2023.01.05

食べる

ワンコインで「うな重」が作れる⁉うなぎの皮は海苔⁉身はふわふわのアレで再現!【我流しか勝たん!】

もうどれくらい、「うな重」を食べていないのだろう…。大好きなのですが、高くて高くて手が出ません(泣)。でも、おいしい「うな重」を食べたーい!筆者のような“うなぎ難民”は多いようで、11月18日放送の『我流しか勝たん!』では、節約女王と名高いタレントの星川桂さんがリーズナブル食材を駆使。はんぺんで「うな重」を作っていましたよ!ワンコインでどこまで「うな重」に近づけるのか、試してみました♪

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うなぎの食感に近づける⁉ 星川さんのアイデア食材がこちら!



節約レシピ本を出版するほど節約上手な星川桂さんが、今回のレシピでうなぎの風味や食感に近づけるために使った食材がじゃがいもとごぼうでした。

どちらの食材もすりおろして使っていたのですが、じゃがいものすりおろしはうなぎのふわっとした食感を、ごぼうのすりおろしはうなぎの土っぽい香りを表現するために考え出したとのこと。

星川さんが作った「うな重」を食レポしていたアンミカさんは「ごぼうの食感が骨っぽい」「うなぎが食べられない人に作ってあげたら喜ぶと思う!」とコメントを。ただ、スタジオで試食した出演者の多くは、「うなぎのタレがかかったはんぺん」と評価していました。

そんなコメントを聞くと、うなぎ感は少ないのかな?とも思うのですが…。星川さんの工夫には興味があります!作ってみましょう。

リーズナブル食材で再現!「ワンコインうな重」を作ってみた!



【材料】(1人分)
はんぺん…1枚
じゃがいも…1個
ごぼう…7cm程度
片栗粉…小さじ2
塩…ひとつまみ
のり…2枚 
サラダ油…適量
ご飯…適量
うなぎのたれ(市販)…適量 

1.  皮を剥いたじゃがいもときれいに洗ったごぼうをすりおろします。



ごぼうはよく洗って、包丁の背で軽くこするようにして、皮を薄く剥きました。ごぼうの土っぽい香りを活かすレシピなので、きれいに剥きすぎないようにしてくださいね。

2.  ビニール袋に小さくちぎったはんぺんを入れて軽く揉んで潰し1と、片栗粉、塩を加えたら、揉んで混ぜ合わせます。



ビニール袋の中で混ぜるので手が汚れず、後片付けも楽にできますね。

3.  のりを開いたうなぎのような形に切り、片栗粉(分量外)を軽く振ります。



のりの片端は両側を斜めに切って、うなぎの尾の部分のような形にします。

4.  のりに2を乗せ、シリコンベラで中骨と小骨に似せた筋を入れます。



ここも星川さんのこだわりのひとつ。シリコンベラではんぺんだねを押すように筋を付けることで、うなぎらしさを表現していました。小骨は細かく筋を入れるとよりリアルになるそうですよ。

5.  180℃くらいに熱した油でこんがりとするまで揚げます。



最初にのり側を3分くらい揚げ、ひっくり返してはんぺん側も3分くらい揚げました。



はんぺん側の揚げ上がりを確認するときつね色になっていました。はんぺんだねが膨らんだので中骨や小骨に似せた筋は開いてしまいますね。うなぎというよりも飾り切りした「いかの天ぷら」のよう…。



こんがりとした部分はうなぎのような色ですね。もう少し揚げたほうがよかったかもしれません。油を切っておきます。

6.  適当な大きさに切ってご飯に乗せ、うなぎのたれをかけます。



食べやすいよう、3等分にしました。

ふわふわし過ぎているけど、のりの風味とうなぎのタレのおかげで近さはアリ♪



完成しました♪ お重に対して切った「はんぺんうなぎ」が大きすぎました。もう少し小さく切ればよかったですね。

揚げ色が薄かったせいで「穴子天丼」のようにも見えますが、お重に入れることでリッチな雰囲気は出ています♪



断面はかなり「うなぎ」ですよ♪ のりの黒とはんぺんだねの白が本物らしく見える!

食べてみると、かなりふんわりとした食感です。揚げた部分はサクッとしているのですが、はんぺんの弾力があるので「うなぎ」ではないとわかります。じゃがいもも片栗粉も、もっちり感を生み出す食材なので、はんぺんの量を少なくしたらもう少し締まった感じが出たのかもしれませんね。

ごぼうはすりおろしているので繊維質は感じません。土っぽい風味がプラスされていて、ここはうなぎらしさを再現できている印象でした。



「うなぎが食べられない人に作ってあげたら喜ぶと思う!」というアンミカさんのコメントは的確ですね。「うな重」の再現度は半分くらいかもしれませんが「はんぺん揚げ重」として食べたら、とてもおいしい一品です♪

うなぎのタレをかけるので味は「うな重」に近づけます。あとはふわふわ感をどこまで抑えるか。これが本物に近づく最大のポイントのような気がしました。気になる方は、ぜひお試しくださいね。

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