2023.12.10

食べる

昭和レトロな「基本の赤缶カレー」をプロの指南通りに作ってみた♪私にも本格スパイスカレーができた!

カレー粉の定番と言えば、エスビー食品の赤缶カレー粉。エスビー食品創業者が考案した商品で、今年で100年目を迎えるそうです。そんな超ロングセラーの赤缶カレー粉を使った「基本の赤缶カレー」がエスビー食品公式サイトと、同社のレシピ監修者でもあるスパイスカレー系YouTuber、浅香隆幸さんのチャンネル『のんびりスパイスカレー調理室』で紹介されています。浅香さんは作り方を動画で紹介しているので、お手本にして手順通りに作ってみましょう。

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「赤缶カレー粉」は日本のカレーのスタンダード的な存在


エスビー食品「S&B 赤缶カレー粉37g」340円(税込)

「赤缶カレー粉」の元祖になる純国産カレー粉が誕生したのは、1923年。当時は外国製のカレー粉が主流だったそうで、エスビー食品の創業者・山崎峯次郎さんがスパイスを独自にブレンドして、日本初の純国産カレー粉を作り出しました。

その後、時代の流れとともにスパイスのブレンドなどを変えながら、1950年に「赤缶カレー粉」が誕生。ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、こしょう、赤唐辛子、ちんぴなど30数種類ものスパイスを配合しているそうです。

筆者は「赤缶カレー粉」を定番の調味料として常備。カレーを作る時はもちろん、少量使うだけで風味や香りをアップ出来るので、他の料理にも重宝しています♪

今回はこの赤缶カレー粉を使って、エスビー食品公式レシピ「基本の赤缶カレー」を作ってみようかと。同社のレシピ監修を担当しているスパイスカレー系YouTuber・浅香隆幸さんが自身のチャンネル『のんびりスパイスカレー調理室』で作っていたので、動画を参考に挑戦してみます♪

「基本の赤缶カレー」指南者はスパイスカレー系YouTuberの浅香隆幸さん


エスビー食品公式X(旧Twitter)に、カレー指南者の浅香隆幸さんがポストされていますよ。

浅香さんはエスビー食品のレシピ監修をしたり、公式YouTubeチャンネル『S&B SPICE&HERB TV カレバラ!』に出演したりしています。

浅香さん自身も登録者数6.22万人のYouTubeチャンネル『のんびりスパイスカレー調理室』を運営。インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパールなど本場のカレーを食べ歩いた経験から、さまざまなスパイスカレーレシピを投稿していますよ。

それでは、浅香さんの動画をお手本に「基本の赤缶カレー」を作ってみます。

赤缶カレー粉でルウを手作り!「基本の赤缶カレー」にトライ!

下記材料以外に、温かいご飯もご用意くださいね。またカレールウを作る時に濡れ布巾が必要になるので、布巾も用意しましょう。



【材料】(5人分)
豚薄切り肉…200g
玉ねぎ…300g ※今回は玉ねぎ1個半使用
じゃがいも…200g 
にんじん…100g 
サラダ油…大さじ2と1/2
水…700ml
コンソメ(固形)…1個
塩…小さじ1
砂糖…大さじ1
(ルウ)
サラダ油…大さじ2と1/2
薄力粉…大さじ4
赤缶カレー粉…大さじ2

1.  玉ねぎ半分(100g)をみじん切りに、玉ねぎ1個(200g)をくし切りにします。じゃがいもは食べやすい大きさ、にんじんは乱切りに。豚肉が大きければ、食べやすい大きさに切ります。



みじん切りの玉ねぎは炒め玉ねぎに、くし切りの玉ねぎは具に使います。豚肉は適当な大きさに切ってくださいね。

2.  サラダ油を引いたフライパンを強めの中火で熱し、みじん切りの玉ねぎに塩ひとつまみ(分量外)を加えて、しんなりするまで炒め、90秒ほど触らずに焼き色を付けます。



しんなりとした玉ねぎを、触らずに90秒ほどおいておくと、すばやく焼き色が付きますよ。

3.  水(分量外)を少量加え、水分を蒸発させながら炒めます。それを数回繰り返し、玉ねぎがきつね色になるまで炒めます。



公式レシピでは玉ねぎを弱火で20分ほど炒めると書かれていますが、浅香さんは水を少量加えて玉ねぎを炒めていました。

水を蒸発させながら炒めることで、玉ねぎを焦がさず、きつね色になるよう炒められるそうです。



今回は大さじ1杯程度の水を3回加えて炒めると、5分くらいできつね色になりました♪公式レシピよりもかなり早い!

弱火で炒めるとかなり時間がかかりますが、このやり方だと玉ねぎを早く炒められますよ。

4.  中火にして豚肉を加え、色が変わるまで炒めます。



豚肉は薄切り肉なので、3分くらいで色が変わりました。

5.  くし切りの玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを加えて10分ほど炒めます。



くし切りの玉ねぎがやわらかくなるのを目安に、炒めてくださいね。

6.  水とコンソメを加えて強火にし、沸騰させます。あくを取ってから弱火にし、フタを少しずらして20分煮込みます。



浅香さんは、あくは取っても取らなくてもいいと語っていましたが、筆者は公式レシピ通りにあくを取っておきました。フタを少しずらして、弱火で20分煮込みます。

7.  別の鍋にルウ用のサラダ油と薄力粉を入れ、弱火できつね色になるまで炒めます。



弱火で7分くらい炒めると、薄力粉にうっすらと色が付き始め、ほんのりと香ばしい香りが広がりました。色が変わったら焦げやすいので、注意しながら10分くらい炒めました。

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