2023.10.08

食べる

【老舗干物店3代目】が発明!干物で「アクアパッツァ」に挑戦♪半分の調理時間でうま味は倍以上なのだ

管理栄養士のともゆみです。突然ですが、アクアパッツァって作ったりしますか?見た目が華やかでとってもおいしいんですけど、作るのが少し大変じゃないですか?わたしはおうちで作ることに興味がなかったんですが…以前NHKの番組『あさイチ』で超絶簡単かつ時短でできるというアクアパッツアの作り方を紹介していました。その秘密は…干物を使うことなんですって!ん、干物?と思いましたが、ちょっと面白そうなのでさっそくトライしてみます! 

【あさイチ】干物を炊飯器に丸ごとIN♪「あじの炊き込みご飯」作ってみた!干した魚の凝縮したうま味満点♡

そもそもアクアパッツァとは⁉︎

イタリアの南部にあるナポリの郷土料理で、魚介類をトマト、オリーブオイルなどとともに煮込んだものです。
具材は、魚は鯛やスズキなどの白身魚が用いられることが多いと言われています。貝はムール貝やアサリが使われ、魚は丸ごと使うと貝とともに良いだしがでるそうですよ。

番組で紹介していた干物で作るアクアパッツァとは…⁉︎

『あさイチ』でこの料理を教えていたのは島根県出雲市にある老舗干物店3代目の岩田響子さん。
あじの開きを使うことで、魚の下処理の必要がないんだとか。また、生魚から作ると30分程度かかりますが、干物を使うと15分で出来上がり、時短になるとのこと。干物に味が付いているので「塩」を使わず、白ワインのみで作っていきます。

【材料】(2人分)
あじの開き…2枚
あさり…200g
ミニトマト…6個
アスパラガス…3本
白ワイン…200ml
オリーブオイル…大さじ2
にんにく…1かけ
薄力粉…適量(アジ干物の皮にうすくまぶせる量)
こしょう…適宜
生パセリ…適宜

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【作り方】
あじの開きが冷凍の場合は解凍しておきます。
あじのゼイゴをキッチンばさみで取り除きます。

あじのゼイゴとは、尾近くにあるとげ状のウロコのことです。硬く口当たりが悪いので、尾の付け根の方から削ぎ取ってから調理します。

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あじの皮に薄力粉をまぶしておきます。

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あさりを砂抜きします。
50℃のお湯に浸します。
苦しくなって口が開き、15分で砂が抜けます。
その後水洗いして、ザルに取って水気を切ります。

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にんにくは芽を取り除きます。焦げやすいのと苦みがあるためです。
その後、薄切りにします。

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ミニトマトとアスパラガスは食べやすい大きさに切ります。

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フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて、弱火で加熱します。香りが立ったらにんにくを取り出します。

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