2023.09.19

食べる

【有名人の自宅めし】隠し味は…烏龍茶とエノキ⁉アジカンドラマー伊地知さんの「豚バラ烏龍カレー」に挑戦♪

烏龍茶とえのきたけを使うカレーですって!この異彩を放つカレーは、料理研究家リュウジさんのYouTubeチャンネルにゲストでいらした、アジアンカンフージェネレーションのドラマー・伊地知潔さんが紹介したもの。その名も「豚バラ烏龍カレー」。伊地知さんがカレー店でバイトしたときに体得したという秘密の技を使って、市販のルウでもお店のようなカレーに仕上がるそう。烏龍茶、えのき、秘密の技…興味津々。よし、作ってみよう。

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烏龍茶とえのき!?アジカン伊地知さんの「豚バラ烏龍カレー」

材料

【材料】4人分
豚バラ薄切り肉…250g
にんじん…1本
えのきたけ…1袋
玉ねぎ…1個
バター…10g ※無塩or有塩の指示はなかったので有塩バターを使用
カレーのルウ(市販)…1/2箱(4かけ)
ウーロン茶…600ml

◆玉ねぎを炒めるとき用
水…少々
塩…少々

どうやら、サントリーとのコラボ企画だったようで、「サントリー烏龍茶」を使っていました。また、使用したカレールウの商品名は紹介していませんでした。ちなみに、わたしはエスビー食品「とろけるカレー 中辛」を使用。

【使い方】


1.玉ねぎを薄めにスライスします。

薄く切る方が炒める時間を短縮出来るとのこと。伊地知さんは1mm幅くらいに切っていました。わたしはスライサーで1mmよりちょっと薄くスライスしました。

玉ねぎ

2.えのきたけは石づきを取り、3等分にざく切りします。

えのき

3.にんじんは皮を剥かず、乱切りします。

にんじん

4.豚バラ肉は1cm幅くらいの細切りにします。

豚バラ肉

カレーに入れる豚肉を細切りにするのは珍しいですが、伊地知さんの好みだそう。

細切りする方が、ルウと絡みやすいかもしれませんね。

5.フライパンにバターを入れ、玉ねぎを炒めます。火加減の指示はなかったので、中火にしました。

玉ねぎ

玉ねぎを炒めているときはあまり触らず、焼き付けながら炒めるのがポイントですって。

1~2分炒めたら塩と水を加え、さらに炒めます。塩を入れることで玉ねぎから水分が出やすくなり、水を加えることで玉ねぎがしんなりして炒めやすくなるそうです。

玉ねぎはあめ色になるまで炒めなくてもいいようで、濃いめの茶色に色づいたらOK。

あまり触らず2分ごとに混ぜて、トータルで6分ほど炒めました。

これくらい茶色になれば、たぶん大丈夫。

玉ねぎ

6.5にえのきたけを入れ、しんなりするまで炒めます。

えのきたけを入れることで、きのこの旨味が加わるとのこと。

えのき

バターで炒めた玉ねぎとえのきたけが香ばしくて、めちゃめちゃいい香り!食欲がそそられます。

それにしても、えのきたけの焼けた香りって何かに似ているんですよね…なんだろう?なんだろう?思い出せない…。ナッツっぽい香り?違うか…。

3分ほど炒めたら、えのきたけもしんなりしたのでこれでOK。

えのき

7.ここで、アジカン伊地知さんの“秘密の技”が登場。

6とにんじん、烏龍茶をミキサーにかけ、液体状になるまで攪拌します。こうすることで、にんじんやえのきたけ、玉ねぎの旨味がギュッと詰まった、お店のようなカレーに仕上がるそうです。

ちなみに、わが家のハンドブレンダー専用の容器には烏龍茶600mlは入らなかったので、300ml入れて混ぜることに。残りの烏龍茶は、煮るときに入れることにしました。ちなみに2分ほど攪拌したら、具がトロッと液状に♡

ブレンダー

8.玉ねぎを炒めたフライパンを洗わずそのまま使って、豚バラ肉を炒めます。

豚バラ肉から脂が出るので、サラダ油は使いません。

豚肉

豚肉の色が変わったら、7を入れます。

すでに、カレールウが入っているかのようなとろみがあります。

カレー

フタをして10分ほど煮込みます。火加減は弱火~中火の間くらい。

フタ

10分煮込んだものが、下の画像。烏龍茶の渋い香りがふわっとします。煮込む前より、とろみが増した感じ。

カレー

アクが出てきたので、アクを取ります。

アク

9.8にルウを入れたら弱火にして、ルウを溶かします。

ルウが溶けたら火を止めます。

カレー

10.お皿にご飯を盛り付け、9をかけて出来上がり。

カレー

調理時間は30分。煮込む時間を除けば20分くらいで出来ます。玉ねぎをあめ色に炒めなくていいので、カレー作りの負担が減りますね。

時間がある方は、カレーを一度冷ますのがおすすめとのこと。えのきたけの旨味が凝縮されて、よりおいしくなるそうです。

カレー

…ということですが、待ちきれないので食べまーす!

では、いただきます!

おっ、違う!いつもわが家で使っているルウを使いましたが、いつものカレーの味とぜんぜん違います。いつもより、味に“厚み”があるような…。

にんじん、玉ねぎの野菜の甘みに、プラスアルファの甘みというか旨味を感じます。これが、えのきたけの働きなのかも。カレー自体には、えのきたけや烏龍茶の味はまったく感じませんが、他の具材やルウとうまく融合して、味の“厚み”になっているんだろうなと思います。

あっ、でも、神経を集中させたら、後味の遠~くの方で烏龍茶の苦味を感じました。おもしろい!カレーの隠し味にコーヒーを入れて、コクと適度な苦みを加えるのが流行りましたが、それと同じような効果かも。

カレー

豚肉の大きさもちょうどいい。細切りにしたことで、大きめに切った豚肉より、カレーと一体感があるように思います。そして、当たり前と言えば当たり前ですが、このカレーの飲み物には本当に烏龍茶がよく合います。お口さっぱり♪烏龍茶を飲むことで、口の中がリセットされて、モリモリ食べられます。

…と、おいしいカレーではあるのですが、とろみが強く、どろどろすぎるところが個人的にはちょっと苦手。もう少し烏龍茶の量を増やして、さらっとしたカレーにしたいなと思います。

伊地知さんおすすめの味変は、ウスターソース(分量外)とのこと。

ソース

そういえば、カレーにウスターソースはうちの祖父もよくやっていました。懐かしい。

食べてみると…。

間違いなくおいしいです!ウスターソースの酸味とフルーティーさが加わって、より味わい深くなりました。味変にウスターソースはアリです。

カレー

烏龍茶とえのきたけを使った、アジカン伊地知さんの「豚バラ烏龍カレー」。ぜひ作ってみてはいかがでしょう。

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