2021.07.16

住む

【農業男子が教える】初心者でも安心!多肉植物の選び方と植え替え法


髙橋さん直伝 水やりポイント

植え替えたらすぐにたっぷりと水をやりましょう。



「鉢底から水が出るぐらい、たっぷりが目安です」(髙橋さん)

ポイント1 水やりのタイミングは鉢の重さがヒント

「葉っぱが乾いたら水やりのタイミング。外側からはなかなかわかりにくいので、水をやったときの重さを確認しておくのがおすすめです」(髙橋さん)



水やり後の重さを覚えておけば、鉢を持っただけで水やりのタイミングがわかります。軽くなったなと感じたら水をあげましょう。



「少しくらい乾いていても、多肉植物は大丈夫。乾ききったらたっぷり水をあげる、でOK。水をやりすぎると元気がなくなってしまうことが多いので、過保護になりすぎないぐらいの距離感で育ててくださいね」(髙橋さん)

ポイント2 水やり後は、葉にたまった水滴を取り除く

「夏は残った水が熱を持ち、葉が真っ黒になって枯れることも。苗を少し傾けると、水滴がころっと出ていきますよ」(髙橋さん)



この一手間を忘れないように気をつけて。

ポイント3 直射日光は避ける

多肉植物は、意外にも直射日光が苦手。

「夏に直射日光が当たると、葉っぱに茶色いシミができて傷んでしまいます」(髙橋さん)



置く場所は、蒸れにくく、熱のこもらない場所に。屋外であれば木陰の風通しがよい場所、室内の場合は窓ぎわにおき、カーテン越しに光を受けるようにします。



「室内でも屋外でも、風通しがよい場所に置くと元気に育ちます。丈夫で育てやすい多肉植物をぜひ自宅で育ててみてください!」(髙橋さん)







髙橋徹さん

荻窪園芸地方卸売市場、尾崎フラワーパークを経て就農して3年目。両親とともに花の苗を育てるほか、髙橋さん担当で東京都練馬区のハウス内で約200種類の手のひらに乗るサイズの多肉植物を育てる。多肉植物は、JA東京あおば直売所(以下3か所)で販売。
ファーマーズショップこぐれ村
ファーマーズショップにりん草
とれたて村石神井

写真/石塚修平 取材協力/JA東京あおば・JA東京中央会

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