2023.12.11

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【TKG定食】肉吸い発祥の店では常識!「肉吸い卵かけご飯」は牛バラ肉×鰹節の出汁スープとの最強コラボ

大阪名物「肉吸い」。テレビで大阪の芸人さんが話題にすることもあって、ずっと気になってはいたけれど、見たことも食べたこともない、わたしにとって未知なる料理。そんな「肉吸い」の作り方をクセ強めのいでたちと語り口調がおもしろい、お料理系YouTuberの武島たけしさんが紹介していました。「肉吸い」は言うなれば、肉うどんのうどん抜きバージョンらしい。二日酔いでも食べられるやさしい味わいなんですってよ♪

【リュウジレシピ】丁寧に出汁をとった風の「至高の肉吸い」作ってみた!実はたった15分で老舗の味♪


大阪名物「肉吸い」とは?

「肉吸い」発祥のお店は、大阪の「千とせ」。肉うどんの“うどん”の代わりに“半熟卵”を入れたものを「肉吸い」というそう。

昔から「千とせ」には、芸人さんがよく通っていて、当時、吉本新喜劇で活躍していた花紀京さんが二日酔いで店を訪れた際、「肉うどんのうどん抜き」を頼んだことから誕生したといわれています。

「千とせ」では、「肉吸い」は、通称“小玉”と呼ばれる、生卵を落とした卵かけご飯と一緒に食べるのが定番とのこと。

本日わたしが挑戦する、お料理系YouTuber武島たけしさん流の「肉吸い」は、半熟卵は入れず、天かすをたっぷり入れるのが特徴。そして、「千とせ」同様、卵かけご飯をお供にして、「肉吸いTKG」として紹介しています。

では、作ってみましょう。

大阪名物を武島流にアレンジした「肉吸いTKG」を作ってみた!

材料と作り方はこちら。

今回は分量を半分にして1人分作ります。

材料

【材料】2人分
◆肉吸い
牛バラ肉…300g
水…600ml
かつお節…20g ※和風だし、白だしで代用可
しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ1
砂糖…小さじ1
青ねぎ(小口切り)…お好みで
天かす…お好みで
一味唐辛子…お好みで

◆卵かけご飯
卵…1個
ご飯…適量

これで1人分のかつお節。こんなにたっぷり。いいだしが出そうです。

かつお節

ちなみに、武島さんは冷凍の牛バラ切り落とし肉を使っていました。わたしは生の切り落とし肉を使用。パックにはバラ肉と書いてありましたが、ちょっと脂が少なめみたい。だしがちゃんと出るかしら…。

【作り方】

1.  鍋に水を入れて沸かします。

沸騰したら「だしとり網」にかつお節を入れ、弱火で3〜4分煮出したら、かつお節を取り出します。

「だしとり網」はわが家にはないので、少々面倒くさいですが、かつお節をそのまま鍋に入れて、煮出したら、ザルにあげて、こすことに。

だし

こしただしは、再び鍋に戻します。

だし

2.  1にしょうゆ、みりん、砂糖を入れます。

3.  2に牛バラ肉を加え、火が通るまで弱中火で煮込みます。高温で煮込むと牛肉が硬くなるとのこと。

牛バラ肉を切らずに入れたらけっこう大きかったので、菜箸で割いて、適当な大きさにしました。

だし

だし

アクが出たら、気になる方は取り除いてくださいとのこと。

次ページ > TKGを添えて、武島流「肉吸い卵かけご飯」の出来上がり

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