こんにちは、スーパー青果部・青髪のテツです。あらゆる食材が値上がりして、お財布が厳しいって状況が続いていますね（泣）。そんな今こそ、大量買いをおすすめしたい食材が「きのこ」！え、きのこ？夏に？って思う方もいるかもしれないですが、きのこは年中価格が安定している上、夏は特にお買い得になるんですよ。でもそんなにきのこばっかり食べられないよって方、大丈夫です！青髪のテツ流「食感と風味をキープする冷凍ワザ」を伝授しますよ♪【青髪のテツ】「生しいたけは冷凍しなきゃ大損レベルです！」ぷりぷり食感そのままに…旨味爆増！鍋に最高♡
暑い日が続いていますね。こんな猛暑のさなかではありますが…みなさん「きのこ」食べてますか？
「きのこは加熱調理が必要だから、暑い夏には食べたくないよ」
と答える方も多いと思います。
でも、節約の観点からみると、夏こそきのこを食べた方が良い時期なんですよ。なぜかと言うと、夏はきのこが安くなる傾向にあるからです。
夏にきのこがお買い得になる理由とは？きのこは工場で生産されているので、1年中安定供給されています。
安定供給されているのであれば、もやしや豆苗のように値段も安定しそうに思うかもしれません。
でも、きのこの場合、夏場になると鍋など加熱調理をする頻度が落ちるため、需要が下がるんです。だから、きのこを供給している企業や組織は、需要が落ちても値段を下げることで生産量を減らさないように工夫しているんです。
真夏でも、スーパーにはこんなにたくさんの種類のきのこが並んでいます。こうした理由から、きのこは夏がお買い得になります！
スーパーの”広告の品”にも入りやすく、タイミング次第できのこはかなり安く購入できますよ！
とはいっても、こうも気温が高いと、きのこのような食材は傷みが早くなって、大量購入はしづらいですよね。
そこで今回は「きのこを冷凍する裏ワザ」を紹介していきます。
食感と風味をキープする！「きのこの冷凍保存術」1. 汚れや水滴があったらキッチンペーパーなどで拭く。
決して水洗いはしないでください！解凍後の食感が悪くなってしまいます。
2. 石づきを取り除く。
3. 使いやすい量に細かく小分けする
これも大事なポイント！小分けすることで、冷凍ムラをなくし、解凍後の食感を均一にします。
4. 保存袋に入れて、しっかり空気を抜く。
5. 冷凍庫へ入れる。
冷凍したきのこの保存期間は、およそ1か月です。冷凍きのこを食べるときは、自然解凍はせず、凍ったまま加熱調理をするのもポイント。自然解凍すると、水分と一緒に旨味も溶けて流れていってしまいますよ。
もちろん冷凍することで、ある程度食感や風味が変わってしまいますが、上のポイントをおさえれば、食感の変化や風味の損失を最小限に抑えることができます。
アルミバットで"急速冷凍"もオススメ！
あと、冷凍庫のスペースに余裕があれば…ぜひ「アルミバット」の上に置いて、凍らせてみてください！アルミが急速に冷えることで、きのこが凍るまでの時間も短くなり、風味を保ちやすくなりますよ♪
今回は試しに、しいたけ、えのき、まいたけ、しめじで「冷凍きのこミックス」を作成。この冷凍きのこミックスで「きのこと長ねぎのめんつゆ炒め」を作ってみましたよ！
〇材料…冷凍きのこミックス（200g）、長ねぎ（1本）、めんつゆ（3倍濃縮・大さじ1）、塩・こしょう（各適量）
〇作り方…フライパンで適量の油（分量外）を中火で熱し、材料をすべて入れて火が通れば出来上がり！
さっと炒めればすぐにできますよ。食感はそのままに、旨味がマシマシで最高！夏場でも箸が進んじゃうこと間違いなしです♪
きのこは冷凍で旨味が3倍増しに!?冷凍きのこは、長期間保存できることだけがメリットではありません。きのこは冷凍させることによって、旨味成分がおよそ3倍にアップすると言われています。
冷凍すると、きのこの細胞が壊れます。すると細胞内に蓄積されていた成分が酵素によって分解され、旨味成分に変わっていくのです。
きのこの旨味は干して乾燥させても増加しますが、しっかり乾燥させるためには干す場所を確保して、時間をかける必要があり、さらには天候にも左右されます。その反面、冷凍はどの家庭でも手軽にできると思うので、ぜひ試してみてくださいね。
以上、「きのこを冷凍する裏ワザ」でした！
ぜひ、特売で安くなっているきのこを見つけたら大量に購入して、冷凍させてみてはいかがでしょうか。
複数のきのこを購入して、冷凍ミックスを作っておくと、炒めものやスープなどに手軽に使えて便利ですよ。
夏こそきのこをたくさん食べて頂けるとうれしいです。
