2021.11.19

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【青パパイアは和食に合う!】新顔野菜 青パパイアのお手軽レシピ「青パパイアのシャキシャキきんぴら」

南国の代表的なフルーツ・パパイア。沖縄やアジアの国々では、このパパイアを熟す前の青いときに収穫し、食べているそう。栄養素が豊富で、含まれている酵素は脂肪や糖質の代謝を高める効果大。そんな青パパイアを手軽においしくいただくレシピ、「青パパイアのシャキシャキきんぴら」を、青パパイアの生産農家に教えてもらいました!



健康や美容にうれしい青パパイアの栄養素とは?

パパイアは一般的には南国で育てられている果物ですが、青パパイアは完熟前に収穫するため、最近では埼玉県や茨城県など、秋から冬にかけて気温の下がる関東地方でも栽培されています。



「青パパイアは、シャキシャキとした歯応えと、ほんのりとした甘み、香りが特徴。果物というよりは野菜に近いものです。パパイア独自の酵素をはじめ、18種類のアミノ酸やビタミンC、食物繊維、β-カロテンなど、とにかく栄養が豊富なんですよ」と話すのは、埼玉県白岡市で「横田園芸」を営む横田武さん。

特にタンパク質分解酵素が豊富に含まれていて、体内の脂肪や糖質の代謝を高める効果があるといいます。アンチエイジングにも効果テキメン!



味にクセはほとんどないため、さまざまな料理に使えるそう。

「パパイアを使用する料理、と聞くとエスニック料理と思いがちですが、実は和食にもすごく合うんです。食材で例えるとするなら、煮崩れしない大根のような感じかな。調理方法によって歯ごたえが変わっておいしいですよ」(横田さん)

そこで、横田さんが所属するJA南彩考案の「青パパイアのシャキシャキきんぴら」を紹介します!

食感がやみつき!「青パパイアのシャキシャキきんぴら」



材料(2人分)
青パパイア…1/2個(400g)
にんじん…1/2本
ゴマ油…大さじ2
白いりごま…適量

〈A〉
しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ1
酒…大さじ1
和風顆粒だし…小さじ1弱

作り方
1. 青パパイアは半分に切り、種をきれいに取ったら、皮をむく。


青パパイア特有の消化酵素、パパインの働きで手が荒れることも。肌の弱い方は手袋などをして調理してくださいね。

2. スライサーなどで千切りにし、10分ほど水にさらす。



3. にんじんも千切りにする。



4. 青パパイアをザルにあけ、3と合わせる



5. フライパンにごま油を熱し、強火で4を一気に炒める。



6. 数分炒め、しんなりしてきたら、合わせたAを少量ずつ加えてよく炒める。



7. 汁気がなくなるまで炒めたら、白ゴマを振り、器に盛りつけて完成!



「わが家でもよく作るおかずのひとつです。作り置きにもいいですよ」と横田さんの妻・富美子さん。



さっと炒めた青パパイアはシャキシャキの食感。しっかりとした味つけでご飯が進むこと間違いなし!

お酒のおつまみにも合いそうです。ぜひ作ってみてくださいね!

横田園芸

横田武さん・富美子さん

埼玉県白岡市でトマトをメインに栽培しながら、青パパイアを栽培して今年で4年目。毎年、試行錯誤を重ねながら、青パパイアが育ちやすい土壌づくりなどに取り組んでいる。「横田園芸」でとれる青パパイアは白岡市内スーパーで購入可能。

取材写真/松木雄一 レシピ写真/石塚修平 取材協力/JA南彩

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