2023.05.15

食べる

【海外動画レシピ】ナスをすりおろして肉ダネ⁉ハムとチーズと一緒にサクサク「オーブン焼き」にしてみた

一年中購入出来るなす。地域特産の品種も多く、日本各地でさまざまな、なすが作られていますよね。煮る、焼く、炒める、揚げるなどさまざまな調理法にマッチして、使い勝手がいいのも魅力的です。でもイタリア人男性YouTuberは、なすをすりおろして調理!こんな使い方があるの?とビックリです。なすのすりおろし料理に初挑戦してみます♪

【全農公式】とろ~りジュワッと仕上がるの♡「なすをホットサンドメーカー」で焼いてみた!なすは春も旬♪

なすのアイデア料理考案者はお料理好きなイタリア人男性

「すりおろしなすのオーブン焼き」はYouTubeの『Ricette Perfette』というチャンネルで見つけました。レシピ投稿者はイタリア人男性で、簡単で素早く作れるおいしい料理をたくさん作っていると、概要欄に書かれていました。

ちなみにチャンネル名を訳すと『パーフェクトなレシピ』。登録者数は65万人で、「すりおろしなすのオーブン焼き」は、なんと412万回も再生されていますよ!

料理への情熱にあふれている方のようで、『Ricette Perfette』を見れば、料理のヒントになるようなアイデアがあるとも書かれていました。確かに、なすをすりおろすアイデアは日本では見かけません。一体どんな料理になるのか、作ってみたいと思います♪

なすの水分を絞るのがポイント!「すりおろしなすのオーブン焼き」に挑戦!

動画では米なすのようななすを使っていましたが、入手しやすい細長いなすで作ってみます。またチーズはペコリーノを使っていましたが、お好みのチーズで代用可となっていたので、今回はとけるスライスチーズを用意しました。



【材料】(14×23×4cmのグラタン皿1個分)
なす…600~700g ※今回は5本使用
パセリ…適量 ※今回は12g使用
にんにく…1かけ
卵…3個
薄力粉…100g
トマトピューレ…大さじ3 ※ケチャップで代用
薄切りロースハム…4枚
お好きなチーズ…150g ※今回はスライスチーズ3枚使用
パン粉…適量
塩・黒こしょう…各適量
オリーブオイル…適量

※オーブンは200℃に予熱しておきます。

1.なすはへたを取って皮を剥き、すりおろします。にんにくとパセリをみじん切りにします。



なすをすりおろすのは初めてです!大根をすりおろすよりも力がいらず、簡単にすりおろせました。パセリとにんにくも細かく刻んでおきました。

2.すりおろしたなすに塩を適量振って水分を絞ります。



なすの果肉を絞ったら、こんなに水分が出ました。計ってみると、なんと約250ml!なすを600gほど用意しましたが、重さの40%くらいが水分ということになるのですね~。今回は水分を切ったなすの果肉のみを使います。

3.ボウルになす、パセリ、卵、にんにく、塩、こしょう、トマトピューレを入れて混ぜ、薄力粉を3~4回に分けて入れ、都度混ぜます。



具材を混ぜると、やわらかい肉だねのようになりました。

4.グラタン皿にオリーブオイルを塗り、全面にパン粉を敷きます。



パン粉を敷くので底もカリッとした食感になりそう♪

5.なすだねの半量を敷き詰め、ハムとチーズを乗せます。



ハム1枚とチーズ1枚はグラタン皿に合うように切ってから、のせました。

動画では羊のミルクから作られるペコリーノチーズをすりおろして使っていましたが、お好みのチーズで可となっていたので、今回はのせやすいとけるスライスチーズを3枚使うことに。チーズはレシピの半量ほどですが、今回はこれで作ってみます。

6.残りのなすだねを敷き詰めて表面にパン粉を散らし、オリーブオイルを振りかけ、200℃のオーブンで35分焼きます。



なすだねとパン粉を乗せてオリーブオイルをかけたら準備は終了。200℃に予熱したオーブンで35分焼きます。

パン粉がサクッサク!なす生地とハム&チーズが重なってハムカツのよう♪



200℃のオーブンで35分焼いて完成しました!動画にあった時間通りに焼いて、おいしそうな焼き色が付きました。



切り分けてみるとこんな感じです。底から順にパン粉、なす生地、ハム、チーズ、なす生地、パン粉が重なり、手がこんだ料理のように見えますよ。

食べてみると、パン粉がサクッサクで揚げ物のような食感♪ そしてチーズとハムが入っているため、ハムカツのような味わいです。なすが入っているとわかる人はいないのでは?というくらいに、なすの存在が消えています。でも、ふんわりとした生地感を演出してくれていますよ。

今回はとけるスライスチーズが3枚だったのでチーズの味が控えめでした。そしてハムの味もほんのり程度。それでもパン粉のサクサク感がとてもよかったので、それほど物足りなさは感じませんでした。

なすの果肉にそれほど味がないので、次回はパセリをバジルや青じそなどの香りが強いものに変えて、チーズは多めに、ハムもベーコンに変えて作ってみたいと思います。

残ったなすの皮をアレンジしてみた!



今回はなすの果肉のみを使うレシピだったので、なすの皮が大量に残りました。

普段は皮付きのままなすを食べているので、皮を捨てるのが忍びなく思い、熱湯で2分くらい茹でてサラダに変身させてみることに。



茹でた皮を粗く刻んで、刻んだハム4枚分、レモン汁大さじ1杯半、オリーブオイル大さじ1杯、粉チーズと黒こしょうを適量混ぜ合わせました。

茹でて切ったなすの皮を味見すると、キュッとした歯触り。梅味にするとしば漬けのようなお漬物になりそうでしたが、今回は「すりおろしなすのオーブン焼き」に合うよう、イタリアン風の味付けにしてみました。



残った皮が箸休め的な一品になりました。粉チーズのコクとレモンの酸味があって、さっぱりとしています♪ なすの果肉に比べたら皮は歯ごたえがあるので、同じなすでも違った食感を楽しめました。



お料理好きなイタリア人男性のYouTubeで見つけた「すりおろしなすのオーブン焼き」は、焼きたてを食べるとハムカツのようなおいしい一品に仕上がりました♪

ちなみに冷めてから食べると、なす生地の部分がお好み焼きのようなもっちりとした感じに。焼きたてよりもどっしりとした食べ応えになりましたよ。でも、焼きたてのほうがパン粉がサクサクしていて、おいしいと思います。

なすをすりおろしてもおいしく食べられることがわかり、調理法がひとつ増えました♪オーブン料理は焼きたてを大皿で食卓に出せるので、華やかさがあるのもうれしいレシピです。

なすは春から夏にかけてが旬なので、今は、みずみずしくておいしいなすが安く手に入る時期。他の材料も手に入りやすいものばかりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

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