2023.07.12

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【青髪のテツ】とうもろこしは“生で放置”厳禁⁉「買ったら速やかに鮮度キープを!」え、皮付きで茹でる?

こんにちは、スーパーの青果部歴10年目の青髪のテツです。夏野菜がおいしい時期になってきましたね。特に、甘くておいしいとうもろこしは、この時期になるとよく買うという方も多いんじゃないでしょうか。ただ、鮮度劣化がものすごく早い野菜なので、たくさん購入しても保存方法を間違えるとすぐに味が落ちて傷んでしまうんですよね…。そこで!今回は「とうもろこしを長持ちさせる裏ワザ」を紹介します。とにかく速やかに加熱するのがキモですよ!

【リュウジレシピ】「とうもろこし」の最強おつまみ降臨!生コーンで「無限カリカリコーン」作ってみた!

とうもろこしを長持ちさせる基本の保存法



とうもろこしは非常に鮮度の劣化が早い野菜です。
収穫した瞬間から、糖度がどんどん落ち始め、鮮度も悪くなっていきます。

収穫後すぐに食べられたらいいのですが、そうもいかないこともありますよね。

では、どうすればなるだけ鮮度をキープできるのか…。
それは、とうもろこしは絶対に“生”のまま保存しないことです。
すぐ食べられない場合はすぐに茹でるなどして冷蔵庫で保存しましょう。

茹でて保存する際の手順
1.薄皮を2〜3枚残し残りの皮を剥く。



青い皮は、においが茹で汁に移ってしまうので、しっかり取り除いておきましょう。



2.沸騰させたお湯にとうもろこしを入れて、10分茹でる。



茹で上がったら粗熱を取りましょう。

3.2をラップでくるんで、冷蔵庫の冷蔵室で保存する。



この方法で保存したとうもろこしは2〜3日で食べ切りましょう。

なお、とうもろこしはレンチンでも加熱できます。
『あたらしい日日』7月4日(火)配信の記事では、とうもろこしをレンチンで手軽に加熱する裏ワザを紹介しています。
(※【青髪のテツ】5分で激甘に⁉「とうもろこし加熱するならこの裏ワザ一択っしょ!」皮がスル~っと剥けて楽し~)

ぜひ、そちらも参考にしてみてください。

新鮮なとうもろこしを選ぶポイント

先程もお伝えした通り、とうもろこしは鮮度の劣化がとても早い野菜です。
お店に並んでいるとうもろこしも、半日経つとかなり食味が落ちてしまうので、鮮度の良いものを見分ける方法を知っておくと便利ですよ。

鮮度が良く、おいしいとうもろこしを選ぶ際、注目すべき4つのポイントを紹介します。

①皮が淡い緑色

②先端までふっくらしている

③ずっしりと重量感がある

④軸の切り口がみずみずしい

最初に「皮の状態」に注目しましょう。



皮が枯れているものは、収穫から時間が経っている場合が多いので避けましょう。
皮が全体的に淡い緑色をしているものは、鮮度が良い状態です。

次に、とうもろこしの「先端」に注目しましょう。



とうもろこしは、鮮度が落ちてくると先端の実からしぼんでいきます。
皮がついている場合は先端を優しく触ってみてボリュームのあるものを選びましょう。

皮付きで売られている場合は、少し上の皮をめくって中身を確認するのも良いかもしれません。
お店にもよりますが、確認させてもらえる場合には、先端まで詰まっているものを買いましょう♪



とうもろこしの「重さ」も重要です。



とうもろこしに限らず、野菜はどれも収穫から時間が経つと、水分が抜けて軽くなってきます。
持ち比べてみてずっしりと重いとうもろこしを選ぶようにしましょう。

最後に、とうもろこしの「軸の切り口」に注目しましょう。



どの野菜も、ヘタや芯をカットされて収穫されます。
その切り口の状態を確認することで、収穫からどの程度時間が経っているのかを知ることができます。
とうもろこしの場合は、軸の切り口が茶色く変色していたり、カビが生えたりしているものは避けた方が良いです。

ただ、お店によっては、見栄えをよくするために切り口をさらにカットしてから陳列していることもあります。
あくまで、一つの目安としていただけたらと思います。

旬のとうもろこしをたくさん食べて~!



とうもろこしはこれから流通量が増えていきます。
7月になればさらに流通量が多くなり、例年通りなら値段も1本100円前後まで下がってきます。

今回の方法を使って、とうもろこしをおいしく食べ切っていただけるとうれしいです♪

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