こんにちは♪ お菓子教室 K’s Kitchen を主催している加藤奈桜子です。早いものでもう年の瀬ですね~。おせち料理、どうしようかと悩んでいたら、紀文食品のサイトで「干支のうさぎの飾り切り」の作り方を見つけました!これは、子どもも大喜びの華やかおせちになるのでは、と思ってさっそく♪超簡単に作れる「椿」や、難しいけどお正月らしい「松」にも挑戦しましたよ♡【おせちのいわれクイズ①昆布巻き・きんとん・黒豆編】お正月に食べるのはなぜ?具材に込めた願いとは?出典:写真ACかまぼこは「おせち」に入っている食材ナンバー1!年の瀬が近づき、掃除や片付けをしつつ新しい年を迎える準備を始めている方も多いのではないでしょうか。
新年に欠かせないのが「おせち料理」。準備する側にとってみれば、なかなか仕込みが大変です。
次はどんなおせちを振る舞おうかと情報収集していたところ、かまぼこ商品を製造・販売している紀文食品が発表した「2023年 紀文・お正月百科」で、興味深い調査結果を見つけました。
おせち料理は地域ごとに少しずつ違うみたいなんですが、「かまぼこは全国の8割以上のおせちに入っていて、食材の中でも登場率がトップ!」なんですって。
かまぼこ好きな人が多いんですね~。簡単に用意できて、色もきれいなのでわが家でも必須の材料になっています。
紀文公式の「飾り切り」に挑戦!かまぼこは、例年は切って紅白交互に並べていただけですが、同じく紀文食品のWebサイトでさまざまな「飾り切り」が紹介されていたのを見て一念発起!
恒例のおせちが華やぐかも…と思って、サイトを参考にしながら自分なりにチャレンジしてみました!
セレクトしたのは、来年の干支「うさぎ」と、「椿」「松」です。
用意した材料かまぼこ…紅白それぞれ1本
かいわれ菜…適量
道具包丁、まな板
チャレンジ①コツをつかめばキュートに作れる!?「うさぎ」作り方1. 紅白かまぼこを1.5㎝厚さに切る。
2. 表面をりんごの皮を剥くように3㎜くらいの厚さに切る。最後まで切り取らず1/4くらい残しておく。
3. やや根本側に2㎝の切れ込みを入れる。
うさぎの「耳」の部分なので、根本側に切れ込みを入れた方が見栄えが良くなるんです。
4. 切れた側の先端を内側から切れ込みにくぐらせる。
このくぐらせる過程が、地味に難しいです。切れ込みにくぐらせるときにちぎれてしまう場合がありました。
耳がちぎれたうさぎは、娘が脇から手を出してせっせと食べていました(笑)。
切れ込みの幅を変えたり、かまぼこの厚さを変えてちょっと太っちょのうさぎにしてみたりしたのですが、やっぱりちぎれてしまう…。
いろいろ試行錯誤した結果、コツを見つけました。それが「少し常温に戻す」ことなんです。
冷蔵庫出したての冷え冷えだったときは失敗を重ねていたんですが、常温に戻したらしなやかになって、くぐらせることができました。
最後に、赤い表面を白身のカーブに沿わせて形を整えたら完成!
さっそく盛り付けてみたら、とってもかわいい仕上がりに♡
パンフレットで見るおせちのような、華やかな仕上がりになりました!
チャレンジ②簡単に出来てかわいい「椿」
うさぎがなかなか難しかったので、簡単な飾り切りも紹介します。それがこの「椿」です。
作り方1. 1.2㎝厚さに切ったかまぼこに切り込みを入れ、2mm厚さに切った違う色のかまぼこをくるくると丸め、切り込みに差し込む。
2. かいわれ菜で「椿の葉」の部分を作り、花の両サイドに挿し込む。
紀文のサイトでは、塩茹でした絹さややきゅうりなどを使うと書いてあったのですが、わたし流アレンジでかいわれ菜を使いました。これが正解!すごく差し込みやすかったんです。
この椿は、本当に簡単に出来て、とってもかわいくておすすめですよ!
チャレンジ③細かくて難しいけど美しい「松」
最後に、お正月らしい「松」にも挑戦しました。
作り方1. かまぼこを5㎜厚さに切る。
2. 写真の赤い線のように細かく切り込みを入れる。
切り込みの間隔は2mmほどです。
3. 切り込みを同じ方向に丁寧に折りたたむ。
切り込みの太さが2㎜以上になると、作業が難しくなるのでご注意。細かい作業なので爪楊枝などを使うとやりやすいですよ。
折りたたむごとにカーブがついて形が松っぽくなっていきます。
これで松の出来上がり!
盛りつけてみると、みやびな仕上がりになりました☆お正月気分がいっそう盛り上がりそうです。
以上、紅白かまぼこの飾り切りでした。ちょっと難しく見えるかもしれませんが、簡単なものから始めると楽しくてハマっちゃうかも!?
恒例のおせちが、見違えるほど華やかになるのでおすすめですよ~!
<参考文献>
2023年 紀文・お正月百科
https://www.kibun.co.jp/news/
shogatsu221118/index.html
家族で楽しむ飾り切り&デコ
https://www.kibun.co.jp/magazine/kazarigiri