わが家の鍋シーズンは2月をもって終了。残ったのは、鍋のスープに使っていた「キムチ鍋の素」…。さて、どうしたものか。鍋以外でいい利用方法はないかと探したら、さっそくありました！唐揚げの下味にすると、めちゃめちゃおいしい唐揚げが出来るんですって。はらぺこグリズリーさんがTwitterで紹介していたんですよ。一体「キムチ鍋の素」を下味に使ったら、どんな味の唐揚げになるんでしょう？やっぱりキムチ味??もう鶏の唐揚げは卒業⁉安価で買えて揚げ時間も半分な「悪魔の豚こま唐揚げ」に挑戦♪やわらか～い♡メニューを考案したのは…”手間抜き料理研究家”!?
“手間抜き料理研究家”のはらぺこグリズリーさん。第6回「料理レシピ本大賞」の大賞を受賞した『世界一美味しい手抜きごはん 最速! やる気のいらない100レシピ』などを出版されているそうです。
そんなはらぺこグリズリーさんは、毎週1回、味付けを変えて唐揚げを作るほどの唐揚げマニアなんだそう。これまで作った数々の唐揚げの中で「めっっっっっちゃおいしくてびっくりした」という唐揚げが、この「キムチ鍋の素」を使った唐揚げなんですって！
10.3万件のいいね！を獲得したTwitterの話題レシピ♪「“キムチ鍋の素”唐揚げ」を紹介している、はらぺこグリズリーさんのTweetはこちら。
Tweetを見た人からは、「どんな味になるんだろう？キムチっぽい味になるのかな？」「おいしそうですが、どんな味かなぁ♪」「ピリ辛おいしそう。間違いなくビールに激マッチですね」「興味深いです！キムチで唐揚げ想像出来ない感じがします。でも試してみたいです」などなど、みなさん“どんな味”に仕上がるのか、興味津々のご様子です。
わたしも興味津々。さっそく作ってみよう♪
はらぺこグリズリーさんの「“キムチ鍋の素”唐揚げ」材料と作り方
【材料】2人分鶏もも肉…250g
キムチ鍋の素…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
片栗粉…大さじ3
揚げ油…適量
はらぺこグリズリーさんはエバラ食品の「キムチ鍋の素」を使っていました。偶然、わが家にあるのも同じエバラの「キムチ鍋の素」。ということは、レシピ通り作れば、“めっっっっっちゃおいしい”唐揚げが出来るはずですね！
【作り方】1. ボウルに適当な大きさに切った鶏肉を入れ、キムチ鍋の素としょうゆを加え、よく揉み込みます。キムチ鍋の素だけでは塩味が少し足りないので、しょうゆを足すそうです。
鶏もも肉がキムチ鍋の素としょうゆを吸うよう、しっかり揉み込みます。漬け込む必要はないそうです。
2分くらい揉み込んだら、キムチ鍋の素としょうゆが鶏肉によく絡みました。
2. 1に片栗粉を加え、混ぜます。
3. フライパンの底から3㎝ほどの油を入れ、
2を入れて揚げます。
油の温度の指示はなかったので、菜箸の先を油に入れて細かい泡が出る程度（170℃～180℃）くらいの温度で揚げることにしました。
揚げる際のポイントは、一度鶏肉を入れたら触らず＆動かさず。衣が剥がれないそうです。
そしてもうひとつのポイントは、はらぺこグリズリーさんならではのもの。
唐揚げを揚げていると、油の香りで“唐揚げを食べたような満足感”を感じるそう。そこで、唐揚げを最大限おいしく食べるために、油の香りを嗅がないようマスクをして、唐揚げを揚げるのがいいそうです。
なんて、“唐揚げ愛”に溢れるこだわりなんでしょう（笑）。はらぺこグリズリーさんの“唐揚げ愛”の強さがわかりますよね。なかなか素敵なこだわりですが…、わたしはマスクはせずに作ろう（笑）。
はらぺこグリズリーさんは、肝心な揚げ時間と火加減を言っていなかったので、自己流で揚げることに。
弱めの中火で片面3分、ひっくり返して2分30秒、トータルで5分30秒揚げました。
4. 3をお皿に盛り付ければ出来上がり。調理時間は10分。唐揚げなのに早っ。漬けダレに漬け込む必要はなく、揉み込むだけというのもお手軽ですよね。
では、いただきます！
おお～、漬け込んでいないのに味がしっかりついています。衣はカリッとして、鶏肉はやわらかくてジューシー。わずか10分でこのクオリティの唐揚げが出来るなんて、「キムチ鍋の素」ってすごい！
そして、みなさんが気になっていた味ですが…キムチの味はほぼしませーーーーん。辛さも、後味が多少ピリッとするかなというレベル。コクと旨味のある、おしょうゆベースの唐揚げという感じです。香りもにんにくの強い香りがするわけではないので、お弁当のおかずにしてもよさそう。
はらぺこグリズリーさんの「キムチ鍋の素」を使った、やわらか＆ジューシーなコクうま唐揚げ、作ってみてはいかがでしょう。
