夏の風物詩といえば、忘れちゃならない「冷やし中華」。お店で食べるのもいいけれど、一般に広く家庭で作られることが多い麺料理ですよね。今日はあのリュウジさんのレシピで作ってみようと思います。「至高の冷やし中華」。一見普通の冷やし中華に見えますが…皿に載っている麺や具材は確かに普通です（笑）。「至高」の仕事を施したのはタレ！2種類のタレを同時に使う裏ワザで、得も言われぬおいしさを叶えるそう。さっそくトライします♪タモリさんの「冷やし中華はじめました！」★きゅうりと大根おろしに熱々ゴマ油をジュッ！独創的なお味♡Twitterで人気の「至高の冷やし中華」レシピ♪「至高の冷やし中華」を紹介している、料理研究家リュウジさんのTweetはこちら。
Tweetには実際に作った人から「作りました！このゴマだれ最高です、サッパリでコクがあって夏にぴったりですね！」「タレを作ってるときから、香りが！冷やし中華のそれでした！実際食べると、まさに至高」「至高の冷やし中華作った!!!!2種類のソースは一人暮らしだと、抵抗あるけど本当においしすぎるから、面倒くさがらずに絶対作ったほうがいい。明日も食べる！2日連続全然いいって思うほど、本当においしい!!!!!!!!!」「この2種類のタレがめちゃんこおいしすぎて、中華麺がなくなったら、バンバンジーのタレにも活用したいって思いました!!!!」といった、テンション高めのコメントが続々と届いていました。
みなさんのコメントのビックリマーク「!!!!」の多さから、その興奮度が伝わってきます（笑）。それほどおいしかったんですね。
リュウジさんの「至高の冷やし中華」材料と作り方
【材料】1人分中華麺…1玉（130g）
きゅうり…1/3本
ロースハム（スライス）…4枚
◆錦糸卵
卵…1個
片栗粉…小さじ1/2
水…大さじ1
サラダ油…小さじ1と1/2
◆しょうゆダレ
しょうゆ…20ml（大さじ1と小さじ1）
酢…20ml（大さじ1と小さじ1）
水…30ml（大さじ2）
砂糖…大さじ1
ラー油…少々
うま味調味料…4振り
◆ゴマダレ
砂糖…大さじ1
酢…大さじ1
しょうゆ…20ml（大さじ1と小さじ1）
ゴマ油…20ml（大さじ1と小さじ1）
白ねりゴマ…大さじ2
しょうが（おろしたもの）…3gほど
にんにく（おろしたもの）…1/3かけほど
しょうがとにんにくは、チューブではなく、生のものをおろして使用。
【作り方】1．しょうゆダレを作ります。
器にしょうゆ、酢、水、砂糖、ラー油、うま味調味料を入れてよく混ぜます。
2．ゴマダレを作ります。
別の器に、砂糖、酢、しょうゆ、ゴマ油、白ねりゴマを入れ、おろしたしょうがとおろしたにんにくを加えてよく混ぜます。
2種類のタレは冷蔵庫で冷やしておきます。
3．きゅうりとロースハムは千切りにします。
4．錦糸卵を作ります。
ボウルに卵を割り入れ、水、片栗粉を入れて、しっかり溶きます。片栗粉を入れることで破れにくくなるそうです。ちなみに卵はLサイズがおすすめとのこと。
フライパンにサラダ油を引き、強めの中火でよく温めます。温まったら弱火にして、卵を入れます。
ひっくり返さず、フタをして卵に火を通します。卵の液状の部分がなくなり、全体的に固まったら、まな板の上に置きます。
焼き上がった卵は、くるくると巻き、細く切ります。
これで錦糸卵の出来上がり。
5．鍋に麺がかぶるくらいたっぷりのお湯を沸かし、麺を茹でます。茹で時間は袋の表示通り。わたしが用意した麺の茹で時間は、1分30秒でした。
茹で上がった麺はザルにあげ、流水で洗ったら、氷水で洗って冷やします。
麺をザルに押し当てるようにして、水気をしっかり切りましょう。
6．お皿に
5とハム、きゅうり、錦糸卵を盛り付けます。
サラッとしたしょうゆダレをかけてから、粘度の高いゴマダレをかけるのがポイント。
しょうゆダレが下に沈み、ゴマダレは粘度が高いので上に残り、2種のタレが“二層構造”になるそうです。どちらもレシピの分量で作ると2人分ほどあるので、ぞれぞれ半分ほどかけるのがいいとのこと。
7．6にお好みで紅しょうが（分量外）をのせ、ラー油を（分量外）をかけて出来上がり。今回、ラー油はしょうゆダレにも入っているので、仕上げにかけるのは止めました。
調理時間は10分。2種のタレは材料を混ぜるだけなので、とっても簡単でした。
では、下に沈んでいるしょうゆダレ、上にかかっているゴマダレを麺に絡めて、いただきます！
やばっ、めちゃめちゃおいしいです!!!リュウジさんの「中華飯店越え」宣言は、嘘ではなかった…とても本格的な冷やし中華の味がします。一袋30円の中華麺がこんなにおいしく食べられるなんて、うれしすぎます♪
しょうゆダレとゴマダレ、2種のタレが相まって、最強においしすぎる～♪2種のタレをそれぞれ麺に絡めることで生まれる味のハーモニー。濃厚で甘いゴマダレは、しょうがとにんにくの風味が効いていて、味の奥行きがすごい。ゴマダレだけでは濃すぎますが、しょうゆダレの酸味とピリ辛さが後味をすっきりさせてくれます。
リュウジさんの「至高の冷やし中華」は、中華飯店レベルの本格的な味わいでした。この夏の冷やし中華、しょうゆダレとゴマダレの2層構造で楽しんでみてはいかがでしょう。
