2023.06.27

食べる

【牛乳大量消費】自家製のチョモランマ級「クリームチーズ」に挑戦♪口の中でふわっと溶けてクリーミー♡

クリームチーズを使うと、日々の料理が少しランクアップした気分に。ディップにしたり、手作りスイーツを作ったりと簡単におしゃれな雰囲気や味わいを演出できますよね。でも、最近はチーズの値上がりが顕著で、気軽に購入しづらくなってきました。それなら、牛乳から手作りしちゃおう!というわけで無調整牛乳を使って挑戦!少し時間はかかりますが、買うよりも半分くらいの値段で作れましたよ♪

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材料4つ!無調整牛乳で「自家製クリームチーズ」を作ってみた♡


今回挑戦する「自家製クリームチーズ」を紹介していたのは、チャンネル登録者数25.6万人の『DAIFUKU KITCHEN』。
さっそく挑戦してみます!

ちなみに、牛乳は必ず成分無調整のものをご用意くださいね。酢は米酢、穀物酢、りんご酢などお好みのもので、ぜひ♪



【材料】(仕上がり量約250g分)
成分無調整牛乳…1L
酢…37g 
塩…小さじ1/3
レモン汁…小さじ1/2~1

1.鍋に牛乳と酢を入れて中火で温め、底が焦げないようにかき混ぜ、牛乳が分離しておぼろ状に固まってきたら火を止めます。



牛乳に酢を入れて加熱します。最初は酢のにおいがしますが、そのうち消えましたよ。



中火で15分くらい加熱すると牛乳が分離し、おぼろ状になってきました。温度を計ってみると約92℃。沸騰直前になると急に牛乳が固まりだしました。



こんな感じで牛乳が小さい固まりになりますよ。今回は牛乳を直前まで冷蔵庫に入れていたので加熱時間が長くなりましたが、事前に牛乳を出しておけば、もう少し早く固まると思います。

2.キッチンペーパーを敷いたザルで、1の牛乳を濾します。



ザルで濾すとこんなに水分が出ました。これはホエーと言われるもので、栄養がたっぷりと含まれているんですよ。



計ってみると約700mlものホエーが取れました!ホエーは料理に使えるので、捨てずにご活用くださいね。ちなみに筆者は、後でスープに使おうと思います。

3.水分が切れたら表面にラップを密着させ、冷蔵庫でひと晩水切りします。



冷蔵庫でひと晩寝かせます。

4.ひと晩水切りしたらラップとキッチンペーパーを取り除きます。塩を加え、泡立て器でなめらかなクリーム状になるまで混ぜます。



ひと晩寝かせたクリームチーズが、上の画像です。しっかりと水切りした絹ごし豆腐のような感じです。キッチンペーパーは破れやすいので気をつけて剥がしてくださいね。



塩を加えて少し混ぜると、おからのようにポロポロになりました。滑らかな状態になるよう、泡立て器でひたすら混ぜます!



7分くらい泡立てるとなめらかな状態に!チーズは結構重たくて、混ぜるのが大変でした。

5.フタ付きの容器に入れて冷蔵庫でひと晩寝かせます。



計量してみると容器の重さを除いて250g作れました。



寝かせることで、一層なめらかなクリームチーズになるそうですよ。

7.ひと晩寝かせたクリームチーズにレモン汁を加えて混ぜ、味を調えます。



クリームチーズをひと晩寝かせてみましたが、なめらかさに大きな変化はありませんでした。そしてレモン汁を入れる前のクリームチーズを味見してみたら、牛乳のほんのりとした甘さがあって、とてもやさしい味わい♡

レシピではレモン汁が小さじ1/2杯~1杯となっていたのですが、レモン汁は多めのほうがよさそうだったので、小さじ1杯を加えて全体を混ぜ合わせました。これで「自家製クリームチーズ」の完成です!

市販品より酸味がマイルド♪やわらかくて料理やお菓子作りに使い勝手よし!



寝かし時間が必要なため、完成まで2日かかりました。けれど、実際の工程は、温めた牛乳に酢を入れて固まったチーズを取り除くという作業だけ。30分くらいで終わりました。

1Lの牛乳から約250gのクリームチーズが作れるので、市販品よりも少し多い量を作れますよ。牛乳1Lは200円くらい、クリームチーズ200gは400円くらいで売られているので、市販品の半分くらいの値段で作れました♪

食べてみると酸味が軽くてかなりマイルド。レモン汁を小さじ1杯加えましたが、もう少し多いほうが、市販品の味に近づけそうです。でも牛乳特有のやさしい甘さがあっておいしい♪

そしてペーストのようなやわらかさなので、口の中でふわっと溶ける感じが♪これは市販品にはない食感。食べやすいクリームチーズを作れて大満足です!

