2023.11.28

食べる

【青髪のテツ】ソレNG!もやしの「未開封&野菜室」は避けて~「10秒でできる保存の裏ワザ教えます♪」

こんにちは、スーパー青果部・青髪のテツです。物価高騰が続いている今、お財布にやさしい「もやし」を大量に買う!という人も多いと思います。ただ、そのもやし、どうやって保存していますか。もしかして、買った状態のままポンっと野菜室に放り込んでいませんか?その保存法、実はNG!すぐに悪くなってしまいますよ~!今回は、もやしを簡単に長持ちさせられる裏ワザを紹介していきます♪

【青髪のテツ】「アボカドの”超”保存マニュアル伝授します!」え、そのまま冷蔵庫NG!?冷凍もできちゃう!?



“物価の優等生”とも言われている「もやし」。いろいろな食材が高騰している今、もやしは価格が変動しにくくお手頃なので、まとめ買いするという人も多いと思います。

ただ、多く買いすぎて使いきれず数日放置してしまい、気が付けば傷んでしまっていたというケースも…。
「もやしがすぐダメになってしまう」という人は、次の2つのルールに従って保存してみてください!

ルール① もやしの呼吸を助けてあげる

もやしが腐りやすい原因は、もやしが入っている袋の中が真空状態だからです。

真空状態にすることで、雑菌の繁殖を防いだり、酸化を予防する効果があるのですが、その反面、もやし自身が呼吸できない状態になっています。
もやしも生きていますから、呼吸できない状態のままにしておくと、どんどん傷んでしまうというわけです。



なので、まず袋に穴を開けて酸素を入れてあげましょう。
酸素を入れると言っても、袋を破る必要はありません。爪楊枝などでプチっと小さく穴を開けるだけでOKです。

ルール② 野菜室には入れない!

もやしの最適保存温度は、凍らない程度の低温です。低温であればあるほど成長(老化)速度が遅くなり長持ちします。



一方、野菜室の温度は3〜7℃という設定なので、保存するには温度が高すぎるんです。なので、野菜室は避けて、0〜5℃の冷蔵室の方で保存するようにしましょう。



さらに温度の低いチルド室なら、開け閉めする回数も少なくもやしの保存には最適。肉や魚で占領されていなければ、ぜひチルド室に入れることをおすすめします!

以上、2つのルールを守るだけで、2~3日しか持たなかったもやしが、わたしの実感では2倍ほど長持ちします。爪楊枝でプチプチ穴を開けて、冷蔵室に入れるだけなので、10秒でできますよ。ぜひお試しあれ!

さらに長持ちさせるなら「水没」させて

「もっと長持ちさせたい!」という方は、次の裏ワザを試してみてください。
秘訣は、もやしを空気に触れないよう水につけて保存すること。これで1週間程度長持ちします。
手順は以下の通りです。

1. もやしをしっかり流水で洗う。



2. プラスチック製の食品保存容器に入れる。



3. 空気に触れないくらいしっかり水につける。



4. 冷蔵庫の冷蔵室で保存する。



水を毎日変える必要があることや、ビタミンなど水溶性の栄養素が抜けてしまうというデメリットもありますが、シャキシャキの食感をキープすることもできるメリットがあります。

袋のままで保存するよりおいしさも長持ちするので、買ってすぐに使えない場合にはおすすめの保存方法ですよ。

も~~~っと長持ちさせたいなら「冷凍」も

もやしは、冷凍しても調理法次第でおいしく食べられます。凍らせることで2週間程度は長持ちするので、「しばらく調理に使う予定がない」という人は冷凍してしまいましょう。
手順は以下の通り。

1. もやしをしっかり流水で洗う。

2. 冷凍保存袋に入れる。



3. 冷凍庫に入れる。



冷凍したもやしを料理に使うときは、凍ったまま炒めたり、スープに入れたりして加熱調理しましょう。自然解凍してしまうと、食感が悪くなりおいしくなくなるので、注意してください。



炒める場合は、凍ったまま直接フライパンに入れて加熱しましょう。その際、水分がかなり出ますが、水溶き片栗粉などを入れればシャバシャバが解消されます。



こちらは、冷凍したもやしと鶏ひき肉をオイスターソースとしょうゆで炒めたもの。水溶き片栗粉を入れているので旨味が流れ出ず、もやしのシャキシャキ感と相まってご飯が進む一品に仕上がりました。

以上、もやしを長持ちさせる裏ワザでした。
もやしは安いので、つい使う予定を立てずになんとなく買ってしまいがちな野菜ですが、適切に保存しないと長持ちしません。ぜひ今回紹介した方法で、賢くおいしさをキープして、最後まで食べ切りましょう!

Pick up

Related

Ranking