こんにちは、スーパー青果部の青髪のテツです。夏野菜と思われがちなトマトですが、実は秋もおいしい!たっぷり食べてほしいんですが、カット時に「汁が飛び散る」「つぶれて見た目が悪くなる」などのネガティブ情報も寄せられております。でも大丈夫!そんな悩みに応えて「汁が飛び散りにくいトマトカット術」をご紹介しますね。コツは「お尻」をじ~っくり観察することなんですよ♪【青髪のテツ】「アボカドの”超”保存マニュアル伝授します!」え、そのまま冷蔵庫NG!?冷凍もできちゃう!?秋になると、甘味や旨味が凝縮されたトマトが流通するようになります。だから、今こそた~っぷり食べてほしい!
でも、「実がパンパンのトマトを切ったら汁が飛び散った」とか、「柔らかいトマトを切ったらグシャっとつぶれてしまった」など、意外と綺麗に切るのが難しい、という声をよく聞きます。
そんなときは、次のカット術を試してみてください!
汁が飛び散りにくいトマトカット術まず下のトマトの画像を見てみてください。
トマトの中央から
白い筋が数本出ているのが見えると思います。
この白い筋は
スターマークと呼ばれるもので、おいしいトマトを選ぶときはこの白い筋がはっきりと出ているものを目印にして買うといいんです。
そして、このスターマークは「切るときの目印」としても使えるんですよ。
この白い筋があるラインをたどっていくと、下の画像のように果肉が少し盛り上がっているのがわかります。
実は、そこに「子室」と呼ばれる種が入っている部分があります。この子室には、ゼリー状の果汁もたっぷり含まれているので、この部分を切ってしまうと汁が飛び散ったり形が崩れやすくなったりしてしまいます。
逆に言えば、白い筋のラインがない部分を切ることで、子室を避けることができ、崩れにくく綺麗に切ることができます。綺麗に切れれば、ゼリー部分がこぼれることもないので、マルっと栄養を摂ることができるのも良いですね。
トマトには「子室」が6〜8個あると言われています。つまり、6〜8等分なら綺麗にカットすることができるということです。
では、試しにカットしてみましょう!
①スターマークのラインを「避けて」切ってみた!お尻のスターマークのラインの間に包丁を当てて半分に切ると…
この通り!包丁の刃先側のラインはバッチリ「子室」を外れていました。ただ、刃元側は少し子室をかすったようですね。
そのまま、スターラインを避けてカットしてくと、見事に子室に当たらずカットができました!