「自家製クリームチーズ」を使ってアレンジしてみた♪



冷蔵していてもペーストのようにやわらかい「自家製クリームチーズ」は、必要な時にさっと使えてとても便利♪クラッカーに少し塗ってフルーツをトッピングすれば、アミューズっぽい♪

自家製クリームチーズは酸味がやわらかいので、さっぱりとした生クリーム感覚でいただけます♪生クリームが苦手なうちの子は、このクリームなら食べられる♪と喜んでいました。



こちらはミニトマトにトッピングして、カプレーゼ風に。トマトのジューシーさとやわらかなクリームチーズがマッチして、食感に違和感がまったくありません♪市販品のクリームチーズだと硬いので、食べた時に”トマトとチーズ”という印象を受けますが、「自家製クリームチーズ」は一体感がありましたよ。

トマトにトッピングするだけですが、おしゃれな前菜に変身しました♪

クリチの副産品・ホエーで「トマトスープ」を作ってみた!



無調整牛乳に酢を加えて加熱すると牛乳が固まり、チーズと水分に分かれます。この水分はホエー(乳清)と言われ、栄養がたっぷり!

今回のクリームチーズ作りのプロセスでは、2で取ることが出来ます。

味見してみると牛乳らしさはまったくなし。乳酸菌飲料をさっぱりとさせたような味わいで、さらっと飲めました。ホエーは料理やお菓子作り、ドリンクなどに活用出来ますよ。今回はカットトマト缶を使って簡単スープにしてみたいと思います。

以下は、YouTubeチャンネル『DAIFUKU KITCHEN』で紹介していたレシピを参考にしたもの。
ホエーとコンソメ、トマト缶の分量は紹介されていましたが、具材については詳しい分量がなかったため、筆者が自分で考えました。



【材料】(2人分)
玉ねぎ…1/4個
にんじん…1/4本
ピーマン…1個
しめじ…1/6株
薄切りベーコン…1パック
ホエー…300ml
コンソメ(顆粒タイプ)…小さじ1
塩・こしょう…各適量
カットトマト缶…1/2缶
オリーブオイル…適量

1.玉ねぎ、にんじん、ピーマン、しめじを小さめに切り、ベーコンを1cm幅の細切りにします。



野菜はすべて同じくらいの粗みじん切りにしました。

2.オリーブオイルを引いた鍋を中火で温め、玉ねぎ、にんじん、ベーコンを軽く炒め、ホエーとコンソメを加えて煮込みます。



一般的なスープは水を加えますが今回はホエーを使って作ります。コンソメを加えて5分くらい中火で煮込みました。

3.玉ねぎとにんじんがやわらかくなったら、ピーマンとしめじを加えて塩とこしょうで味付けし、トマト缶を加えて煮込みます。



缶詰のカットトマトを加えて、塩とこしょうで味を整え、5分ほど煮込んだら完成です。

トマトの酸味が和らいでまろやかな味わいに♪



10分くらいの煮込み時間であっという間に完成した「ホエー入りトマトスープ」です。食べてみると短時間で作った割にはトマトの酸味が和らいでおり、まろやかな味わいに仕上がっています♪

味付けはコンソメ、塩、こしょうとシンプルなのですが、水で作るよりも角がない口当たり。これがホエーの実力なのですね!ホエーはみそ汁に入れたり、パンケーキやドリンクに入れたりといろいろ活用出来るので、捨てずに使ってくださいね。



無調整牛乳1Lから作る「自家製クリームチーズ」は、マイルドな酸味とやさしい甘さを楽しめる、軽い口どけのクリームチーズでした。

そのまま食べても、レアチーズケーキやさっぱり生クリームのように味わえるので、作っておくとちょっとリッチな気分になれますよ。そして作る工程は料理と言うよりも実験をしているような感覚で、楽しめます!

市販品にはないフレッシュなおいしさを楽しめるので、ぜひ作ってみてくださいね。

動画はこちらでチェック!
https://www.youtube.com/watch?v=-y0Q2h6C-3w

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