2023.07.08

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イタリア料理をオマージュ⁉冷製仕立て「貧乏人のそうめん」に挑戦♪卵×そうめんでヴォ―ノの嵐!【リュウジレシピ】

料理研究家のリュウジさん考案の「貧乏人のそうめん」。強烈なレシピ名ですが、目玉焼きとチーズで作るイタリアの「スパゲッティ・ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)」をヒントにしたレシピなんですって。ちなみにポヴェレッロはイタリア語で「貧乏人」の意味。このスパゲッティ・ポヴェレッロをそうめんを使って冷製仕立てにしたのが「貧乏人のそうめん」というわけ。目玉焼きとそうめん…興味深い組み合わせよね。作ってみよう♪

【そうめん革命】リュウジさんの「無限ガーリックそうめん」に挑戦♪キンキンな麺×冷た~いオイルソースのシン・スタイル!


料理名のルーツはイタリアにあり!?

「Spaghetti del poverello(貧乏人のパスタ)」と呼ばれる、イタリアのパスタ料理。目玉焼きとチーズだけで作るパスタで、poverello(ポヴェレッロ)はイタリア語で「貧乏人」の意味なんだそう。料理が苦手な独身男性でも、家庭にある少ない材料で簡単に作れることが名前の由来になっているとか、いないとか…。調べてみましたが、名前の由来ははっきりしていないみたいです。残念。

そんな「Spaghetti del poverello」をヒントにリュウジさんが考案したのが、「貧乏人のそうめん」。イタリア風に言うと“SOMEN del poverello”ね(笑)。

1.1万件のいいね!がついているTwitterで話題のレシピ♪

「貧乏人のそうめん」を紹介している、料理研究家リュウジさんのTweetはこちら。



Tweetを見た人からは、「作った!いつもと違う感じでおいしかった!!これはリピ!!」「イケますね」「これをご飯でやってみたのですが、ご飯でもイけました」「リュウジさんは研究家より発明家の方があってる気がするな」といったコメントが届いていました。実際に作った人からの評判も、上々のようです。

イタリアのパスタ料理をオマージュ♡リュウジさんの「貧乏人のそうめん」材料と作り方

材料


【材料】1人分
そうめん…100g
卵…2個
オリーブオイル(卵を焼くとき用)…適量
白だし…大さじ1
オリーブオイル(味付け用)…大さじ1
塩…ひとつまみ
黒こしょう…適量

◆仕上げ
黒こしょう…適量
乾燥パセリ…適量
粉チーズ…適量
オリーブオイル(仕上げ用)…適量

◆味変
ペッパーソース…適量

そうめん100gはわたしひとりには多いので、80gにしました。主な材料はそうめんと卵だけなので、思い立ったらすぐ作れますね。それにこのレシピ、包丁で“切る”作業がゼロなんですよ!包丁もまな板も使わないとは、ものぐさなわたしにはうれしすぎますっ!

【作り方】
1.フライパンにオリーブオイル(適量)を引いて中火で温めます。

油が温まったら、卵を2個割り入れ、目玉焼きを2つ作ります。1個は半熟の目玉焼きにし、もう1個は両面焼きにします。

リュウジさんは1つのフライパンで上手に2種類の目玉焼きを作っていましたが、わたしはうまく出来そうにないので、1個ずつ作ることに。

まずは、半熟の目玉焼き。

中火で片面2分ほど焼きました。お皿に取り出し、冷蔵庫で冷やします。

目玉焼き

続いて、両面焼きの目玉焼き。

目玉焼き

目玉焼き

両面焼きは、片面各1分ずつ中火で焼きました。こちらも黄身にしっかり火を通さず、半熟くらいでOK。そうめんに絡める卵ソースにするのでむしろ、半熟くらいの方がいいようです。

両面焼きした目玉焼きはボウルに入れ、白だし、オリーブオイル(大さじ1)、塩、黒こしょうを入れて、卵を崩します。

卵ソース

卵ソース

この卵ソースも冷蔵庫で冷やします。早く冷やしたいときは、冷凍庫で冷やしてもいいとのこと。

わが家の冷凍庫はパンパンで入らなかったので、2種類の目玉焼きは、冷蔵庫で15分ほど冷やしました。ちょっと冷やし足りないかもしれませんが、早く食べたいので、これでOKとします(笑)。

2.そうめんを茹でます。

鍋にたっぷりのお湯を沸かし、そうめんを入れます。茹で時間は、そうめんの表示時間より少し短めとのこと。

今回使ったそうめんの茹で時間は2分なので、1分30秒茹でることにしました。

そうめん

茹で上がったそうめんは、流水で洗ってぬめりをとります。

氷水を入れたボウルにそうめんを入れ、さらに洗って冷たくなったらザルにあげ、そうめんをギュッと握って水気を絞ります。

3.冷蔵庫で冷やした卵ソースにそうめんを入れ、和えます。

そうめん

そうめん

4.3をお皿に盛り、冷やした目玉焼きをのせ、乾燥パセリ、粉チーズ、お好みでオリーブオイル(適量)をかけて出来上がり。

そうめん

調理時間は目玉焼きを冷蔵庫で冷やす時間を除いて、8分でした。材料も少ないし、あっという間に出来るので、“おひとり様ランチ”にもぴったり♪

そうめん

では、目玉焼きを崩していただきます!

そうめん

そうめん

おお~、カルボナーラっぽい。濃厚ではありますが、カルボナーラより多少さっぱりしている感じかな。そうめんにつきもののめんつゆは使っていませんが、卵ソースとそうめんの相性は悪くなく、味もまとまっています。これは、そうめんの可能性を広げる新しい食べ方ですね。

そうめん

白だしの主張は強すぎず、ベースの味付けとして支えている感じ。白だしを使っているわりに、“和風”っぽさをあまり感じません。ただ、そうめんに絡んだ、半熟卵ソースと目玉焼きの“ダブル卵”はけっこう濃厚で、半分くらい食べたらちょっと飽きてしまいました。個人的には、口の中をフレッシュにしてくれて、味のアクセントにもなる野菜か何かが欲しいな。例えば、刻んだトマトとか…。

では、リュウジさんおすすめの味変。ペッパーソースをかけて食べてみましょう。

おっ、なかなかいい感じ。ペッパーソースの酸味が、こってり卵ソースをさっぱりさせてくれます。辛味も加わり、単調な味に奥行きが出たような気が。

タバスコ

イタリアのパスタ料理「Spaghetti del poverello(貧乏人のパスタ)」からヒントを得た、リュウジさんの新感覚でちょっとおしゃれな「貧乏人のそうめん」。イタリア風に言うと“SOMEN” del poverello。



包丁も使わず、あっという間に出来るので、ご飯を作る気ゼロの日やめんつゆ味のそうめんに飽きたときなど、作ってみてはいかがでしょう。

<参考文献>
WEB
『キャンプアウト〜手軽でカンタンな『貧乏人パスタ(ポヴェレッロ)』。しかし、味は貴族だった!!〜』
https://campout.fun/?p=4702

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