2022.10.01

食べる

【カゴメ×NEC】AIがマリアージュを算出!トマト×クリチー×レモンの「野菜の二層プリン」作ってみた!

先日ニュースを見ていたら、2層仕立ての野菜プリンが話題に。味の組み合わせが意外!と思っていたら、なんとAIを使って野菜にぴったりな食材を追求した結果レシピに反映したとか。しかもそのプリン、子どもの野菜嫌いを克服してほしいという想いから開発されたんですって。公式サイトには夏、秋、冬向けプリンのレシピがありましたが、残暑の今はトマトが気分にマッチ! トマトを使った爽やかなプリンを作ってみましょう♪

【味覚センサーの結論】「冷やし中華」にチョイ足しで悶絶級なウマさ!「AI」が提案するマリアージュ食材とは?

AIが50万通りのレシピを分析した結論!野菜のおいしさを伝える“AIのプリン”

話題の野菜プリンを作ったのは、トマトジュースやケチャップなどでおなじみの大手企業・カゴメと、電子メーカーのNEC。
NECのAIを活用して、野菜と相性のよい食材を見つけ出し、プリンのレシピに反映させたそうです。

ちなみに以下は、味の組み合わせをシミュレートしたAIの開発元、NECのTwitter。
「トマトとクリームチーズのプリン」が紹介されていますね♪




このプリンの誕生のきっかけになったのは、子どもの野菜嫌い。野菜が好きな子どもでも、その74%に“嫌いな野菜”があるんですって。

AIが導き出したおいしい素材の組み合わせで、野菜のおいしさに気づいてほしい。そんな思いが詰まった“AIのプリン”。
NECのホームぺージには、旬の野菜を使ったプリンのレシピが夏、秋、冬とそれぞれ2種類ずつ公開されていました。

筆者が気になったのはTwitterでも紹介されている「トマトとクリームチーズのプリン」。レシピを参考に作ってみましょう。

プリンとゼリーの2層仕立て「トマトとクリームチーズのプリン」を作ってみた!

サイトで紹介されているレシピは、ビン入りプリン約5個分ですが、手持ちの容器に合わせた分量にして作ってみたいと思います。



【材料】(直径7.5cm、高さ5.5cmのグラス2個分)
(プリン)
牛乳…75ml
クリームチーズ…21g ※事前に冷蔵庫から出しやわらかい状態にしておく
卵黄…1個分
グラニュー糖…12g
生クリーム…大さじ2強
バニラエッセンス…数滴

(ジュレ)
水…75ml
グラニュー糖…15g
イナアガー…3g
塩…少々
レモン汁…小さじ1/2
バニラエッセンス…数滴
ミニトマト…3個 

公式サイトではジュレの材料でイナアガーを使っていますが、今回は手に入らなかったのと、手軽に作りたかったのでゼラチンを使っています。イナアガーの材料は粉ゼラチン(ふやかし不要タイプ)…3gで代用しています。

ではさっそく作っていきます。

プリンとゼリーの2層仕立てのため、先にプリン部分を作ります。

1.ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れてよく混ぜ、生クリームとバニラエッセンスを加えて混ぜます。



今回は溶けやすいグラニュー糖を使いました。よく混ぜれば普通の砂糖でも代用できると思います。

2.鍋に牛乳を入れて混ぜながら沸騰させて火を止めます。



焦がさないようによく混ぜながら中火で3分ほど加熱しました。

3.別のボウルでクリームチーズを軽く混ぜ、温めた牛乳を2回に分けて入れ、よく混ぜ合わせます。



牛乳を沸騰させたのはクリームチーズを溶かすためだったのですね。なめらかになるように混ぜましょう。

4.1の卵液に、3のチーズ液を2回に分けて入れよく混ぜ、濾しながら容器に注いで、アルミホイルでふたをします。



卵液になじむようチーズ液を2回に分けて入れ、よく混ぜました。



茶こしで濾すとクリームチーズの粒がたくさん!スプーンで押してしっかり濾し、グラスの中に加えました。



アルミホイルをかぶせてグラスの口を塞ぎます。

5.鍋に3cmほどの深さまでお湯を注いで、容器を並べます。鍋にふたをして中火にかけ、カタカタと音がしたら弱火にして約8分蒸します。



お湯を少し張ってから火を点けます。



中火で3分ほど加熱したらカタカタとグラスが揺れる音がしたので、弱火にしました。

レシピ通りに8分でプリンの表面を確認しましたが、中央部が液体のように揺れたので弱火のまま1分半追加。そこで確認してもまだ固まっていなかったので、さらに1分半追加。それでも中央部が固まらない…。様子を見ながら、加熱時間を少しずつ伸ばしました。



