2024.01.02

食べる

香川県スタンダードの「あんもち雑煮」作ってみた!白みそにあんこ餅って…ホントにお雑煮なの!?【農家直伝】

お雑煮といえば、すまし汁に焼いた角餅を入れるもの…と思っていました。でも、地域によってみそを入れたり、煮た丸餅を入れたりと、まったく異なるんですって。なかでも、今回香川県の農家に教わった「あんもち雑煮」は想像をはるかに超えていました。なんと白みその汁に「あんこ餅」を入れるんですって!同じ日本でも違い過ぎて面白い~。香川の伝統文化を感じるべく、そしてお味を確かめるべく、作ってみたいと思います。

【農家直伝】かぼちゃ・里芋・長芋で「3色団子汁」作ってみた!甘ホク→モチ→スルンな食感リレー♡

江戸時代、温暖で雨の少ない気候である香川県では、農業振興の1つの方策としてさとうきび栽培が盛んに行われていました。
明治時代あたりから、年に1度、とっておきの砂糖を使った正月の特別な料理として、お雑煮に取り入れるようになったのが「あんもち雑煮」のはじまりといわれています。

白いおだしにまんまる具材♪「あんもち雑煮」



材料(4人分)

[だし汁]
煮干し…30g  ※1
水…800ml

[具]
あんもち…4個  ※2
金時にんじん…80g  ※3
大根…50g
油揚げ…1/2枚

白みそ…80g
青のり…適量

※1 今回は煮干しを使っていますが、かつおやあご、合わせだしなどお好みでOK。
※2 あんこ入りの餅は、市販のものでOK。
※3 金時にんじんを使用していますが、普通のにんじんでも構いません。

作り方
1.煮干しは頭とはらわたを取る。



頭をひねるとすぐ取れます。

null

はらわたの黒い塊を摘まんでポロっと取りましょう。



2鍋に分量の水と煮干しを入れ、フタをせずに強火にかける。沸騰したら弱火にしてアクを取りながら15分ほど煮出してザルで濾す。





浮いてきたアクは取りましょう。



次ページ > だし汁と丸い具材とあんもちを融合させましょ♡

レシピ提供/JA香川県高松市中央地域女性部

Pick up

Related

Ranking