2023.07.26

食べる

【カレーの裏ワザ】こんなに時短で市販のルウで⁉前代未聞の「極カレーライス」に挑戦♪秘密は玉ねぎ⁉

夏はカレー!ということで(笑)、本日は筋肉系料理研究家のだれウマさんがYouTubeで紹介している「極カレーライス」を作ります。だれウマ流のアイデアとテクニックで、市販のルウを"絶望的に旨いカレー"に仕上げるそう。最重要ポイントは、玉ねぎの炒め方。砂糖と水でカラメルを作り、玉ねぎと一緒に炒めると旨味とコクがパワーアップ!おまけにカレーの基本"飴色玉ねぎ"も10分もかからずに作れるんですって!

【情熱大陸のカレー料理人】いつものルウにスパイス1種類加えたら…超絶ウマいカレーが出来た件♪


だれウマさんの市販のルウを使った「極カレーライス」材料と作り方

最近人気沸騰中のマッチョな料理系YouTuber、だれウマさん。チャンネル登録者数は、なんと115万人!ちなみに、だれウマさんはレシピ本も出版しており、著書『宇宙一ずぼら絶品めし』は、全国の書店員が選んだ「料理レシピ本大賞2022 in Japan」の「料理部門」で入賞したそうですよ。そんなだれウマさんが作るカレーに、興味津々です♪

材料


【材料】3~4人分
豚バラ薄切り肉…250g
薄力粉…大さじ1と1/2
カレールウ…1/2箱 ※「ジャワカレー中辛」がおすすめとのこと
にんにく…1かけ
玉ねぎ…1個
塩(玉ねぎを炒めるとき用)…ひとつまみ
塩・こしょう(豚バラ肉の下味用)…各4振り
水…700ml
バター…10g

◆カラメル用
砂糖…大さじ1と1/2
水…大さじ1と1/2

◆仕上げ用
バター…5g
ウスターソース…大さじ1/2

だれウマさんおすすめの市販のルウは「ジャワカレー 中辛」とのこと。ジャワカレーの香辛料の爽快な香りと辛さが、玉ねぎの甘みにベストマッチするそうです。

バターは有塩・無塩どちらでもOKとのこと。今回は無塩バターを使用。豚バラ肉は脂身が多いので、加熱しても身が硬くなりにくいうえ、脂のコクが味の奥深さになるそうです。ちなみに砂糖は、個人的にハマっている、やさしい甘みとコクのあるてんさい糖を使用しました。

【作り方】

1.  玉ねぎは繊維を断ち切るように薄切りにします。

玉ねぎ

繊維を断ち切ることで、玉ねぎの細胞が壊れて水分が出やすくなるんですって。より早く飴色に仕上がるうえ、玉ねぎの甘みを最大限に引き出せるそうですよ。

ちなみに、切った玉ねぎを冷凍すると、より早く飴色の玉ねぎを作れるとか。ただ、今回は冷凍せず、そのまま使います。

2.  豚バラ肉を食べやすい大きさに切り、塩とこしょう(各4振り)をして、豚バラ肉になじませます。

そこに薄力粉を加え、肉全体にまぶします。薄力粉を豚肉にまぶすことで肉の旨味や肉汁が肉の中に閉じ込められ、しっとりジューシーに仕上がるそうです。

豚肉

3.  にんにくはすりおろします。

4.  フライパンにバター(10g)を入れて中火で熱し、バターが溶けたら、2を入れます。両面にこんがり焼き色がついたら取り出しましょう。この段階では、肉に完全に火が通らなくてOK。

3分ほど中火で焼いたら肉に焼き色がついたので、お皿に取り出します。

豚肉

5.  4のフライパンをそのまま使って、玉ねぎを炒めます。バターと肉の旨味が残っているので、洗わずに使用するとのこと。

中火にかけ、フライパンが温まったら1と塩(ひとつまみ)を入れ、炒めます。塩を加えることで玉ねぎから水分とともに甘みや旨味を引き出せるんですって。

玉ねぎ

中火で4分ほど炒め、玉ねぎの表面がうっすらと茶色に色づいたら、フライパンの端に玉ねぎを寄せ、空いたスペースに砂糖と水(大さじ1と1/2)を入れて、カラメルを作ります。

玉ねぎ

カラメル

カラメルにとろみがつき、少し焦げたような苦い香りがしてきたら、玉ねぎと混ぜます。カラメルを加えることで、より早く玉ねぎが飴色に仕上がり、また、カラメルのコクや苦みがカレーの味をより奥深くするそうです。

 カラメルを玉ねぎと混ぜたものがこちら。画像では薄めの飴色ですが、実際はもう少し濃い飴色に見えたので、これでOKとしました。ただ、画像を見る限りだと、もう少し炒めてもよかったかもしれませんね。

玉ねぎ

ちなみに、ここまでの玉ねぎを炒めた時間のトータルは6分ほど。飴色玉ねぎを作る時間としては、早い!!! ですが、いつもの20分以上炒めて作る飴色玉ねぎと比べ、だれウマ流の飴色玉ねぎは、水分を出しきっていない感じ…味の方はどうなんでしょう?

6.  5に、水(700ml)、すりおろしたにんにく、ルウを加え、弱火でとろみがつくまで10分ほど煮込みます。

カレー

7.  64を入れて混ぜます。火加減は弱火。

カレー

カレー

軽く焼いた豚肉を最後に加えることで、豚肉の香ばしさを残しつつ、ふっくらジューシーでやわらかい仕上がりになるそうです。

8.  豚肉にしっかり火が通ったら、仕上げにバター(5g)とウスターソースを入れ、1分ほど煮込んだら火を止めます。ウスターソースは香辛料や野菜、果物を熟成させたソースなので、スパイシーでコクのあるカレーに仕上がるとのこと。

薄力粉をまぶしたので、豚肉がぷりぷりっとしています。

カレー

9.  お皿によそったご飯(分量外)に8をかけて出来上がり。調理時間は20分。カレーが30分以内で出来るのはすごい!



いい香り♪ 玉ねぎの甘い香りとバターの濃厚な香り、そこにスパイシーな香りも加わって、香りからもおいしさが伝わってきます。

では、いただきます!

おお~、レストランで食べるカレーのような高級感!スパイシーでありながら甘みを感じるカレーです。わずか6分で作った飴色玉ねぎですが、玉ねぎの甘みをしっかり感じます。そこに、カラメルの甘さと香ばしさ、バターの旨味も加わって、かなり奥深い味わいのカレーに仕上がっていると思います。30分以内で作れたとは思えないレベル。

カレー

そして、豚肉がぷっりぷり♪ いつものカレーは、煮込むうちに豚肉が硬くなってしまいますが、これは、やわらか&ジューシー。わが家のいつものパサパサで硬くなった豚肉とは段違いです。薄力粉をまぶしたことで、肉のボリューム感もアップし、カレーのルウもよく絡みます。

カレー

バターを入れることで、スパイスの効いたジャワカレーがマイルドな仕上がりになっているようです。

カレー

バターを使わないわが家のカレーより、濃厚でコクのあるだれウマさんの「極カレーライス」。夫は“いつものカレーと違う”ことに気づくかしらと、何も言わずに出したら…。
「これ、バター入れたでしょ」とすぐに気づきました。やっぱり、いつものカレーとはコクのレベルが違ったみたいです(笑)。



30分もかからず作れる、だれウマさんの「極カレーライス」。簡単なのに高級な雰囲気漂うカレーです。ぜひ、お試しあれ。

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