暑さもあと少し(という予報ですが…)。とはいっても、熱中症に予断を許さない毎日ですが、今回は体にこもった熱を最速で下げる”最終兵器”をご紹介。朝ドラ「おかえりモネ」でも車いすランナーの女性が実践していました。それが「アイススラリー」という飲みもの。スポーツドリンクを用意すれば簡単に作れます。実際に作ってみました。
「アイススラリー」ってなに?
アイススラリーとは微細に砕いた氷と液体を混ぜた、シャーベット状のドリンクのことです。
熱中症対策には、水分補給と塩分を適切にとることが必須なのはご存じかと思います。携帯扇風機などで体表の熱を冷やして下げ、汗で出てしまった水分や塩分補給をして対処するのですが、そのとき「深部体温」を下げるのがとても重要だといいます。
それで微細な氷が入った液体なんです。こもった熱を最速で下げる効果があるのだとか。
ドロッとした液状なので、氷そのものを食べるより喉を通りやすいので、体の深部の温度を下げ、上昇も抑えてくれます。今年はかなり暑かったので、テレビの天気予報コーナーでもこの「アイススラリー」を取り上げていましたね。
「アイススラリー」の作り方は簡単
準備するもの
スポーツドリンク1本(500ml)
製氷皿
ミキサー
今回、製氷皿を密閉袋で代用、ミキサーは使わずに作りたいと思います。
冷やして混ぜ合わせるだけ
1.スポーツドリンクの3分の2の量を密閉袋に入れて凍らせる。(4~5時間程度)
2.密閉袋を使って凍らせたあと、氷を麺棒などで割る。
(密閉袋を使うと、冷凍庫から出して5分程置いておくと氷は簡単に割れました)
3.残していた3分の1のスポーツドリンクと一緒にミキサーで撹拌したらできあがり。
(ミキサーを使っていないのでスプーンでかき混ぜました)
製氷皿を使うとスペースを取りますが、密閉袋を使えばスペースを取らないので便利です。スポーツドリンクを凍らせるとき、しっかりと平らにして冷凍庫で凍らせると、あとで割りやすいです。凍ったスポーツドリンクは冷凍庫から出して5分ほど時間を置いてから割るのがおすすめです。氷がやわらかくなって割りやすいですよ。
ミキサーがなくても混ざったので、手軽に作れました。
氷がシャリシャリッとして、まるでかき氷を飲んでいるみたいでした!
スポーツドリンクをそのままペットボトルに入れて凍らせると、はじめは濃くて最後の方は味がしない…なんてこともありますが、アイススラリーはそんな心配がなく、最後まで同じ味を楽しめました。
溶けやすそうなイメージしたが、思ったより溶けなかったので、長い時間楽しめました。
長時間外に出るときにあらかじめ凍らせておくと帰ってきたときにすぐに飲めるのもいいところです。
飲んだら速攻、体の芯から冷めたくなった気がします。
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