2023.06.17

食べる

【ジョーさん。のワンパン】残ったきんぴらで「ごぼうと新じゃがのガレット」に挑戦♪マヨ×ゴマ油のソース絶妙♡

管理栄養士のともゆみです。料理研究家のジョーさん。といえば、ワンパンで簡単おいしい料理を作るので有名なお方。手間を省いたそのレシピには定評があり、筆者もときどきお世話になっています。今日作るのは、残り物になりがちな「きんぴら」の再生レシピ。しかも9分で出来るというんです。ガレットなんてちょっとお洒落だし、さっそく作ってみようかな♪

【ドイツ人料理系YouTuber】がスペイン人に教わった「ほうれん草と新じゃがのチーズグラタン」に挑戦♪未知の料理だわ…

『ヒルナンデス!』の「劇的!時短レストラン」というコーナーでは、人気料理人が決められたテーマで時短料理に挑戦します。その日は、余りがちな食材を使ったアレンジ料理がお題でした。料理研究家のジョーさん。は、お惣菜の「きんぴら」を何とガレットに仕立てるといいます。シャキシャキ食感が楽しいガレットなんですってよ。

「ごぼうとじゃがいものガレット」の材料と作り方

【材料】
新じゃがいも…1個
きんぴらごぼう…35g
粉チーズ…小さじ2
ゴマ油…大さじ2
粗びき黒こしょう…適量

〈アリオリ風ソース〉
マヨネーズ…大さじ1と1/2
砂糖…小さじ1/2
レモン汁…小さじ1/2
ゴマ油…小さじ2
牛乳…小さじ1
おろしにんにく…小さじ1
塩…1つまみ
こしょう…1つまみ

※今回きんぴらごぼうは作りましたが、市販のものでもOKだそう。
作り方は、きんぴらごぼう用にごぼうとにんじんがカットされたもの110gを大さじ1/2のゴマ油を引いたフライパンに入れ、中火で炒めて、火が通ったらしょうゆ大さじ1、砂糖大さじ1を絡めて1分ほど炒め煮にしたものです。

null

【作り方】
1.  新じゃがいもは、よく洗い皮付きのまま千切りにします。

null

2.  フッ素樹脂加工のフライパンに油を引かずに、1ときんぴらごぼうを入れて中火で炒めます。粉チーズ、粗びき黒こしょうを加えて混ぜます。

null

3.  2を薄く広げてゴマ油を回し入れます。中火のまま4分ほどこんがりとなるまで焼きます。
この状態で固まるのかなと心配でしたが、たっぷりのゴマ油で揚げ焼きのようになり、ちゃんと固まりました。

null

4.  ひっくり返し、さらに裏面を2分加熱します。

null

5.  ボウルにアリオリ風ソースの材料を全て入れて混ぜ合わせます。

null

6.  4を器に盛り付けて、粗びき黒こしょうをかけます。ソースを添えて完成です。
わたしが作った場合は炒める時間が長かったのか、9分で出来ず15分近くかかりました。

null

食感カリサク、にんにくの効いた甘めのソースがとってもおいしい♡

全体にゴマ油の風味が効いていて、新じゃがはサクサク、ごぼうはカリッカリです。きんぴらごぼうは最初から味が付いていますが、新じゃがの方も軽く味があって、ソースなしでもおいしく食べられます。ソースは、にんにくがよく効いていてマヨネーズが甘くまろやかです。ガレットに付けると、コクと爽やかさが加わり、これまたおいしいです。

時短テクニックおさらい

切る編…皮剥きを省く
新じゃがは皮が薄くやわらかいので、皮剥きしません。

炒める編…調味料は最低限
新じゃがは瑞々しいので水にさらさずそのまま使います。
ガレットを作る時には通常片栗粉を使いますが、新じゃがに含まれる水分とでんぷん質で固まるので、片栗粉は使いません。
きんぴらごぼうに味が付いているので、調味料は最低限にします。旨味の宝庫である粉チーズでコクと旨味を追加します。

ソース編…手間を省く
アリオリソースをちゃんと作ると大変なので、マヨネーズとゴマ油で代用し、手間を省きます。


クロロゲン酸について

ごぼうの皮やじゃがいもの皮の近くにはクロロゲン酸という成分が含まれています。クロロゲン酸はポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、血糖値の上昇を抑制するほか、脂肪の蓄積を抑える働きがあることもわかっています。脂肪肝などの内臓脂肪の蓄積防止も期待できます。

きんぴらごぼうが余った時の救済としてガレットを作りましたが、小学生の子どもにとっては、ガレットの方が良かったみたいですね。最初に作った「きんぴらごぼう」は仕方なく食べさせられたという感じでしたが、ガレットにするとがっついて食べていました。今度からきんぴらが余った時にはフライパン1つで出来るコレでいこうと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社


じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点

じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。

1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。

2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。

3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。

4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。

5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。



Pick up

Related

Ranking