2023.10.27

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硬いアボカドを完熟させる方法 〇〇で10分煮込むとやわやわに⁉化学な調理で「完熟アボカド担々麺」に挑戦

みなさんは、アボカド選びに失敗したことはありますか?アボカドは“皮が黒っぽいと食べごろ”と言われていますが、それだけでは判断が難しいことも。わたしは、食べごろと思いいざ剥いてみると硬くて追熟が必要なものに当たったことがあり、困った経験があります。しかし、もうそんな事は恐れなくていいんです!NHKのテレビ番組『あしたが変わるトリセツショー』が、アボカドを疑似的に完熟状態にするおいしい方法を教えてくれました♡

【サッポロ一番の裏ワザ】あの人気即席麺をここまで味変!前代未聞じゃね⁉「ごま豆乳担々麺」に挑戦♪

なぜ完熟状態にすることができるの?



はじめに、なぜ疑似的な完熟状態にすることができるのか?という点が気になりますよね。NHKの『あしたが変わるトリセツショー』の「アボカドの取扱説明書」によると、硬いアボカドをやわらかくしてあげるには、細胞の隙間にある「ペクチン」という物質を壊す必要があるんですって!番組によると、このペクチンは“弱アルカリ性”と“加熱”に弱いという性質があるため、今回のレシピの裏ワザである「アボカドを牛乳で10分煮込む」ことでやわらかく出来るということらしい。この現象のことを「トランスエリミネーション」というのだそうです。

ここでちょっと補足。気になったので少し調べてみると、牛乳のPH値は6.5~6.7だそう。「7以上がアルカリ性」なので、数値上は弱酸性ということになります。でも、牛乳は「アルカリ性食品」なのだそうです。なぜか?その答えは、「牛乳は体内摂取されるとアルカリ性に変化するから」なのだとか。ちなみに、トランスエリミネーションはPH5以上(弱酸性~アルカリ性)で発動するとありました。 つまり、牛乳は硬いアボカドを完熟させる効果のある食品ということになりますよね。

硬いアボカドが濃厚クリーミーに!「アボカドタンタン麺」に挑戦♪

秘密も理解したところで、さっそく「アボカドタンタン麺」に挑戦していきましょう! 





【材料】(2人分)
アボカド…2個
牛乳…600ml
水…200ml
豆板醤…小さじ2
ゴマ油…小さじ2 
にんにく…小さじ2(※みじん切りの状態)
しょうが…小さじ2(※みじん切りの状態)
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ2
しょうゆ…小さじ2
白ゴマ…小さじ2 (※指定がなかったので今回は白すりゴマを使用)
中華麺…2袋

調味料や材料は少し多めですが、ほとんどが小さじ2なので覚えやすいですね♪ 

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