管理栄養士のともゆみです。暑い季節にいただくきゅうりって、お漬物かサラダか、そうそうたたきとか、生で調理するのしか思いつかないのですが…、先日YouTubeチャンネル「毎日中華」で見つけたのは「きゅうりの肉炒め」。夏の盛りにきゅうりを“炒める”って⁉フライパンで挽き肉とジャジャッとあおると、ビールが圧倒的においしくなる一品になるらしい。どんな食感になるんだろ？さっそくトライです♪【中国人YouTuber】1分茹でて20秒炒めるだけ♪無限にイケる「激うまオクラ」作ってみた！食感もウマい♡YouTubeチャンネル「毎日中華」は、日本に住む中国人の男性が普段家族で食べている中華料理を中心に配信されているようです。使用する油を控えめにして、ヘルシーな中華料理を心がけているそう。
そんな「毎日中華」から、わたしの目に留まったのが「きゅうりの肉炒め」。わが家には小さな畑があるのですが、夏になるときゅうりが獲れすぎてしまうので、1回に3本も消費できるこの料理は助かります。きゅうりを炒めるのは初めてで、炒めてやわらかくなった？きゅうりに少々不安はありますが、食べてみないと口に合うかどうかわかりません。挑戦してみたいと思います。
「きゅうりの肉炒め」作ってみた！
【材料】きゅうり…3本
塩…小さじ1
豚ひき肉…100g
にんにく…2かけ
鷹の爪…1本
サラダ油…小さじ1
しょうゆ…大さじ1
オイスターソース…大さじ1/2
黒こしょう…少々
ゴマ油…少々
ポン酢じょうゆ…少々
【作り方】1. きゅうりを5mmくらいの厚めの輪切りにします。ボウルに入れて塩を混ぜて10分置きます。
2. にんにくは包丁の腹で潰してからみじん切りにし、鷹の爪は中のタネを取って3つに切ります。
3. きゅうりにたっぷりの水を入れて、塩分を洗い流します。
4. フライパンに油を入れ、ひき肉を白っぽくなるまで中火で炒めます。にんにく、鷹の爪も入れて香りを引き出します。
5. しょうゆ、オイスターソースを入れて15秒炒めたら、軽く絞ったきゅうりを入れて強火にして1分炒めます。こしょう、ゴマ油、ポン酢じょうゆを入れて満遍なく混ぜたら火を止めます。
※きゅうりのポリポリの食感を残すため、炒め過ぎに注意です。
6. 皿に盛り付けて出来上がりです。
本格中華に感動！本当に箸が止まらない。
ではいただきます。
おぉ～中華料理だ！すご～い。そんなに変わった調味料を入れてないんですけど、配合でしょうか、本場の中華の味がします。めちゃくちゃおいしいです。きゅうりはポリポリ食感が残っていますが、生の感じではありません。外側が少しやわらかくなっていて調味料がきゅうりに馴染んでおいしいです。きゅうりを炒めるってアリですね。違和感全くありません。ちょっとピリ辛で暑い夏のビールのお供にぴったりです。おかずとしても、ひき肉の中華の味付けがおいしくて、ご飯にかけて食べたくなりますね。
きゅうりの成分
夏野菜の代表格のきゅうりは、暑い季節に体をひんやり冷やしてくれます。きゅうりは95％以上が水分で、ビタミンCとカリウムが多く含まれています。カリウムには高い利尿作用があるので、二日酔いの解消、むくみを解消する働きに期待ができます。体内から余分なナトリウムを排出するので、高血圧予防にも一役買います。
きゅうりを炒めてみたら、意外と違和感がなかったことが判明しました。何より現地で食べるような中華料理に出会えて、とてもおいしかったです。さっと簡単に作れますのでぜひお試しくださいませ。
YouTubeはこちらをチェック！
https://www.youtube.com/watch?v=1l1iZhn7a94
参考文献：
からだによく効く食べ物大事典 監修 三浦理代 池田書店
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
