2023.07.29

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【馬場ちゃんレシピ】激ウマ「悪魔の砂肝」が食感最高な秘密は「隠し包丁」と…「コールドスタート」だって⁉

芸能界随一の料理上手として知られている、お笑いトリオ・ロバートの馬場さん。YouTubeチャンネル「馬場ごはん」では、数多くのおいしそうなレシピが紹介されています。その中でも、馬場さんと同じ福岡出身のわたしが気になったのは「悪魔の砂肝」。動画の中で馬場さんがお話しされていましたが…福岡では、砂肝のことを「砂ずり」というのです。焼き鳥や居酒屋では「ずり」と呼ばれて、よく見かける砂肝ですが…スーパーでも手軽に安く手に入ることを知ってビックリ!今回は、一度食べたらやみつきになるらしい「悪魔の砂肝」を作ってみたいと思います。

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調理時間は約15分!無限に食べられちゃう「悪魔の砂肝」材料と作り方



【材料】2人前
砂肝…6個
にんにく…1かけ
オリーブオイル…100ml
ハーブソルト…小さじ1/2
鷹の爪…1本
青ねぎ…1本(薬味として使用)

1.にんにくをつぶしてみじん切りにします。

にんにくは、皮付きのまま包丁で軽く押しつぶし、皮を取り除きます。
(この時、にんにくの芽があれば取り除きます)
そして再び包丁で押しつぶしてから、みじん切りにします。



にんにくは、あとから入れるオリーブオイルに風味を付ける目的でみじん切りにしていますが、もし「にんにくを食べたい」という人は、厚めの薄切りにしてもOKだそうです。

2.砂肝を切ります。

砂肝は、2つに分かれているので半分に切ります。



2つに分かれている砂肝の中心部分についている白いところは「銀皮(ぎんがわ)」といいます。
普通、銀皮は下処理の時に取り除くことが多いそうですが、今回は取り除かずに切り込みを入れていきます。
(これは、馬場さんが銀皮付きの方が食感が良いと思われているからだそうです)

銀皮がついたまま、切り込みを4~5か所入れます。



切り込みを入れることで味が染み込みやすくなり、食感も良くなりますし、歯切れよく食べられるのだそうです。
お子さんやご年配の方がいるご家庭では、切り込みではなく、薄くスライスすると食べやすくなります。

3.スキレットに材料を入れて、火にかけます。



スキレットに、にんにく、砂肝の順に入れて、オリーブオイル100mlを注ぎます。

馬場さんによると…これは「コールドスタート」という調理法なのだそう。
油と食材をすべて入れてから火にかける方法で、焦げつきや油はねもしにくい調理法のため、今回の「悪魔の砂肝」調理ポイントの1つなのだと紹介されていました。

鷹の爪は、種を取り除いてから入れ、強火にかけます。
辛い味が苦手な人は、鷹の爪を途中から入れると辛さを調整できます。



1~2分で油が沸々としてくるので、すぐ弱火にして砂肝に火を通していきます。



火加減はこのくらい。
砂肝は内臓なので、しっかり火を通してから食べるようにしましょう。

8分ほどで、だいたい砂肝に火が通りました。
更に弱火にしてハーブソルトを振りかけます。



最初から入れると、ハーブの香りが飛んでしまうので、このタイミングで入れましょう。
ハーブソルトがなければ、普通の塩でもOKです。



「更に弱火」の火加減は、このくらいです。
砂肝に火が入ると、身が縮んできゅっと小さくなるので、それが出来上がりの合図!
切り込みを入れているので、火が入りやすいのですね。

火を止めて、キッチンばさみで青ねぎを適量刻み、上にかけたら完成です!



歯切れよくコリコリとした食感がクセになる!

さっそく、出来上がった「悪魔の砂肝」食べてみました。



切り込みを入れているので食べやすく、歯切れの良いコリコリとした食感!
砂肝って、火を入れると硬くなって食べづらいのかと思っていましたが、適度な弾力で噛みづらさは感じませんでした。

にんにくを入れたので、もっとパンチの効いた味になるのかと思っていましたが…想定外の薄味に驚き!
砂肝本来の味とにんにくの風味が活きているやさしい味付けに仕上がっていました。
このやさしい味付けが「無限に食べられちゃう!」要因なのかもしれませんね。

出来たて熱々を食べたら、味が薄かったので、少し冷ましてオイルが十分に染みてから食べてみると…うん、おいしいです!
なので個人的には…もう少し塩味が効いていた方が良かったかも。
後で、ハーブソルト(小さじ1/2程度、分量外)を追加でかけて食べたのですが、この方がわたし好みの味になっておいしく感じました。

動画内で馬場さんは「アンチョビペーストや塩辛などを入れてみても更においしくなります」と紹介されていました。
また、残ったオイルにフランスパンをつけて食べてもおいしい…とのこと。

残ったオイルの活用例!豚肉と長ねぎのにんにくオイル炒め

「残った油は、炒め油として活用できます」と、動画の中で馬場さんが紹介していたので…もう1品作ってみました。
題して「豚肉と長ねぎのにんにくオイル炒め」。



【材料】2人前
豚こま切れ肉…120g
長ねぎ…1本
残ったオイル…大さじ2

作り方は至ってシンプル…強火で炒めるだけ!

長ねぎを0.5㎝幅で斜め切りにします。
熱したフライパンに、残ったオイルを入れて豚肉を強火で炒めます。



豚肉にある程度、火が通ったら、長ねぎを入れて更に炒め、全体に火が通ったら出来上がりです。



長ねぎのシャキシャキした食感と味に、砂肝の旨味が凝縮したにんにくオイルがよく合います。
「悪魔の砂肝」の残ったオイルに、ハーブソルトやにんにくが沈んでいるので、その部分も一緒に使うのが味の決め手!
食べる時に、お好みでしょうゆ(分量外)を少々かけて食べたら更においしかったですよ。

メインである「悪魔の砂肝」も、全然硬くない仕上がりでおいしかったですが、更に残ったオイルの活用例は無限大。
他の料理にも活用してみたいと思います。
ぜひ「悪魔の砂肝」作ってみてくださいね♪

https://www.youtube.com/watch?v=k-fqh37mP7Q

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