2023.06.09

食べる

紅白なますの“白”を大根…ではなく「じゃがいも」で作ってみた!このシャキシャキ感、優勝♪【農家直伝】

新じゃががおいしい季節です♪煮物や揚げ物など、定番のじゃがいも料理以外に、おいしい食べ方がないかな~と探していたところ、「じゃがいもなます」という、なんとも気になるレシピに出合いました!考案したのは、広島県竹原市のじゃがいも農家で、「農家レストラン 西野」のオーナー・西野弘美さん。「紅白なます」といえば、にんじんと大根が定番ですが…じゃがいもを使うなんて、目ウロコ♪作ってみたところ…。

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やさしい甘さがクセになる♪「じゃがいもなます」


「なますは、食材を調味酢で和えたもの。生野菜を使うことが多いですが、じゃがいもの場合は、水にさらしてデンプンを取り除いてから、さっと茹でて使います。このひと手間で、シャキシャキに仕上がりますよ」(西野さん)



じゃがいもといえば、品種によってホクホク系、しっとり系などありますが、調理法によって、シャキシャキの食感も楽しめるんですね!どんな味になるか楽しみ~♪



材料(2~3人分)
じゃがいも(中サイズ)…1個
にんじん…1/5本
ちりめんじゃこ…ひとつかみ

【合わせ酢】
酢…100ml
砂糖…80g
みりん…大さじ2
酒…大さじ2
塩…ひとつまみ

1.合わせ酢を作ります。
酢、砂糖、みりん、酒、塩は小鍋に入れ、弱火で砂糖を溶かします。



加熱方法は、砂糖が溶ければよいので、レンチンでもOKだそうです!

2.じゃがいもとにんじんは、皮を剥いて細切りにします。

わたしは、スライサーで薄く切ってから、細切りにしました。







3.2のじゃがいもは、5~10分水にさらして、余分なデンプンを取り除きます。



余分なデンプンを取り除くことで、変色を防ぐことができたり、調理の際にじゃがいも同士がくっつきにくくなったりと、いいことずくめ。ここはしっかりと水にさらしてくださいね!

4.3のじゃがいもを熱湯で30秒茹で、ざるに上げて水気を切り、キッチンペーパーなどで、しっかり水気を拭き取ります。



5.4のじゃがいもと2のにんじん、ちりめんじゃこを1の合わせ酢で和えます。


器に盛って、完成!



食べてみると…おぉ~!本当にシャッキシャキだ~!
じゃがいもとは思えない食感!

合わせ酢のやさしい甘さもい~感じ。
じゃがいもと、とってもよく合いますね~。

ちりめんじゃこも入っていることで、旨味と食べ応えが加わった感じ。
いい味だしてます♪

わたしは酢がちょ~っとだけ苦手なのですが、このなますは大好き!
じゃがいもの新たな魅力を発見できました。

みなさんも、ぜひお試しください!

「農家レストラン 西野」では、総菜の販売も



地元の女性たちの手料理がバイキングで味わえる人気の「農家レストラン 西野」。
お店では、オリジナルの調味料やお菓子など、さまざまな加工品を開発・販売しています。

なかでも人気なのが、手作りの冷凍総菜。

「お店に来てくださったお客さんから、総菜を買って帰りたいと言われることが多くて。それで、バイキングで提供している料理を多めに仕込んで、日持ちする冷凍にして販売するようになったんです」(西野さん)

なるほど~!「お店の味を家に持って帰りたい」というお客さんの声から生まれた商品なんですね。

実は、今回ご紹介した「じゃがいもなます」も、販売されている「冷凍総菜」の一つ。他にも、「ひじき煮」など、約10種類を各330円(店頭価格)で販売しています。



お店に足を運べないという人も、お店のホームページから詰め合わせセットを購入できるそう。
ふるさと納税の返礼品にもなっているそうなので、気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

農家レストラン 西野

地元の料理上手な女性たちが作る家庭料理を、バイキングで味わえる。使う食材は、地元産の米や、有機肥料で育てた旬の自家産野菜、瀬戸内海でとれる天然物の海の幸。食材の生産から調理まで、100パーセント手作りの「顔の見えるレストラン」として、地元客や観光客に愛されている。

営業日:土曜日、日曜日(平日は団体客を対象にランチメニューの予約のみ受け付け)
営業時間:11:00~14:00
住所:〒725-0013 広島県竹原市吉名町2474
電話:0846-28-0284
ホームページ:https://www.nouka2474.com/

農家レストラン 西野写真/松尾純 取材協力/JAひろしま

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