わが家の「野菜炒め」の問題点は2つ。水分が出てしまうことと味が決まらないこと。栄養たっぷりなのに、子どもにはいつも不評なメニューなんです。そんな悩みを解決してくれそうな「野菜炒め」が、YouTube『けんまさきっちん』にありました!再生回数28万回!王将で10年近く働いていた元店員さんが教えてくれる王将風「野菜炒め」です。いったいどんな野菜炒めなんでしょう。何がわたしの作るのと違うのでしょう。確かめてみようと思います。
日本一めんどくせぇ「野菜炒め」作ってみた!調味料は塩のみ!手間暇かかるけど未体験な味に驚愕
けんまさきっちんは王将で10年近く働き、今は料理研究をし情報を発信している方です。
チャンネル登録者数 5.09万人。動画には王将再現メニューが豊富です。
王将風「野菜炒め」の材料はこちら
【材料】2人分
豚こま切れ肉…150g
玉ねぎ…1/4個
きくらげ…20g ※戻しておく
もやし…100g
長ねぎ…1本
たけのこ…30g ※水煮
にんじん…50g
キャベツ…100g
にんにく…1かけ
しょうが…1かけ
◆合わせ調味料
中華調味料(ペーストタイプ)…小さじ1/2強
うま味調味料…5振り
オイスターソース…小さじ1/2
濃口しょうゆ…小さじ1強
酒…小さじ1/2
砂糖…小さじ1/2
◆肉の下処理
酒…少々
塩・こしょう…各適量
溶き卵…大さじ1
片栗粉…大さじ1弱
◆仕上げ
水溶き片栗粉…小さじ1
ブラックペッパー…適量
ゴマ油…適量
※水溶き片栗粉は水と片栗粉を1:1で溶いたもの。
【作り方】
1.豚肉に、酒、塩、こしょう、溶き卵、片栗粉を、順に加えてよくもみ込みます。
ひとつ入れるごとに、よくもみ込みましょう。
粘り気が出るまで、しっかりこねるのがポイント。
お肉に、卵と片栗粉を加えることで、肉の水分が外に逃げださず、ジューシーに仕上がるそうです。
2.合わせ調味料を作ります。
材料をすべて加えたら、中華調味料が溶けるまで電子レンジで温めます。
わが家の電子レンジ(600W)だと、10秒で溶けました。
3.野菜を切っていきます。
キャベツは細長くざく切りに、にんじんは半分に切って薄切りにします。
玉ねぎは繊維を断つように、薄切りにします。
しょうが、にんにくはみじん切りに。たっぷり入れるのがおすすめです!
たけのこは、動画では、ひだを取って薄切りにとのことでしたが、筆者が使ったものは小ぶりだったので細長く食べやすい大きさに切りました。
長ねぎは斜めに切り、きくらげは手でちぎってひと口大にします。
4.火をつけて、鍋が温まったら、油大さじ1(分量外)を入れます。
弱火にして、豚肉を広げて入れていきます。
肉に片栗粉と卵が入っているので、油の量が少なすぎると、ぼそぼそになったり、焦げついたりするそうです。
卵のせいで焦げ目が普段より濃くつきますが、気にしないようにとのことでした。
よし、気にしません!いい匂いがしてきました。
焼けたら、いったん皿に取り出しておきます。
5.鍋に再び、油大さじ1弱(分量外)を入れ、弱火にして、にんにく、しょうがを加えます。
香りが出てきたら、にんじん、玉ねぎを加えましょう。
しんなりしてきたら強火にします。
さすが、火の調節が細やかですね。
続いて、キャベツ、もやし、長ねぎ、たけのこ、きくらげを一度に加えます。
コツは強火でさっと炒めること。鍋はあまり返しすぎないようにしましょう。
4のお肉を鍋に戻し、1分ほど強火で炒めます。
6.鍋肌に2のタレを加えて、焦がしじょうゆにします。
鍋の端でタレが焦げるのを少し待ってから、野菜と合わせましょう。
ジュージューッという音、しょうゆの焦げた匂い。うーん、空腹にはたまりません!
香りが出てきたら、野菜と合わせます。
続いて、水溶き片栗粉をまわし入れます。
これを加えることによって、野菜の水分が外に逃げださず、タレがしっかり野菜に絡むそうです。
最後に、ブラックペッパーと、ゴマ油をひとまわし入れて、全体を合わせたら完成です!
下処理のおかげで、安いお肉がふわふわに!
さっそく、いただきます!
うわ、これはおいしいっ!
まず、お肉がふわふわすぎて驚きました。スーパーでいちばん安い国産の豚こま切れ肉でしたが、とってもやわらかくジューシーです♡正直なところ、こんなにふわふわになるとは思っていませんでした。卵と片栗粉で下処理をしたおかげなんですね!
いつも下味はパッと雑にすませてしまうのですが、丁寧にしっかりもみ込むのも大切だったようです。
もやしもキャベツも、歯ごたえシャキシャキです!!どの野菜にも味がしっかりついていて、食べる手がとまりません。ご飯にも、もちろん合う!
ブラックペッパーが好きな方は多めに入れたら、さらにメリハリが出ると思います。
子どもは、野菜嫌いなはずなのに⁉
何より驚いたのは、わが家の野菜嫌いな娘が「おいしい~」と言って、自分からぱくぱくと食べたことです。
キャベツも、もやしも、たけのこも、どれも苦手なはずなのに。あの手この手で食べさせるのに必死だった、あの苦労は何だったのだろう…。野菜が苦手なお子さんにも、ぜひおすすめです!
おいしい「野菜炒め」をつくる5つのポイント
『けんまさきっちん』さんが「野菜炒め」を作る時に、おさえるべきポイントをあげてくださっていました!
①お肉の下処理はしっかり!
②野菜は火の通りにくいものから炒める!
③最後は強火で、さっと!
④タレは鍋肌に入れる!
⑤水溶き片栗粉で、水分を逃さない!
お皿を傾けてみましたが、なんと、水分がまったく出てきません!!
時間がない時は、カット野菜でも大丈夫だとおっしゃっていました。
大人も子どもも、箸がとまらなくなる王将風の「野菜炒め」。
ぜひ、作ってみてくださいね!
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