2021.09.20

磨く・整える

【衣替えは整理どき】今着たい服がサッと取り出せるクローゼットの作り方【整理収納アドバイザーが伝授】

「服はたくさんあるのに着たい服がない」「コーデがマンネリ」…そんな経験ないですか? コロナで外出が減り、部屋着やワンマイルコーデが主流になったという方も少なくないのでは? 年齢やライフスタイルの変化で「今着たい服」は変わっていくものです。というわけで、衣替えのこの時季に、コーデに悩まない、着たい服がサッと取り出せる「クローゼットの作り方」を提案しちゃいます。


洋服を分類してみよう




まずは、洋服を4つに分類します。必要な服と、必要でない服を明確にします。すると、着ていない服の傾向も見えてくるはず。今後のお買い物の際の参考にしましょう。また、withコロナの時代になり、ファッションに求められるものも「動きやすさ」や「快適さ」へとシフトしつつあり、ワンマイルコーデが主流になってきています。改めて、今の自分が着ていて気持ちのいい洋服を手元に残すことを意識して、そうでない洋服は思い切ってサヨナラしましょう。

「今着たい服」を見つけよう
自分の好みのスタイルを知る



次にinstagramやpinterestなどで、好きなスタイルを見つけることを始めましょう。自分好みのスタイルを画像で探してスマホに保存。それらの画像を見返すと、自分の好きなスタイルのテイストが見えてきます。どんな自分でいたいかという視点も入れて、お気に入りを見つけましょう。

自分に似合うスタイル知る

パーソナルカラー診断や骨格診断を受けて、自分に似合う色やカタチを知るのもおすすめです。それらの診断はネットで簡単にできます。また、家族や友人など第三者にコーディネートを見てもらい、客観的に“似合っているか”を知ることも大切です。

空間を分けて収納しよう



■上段の棚



使用頻度が低いアイテムを収納します。我が家はIKEAのSKUBBにオフシーズンの洋服を収納しています。取っ手の付いた収納アイテムを活用すると、取り出しやすくしまいやすいです。

■洋服を吊るすバーの部分


掛ける収納で一目瞭然

オンシーズンの洋服は掛ける収納がベスト。洋服が一目瞭然ですし、出し入れもラク。その際、ワンピース、シャツ、などのアイテム別、もしくはカラー別に掛けるようにすると、コーディネートがしやすくなります。また、使用するハンガーも厚すぎないタイプで統一すれば収納量もより多くなり、クローゼットの限られた空間を有効活用できます。

■下段



下段のスペースは引出し収納やラックを活用して収納するのが一般的です。洋服を畳んで収納する場合、立ててしまうのがおススメ。整理ケースやブックエンドを活用して立てて収納すれば、洋服が見渡しやすいので、洋服選びもスムーズです。



トップスだけでなく、ボトムス専用のハンガーを活用すれば、しわにもなりにくく、身支度がスムーズになります。わが家ではクローゼットを上段と下段に分けて2段式で活用できるよう、100均のS字フック・プラスチックチェーン・突っ張りポールを使って、ブランコハンガーを自作。ボトムスも掛ける収納にしています。

洋服の一時置き場を作ろう



1度着たくらいでは洗濯しないアイテム(例えばアウターなど)を、一時的に置いておく場所を作っておくと便利です。わが家ではクローゼットの扉にフックを掛けて、一時置き場としています。カゴやトレイを活用するのもおススメです。

衣替えの整理のポイントと、「今着たい服」がサッと取り出せるクローゼットの作り方について紹介しました。今の自分が着たい服が取り出しやすくしまいやすいクローゼットを目指して整理してくださいね。

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