レシピでは軽くゆすって表面がプルプルした状態なら完成とありました。結局、最初の加熱の8分以降、少しずつ様子を見ながら追加時間を重ね、最終的には弱火で19分も蒸しました。

ホームページで紹介されている「AIのプリン」はビン入りなので、容器の形状によってプリンの火の入り方が違うのだと思います。蒸し時間はプリンの様子を見ながら調整してくださいね。

6.蒸し上がったら粗熱を取って、冷蔵庫で3~4時間冷やします。



プリンを冷やしている間にゼリーを作ります。

7.鍋に水、グラニュー糖、塩を入れてよく混ぜて沸騰させ、粉ゼラチンを加えてよく溶かします。



ふやかし不要の粉ゼラチンは80℃以上の液体に入れる必要があるため、沸騰してから加えてくださいね。

8.ボウルにゼリー液、レモン汁、バニラエッセンスを入れて混ぜます。ボウルの底を氷水に当てながら混ぜ、クラッシュゼリーにします。



3分くらい混ぜていたら急にゼリーが固まり出しました。固まったら氷水からボウルを外し、混ぜてクラッシュゼリーにしました。

9.刻んだトマトを加えて軽く混ぜ、冷やしたプリンにトッピングします。



ミニトマトは1個を8等分にしました。プリンが冷えるまでゼリーも冷蔵庫で冷やしておきます。

チーズプリンがなめらか~!トマトの赤とゼリーの透明感が映える♪



冷えたプリンの上にゼリーをトッピングしました。小さく切ったトマトがたくさん乗って、まるでイチゴのような雰囲気です♪ ゼリーの透明感も涼し気!



横から見るとこんな感じです。ちょっと見えにくいですが、プリン8割、ゼリー2割の割合です。



すくってみると、プリンがなめらか~。クラッシュゼリーがプルンとしていて、2つの食感をひと口で楽しめそうです♪

いただきまーす。チーズプリンがとてもおいしい! クリームチーズのやさしい酸味と甘さが広がって、カスタードプリンとは全然違うおいしさです♪ そして、ゼリーがほんのり甘くてプルンとしていて、食感が楽しい!

チーズプリンの風味が強いのでトマトの味はほとんど感じません。トマトの味はうまくカモフラージュされ、その赤い見た目のよさだけが引き出されているようです。



AIが導き出したトマトに合う食材。プリンに入れたクリームチーズとゼリーに入れたレモン。どちらも酸味があるのでトマトの酸味と合うのでしょうね。

普段、トマトにクリームチーズを合わせることがないので、筆者もこの組み合わせはおいしい!と思いました。チーズプリンの味も最高でしたよ♪
それに、こんなにかわいい見た目のプリンが出てきたら、トマト嫌いな子どもも、食べてみようかなと思ってくれそうです。そして食べてみたら、きっと「おいしい!」となるはず♪

とってもおすすめのレシピです!

プリンだけでも、ゼリーだけでもとてもおいしかったですよ。もし、2層仕立てで作るのが面倒であれば、トマト入りのゼリーだけでも作ってみてくださいね。


【あわせて読みたい】

【タサン志麻さんの自宅ご飯】夏バテした体に染み渡る~♡ヒンヤリ旨い「桃とトマトのスープ」作ってみた

【トマトでスイーツ】え、その組み合わせってアリ⁉「トマトチョコアイスクリーム」作ってみた!不思議な美味しさ♡

映える「ミニトマトのグラスゼリー」はまるっとトマトゼリーがトマトのプリンにオン!Wトマトのおいしさ♡

Pick up

Related

Ranking