕事をしているリアルなモデルだったのです。

美人限定でしょ……いえいえ、自分の“ウリ”を見つめ直そう!


出典:https://unsplash.com/

こうして見ると、「自撮りの週末モデル」に際立った容姿が必要かというと、そうでもない気がしませんか? それよりも大切なのは、その人の特性です。自身が持っている仕事のキャリアや趣味・嗜好…が、仕事にありつける最大の武器になるんです。

例えば、「元美容部員の専業主婦」「男児3人子育て中の美肌アラフォー」「証券会社勤務のOL」などなど、何かの商品とイメージがマッチする属性があれば、仕事は舞い込んでくる可能性があるんです。専属で企業と契約なんてこともあるみたいですよ。

考えてみればこの仕事、非接触なコロナ時代にぴったりだと思いません? また副業としても、そして育児でキャリアを手放していた主婦がもう一度社会とつながるきっかけとしても、手軽に始められる仕事なのだと思います。

肌を明るく写すライトやスマホを固定する三脚などを用意して(スリコで揃いそう)、自宅に簡易撮影スペースを作れば、準備はOK!あとは依頼を待つのみです。

あなたも「自撮りの週末モデル」にチャレンジしてみる?

 “リモフォト”(https://weekend-model.com/index/remophoto/)気になる方はチェックです!

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