2022.10.13

食べる

【リュウジレシピ】だしを使わず“かつお節”で上品な味わい♪「シン・親子丼」がガチ専門店レベルだった件

バズレシピでおなじみ料理研究家のリュウジさんが、2年前に発表した“至高の親子丼”を超える新作、「シン・親子丼」を披露しました!「味の深さにびびると思う」と自信満々な味の構成は、なんとだしは使わず粉末かつお節を主体に組み立てています。とにかく太鼓判押しまくりな自信作のようなんで、わたしも「びびってみたい」(笑)と思い、さっそく作ってみることに!

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1.3万いいね!がついた”親子丼”とは?

バズレシピでおなじみ、リュウジさんの「シン・親子丼」を紹介するTweetはこちら。



白だしは使わず、“かつお節”を使うのがポイントみたいですね。

コメント欄には、「簡単なのに神うまい!」「最高!今夜やっちゃう」「これ本当にお店の味!というか今まで食べた親子丼の中で一番おいしかった」などといった声が、たくさん届いていました。

「シン・親子丼」の材料と作り方

材料

【材料】1人分
鶏もも肉…120g
卵…2個
玉ねぎ…1/4個(60g)
かつお節…3g
みつば…適量 
ご飯…200g

◆調味料
しょうゆ…大さじ1と小さじ1
みりん…大さじ2と小さじ1
水…大さじ2
うまみ調味料…3振り 
七味唐辛子…適量 ※味変用

みつばは適量ということなので、わたしは4~5本使うことにしました。

【作り方】
1.みつばは、茎の部分を適当な大きさに切り、葉の部分は軽くちぎります。

2.玉ねぎは繊維を断ち切るようにスライスします。リュウジさん曰く、繊維に沿って切るより、繊維を断つように切るほうが、玉ねぎに火が通りやすく、食感もやわらかくなるそうです。

3.鶏肉は小さめのひと口大の大きさに切ります。大きさはお好みでとのことですが、小さめに切ると、親子丼をひと口食べた時に、だいたい鶏肉も入るそうです。ここまで計算しているなんて、リュウジさんすごい!

1~3までの下準備が終了!

下準備

4.かつお節をラップをせずに、電子レンジ(600W)で40秒温めます。温めたかつお節は揉んで、粉状にします。

5.小さめのテフロン加工のフライパン(熱していない)に鶏肉の皮目を下にして置き、中火で焼きます。皮をカリッと焼くのがポイント。鶏肉全体に火が通る必要はなく、皮目がパリッとすればよし!とのこと。わが家には小さめのフライパンがないので、いつもの大きなフライパンを使います。

レシピでは中火でしたが、わたしは焦げたらいやだなと、少し弱めの中火にしたせいか、焦げ目がつくまで6分ほどかかってしまいました。長く焼き過ぎて、鶏肉が硬くなっていないかちょっと心配…。

鶏肉

6.いったん火を止め、52と調味料(しょうゆ、みりん、水、うまみ調味料)、そして、4を入れます。粉状にしたかつお節を入れることで、だしを取ったような味わいになるとのこと。かつお節を入れると、蕎麦店のような、いい香りがしてきました!

鶏肉を煮込む

7.中火で6を一度沸かしてから弱火にして、ふたをし、玉ねぎがやわらかくなるまで2~3分煮ます。2~3分煮た後、玉ねぎを味見して、やわらかくなっていたらOK。

わたしは、2分煮て味見をしたら玉ねぎがまだ少し硬かったので、3分煮ることにしました。

8.卵をまず1個溶きます。2個一緒に溶かないのがポイント!溶き方は、白身と卵黄が完全に混ざりきらないよう、軽く溶きほぐす程度。火の通りが違う白身と卵黄で食感の違いを楽しめ、お店っぽい味になるそう。

卵

9.78を箸に添わせながら大きく円を描くように入れ、ふたをして弱火で50秒煮ます。

10.9を煮ている間に、もう1個の卵を先ほどと同じように、白身と卵黄が完全に混ざらないよう、軽く溶きます。

11.弱火のまま、910を箸に添わせながら大きく円を描くように入れ、みつばの茎も入れます。みつばの葉の部分は最後の仕上げで入れます。

卵でとじる

ふたをして、卵が半熟になるまで煮ます。1~2分ほど煮ると半熟に仕上がるそうですが、火の通し具合はお好みでとのこと。わたしは白身に火が通っているのが好きなので、2分煮ました。

ふたをして煮る

12.残しておいたみつばの葉を11に入れます。

三つ葉をいれた親子丼

13.器に盛ったご飯の上に、12を盛りつければ出来上がり。調理時間は約30分でした。かつお節としょうゆのいい香りがします♪

親子丼

では、いただきます!

おぉ~、上品~♪とっても上品な親子丼です!わたしは専門店で親子丼を食べたことがないのですが、たぶん、専門店はこんな味なんだろうなぁと思える上品なお味。かつおのだし、玉ねぎの甘み、とろっとした半熟卵、やわらくて旨味のある鶏肉…。家でこれだけの親子丼を作ることが出来れば、文句なしでしょ!わが家の甘じょっぱくて、でも、だしが効いていない、卵と鶏肉に火が通りすぎた親子丼とは雲泥の差…。

レンジで加熱して粉状にしたかつお節が、香りにも味にも生きています。白だしや和風だしは入っていませんが、リュウジさんの「味の深さにびびると思う」との言葉通り…(正直“びびる”ほどではなかったけど)かつお節と鶏肉のだしで、味に深みがあります。

玉ねぎは、味見してよかった~。味見をしなかったら、玉ねぎにまだ火が通っていないのに、卵でとじるところでした…やっぱり味見は大切ですね!そして、名脇役のみつば!好き嫌いはあるかと思いますが、みつばがいいアクセントとなって、味を引き締めてくれるのは間違いない!この名脇役の存在が、1ランク上の味にしてくれていると思います。

親子丼を半分食べたところで、七味唐辛子をふって味変しましたが、上品な味を損なわず、七味の“ピリリ”とした爽やかな辛さがプラスされ、これもまたおいしかった♪みなさんも、リュウジさんの「至高の親子丼」を超えた「シン・親子丼」、作ってみてくださいね。

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