2023.12.15

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【ダイソン初のヘッドフォン】がフシギなデザイン!口元のマスクは何だ何だ⁉え、まさかのアレ⁉どゆこと⁉

テレビ朝日『マツコ&有吉 かりそめ天国』で紹介していた超近未来的でちょっと奇妙な(笑)デザインのヘッドフォン。今年5月にあのダイソンが発売したもので、一見してわかりますが口元にフシギなマスクが…。実はコレ、なんと空気清浄機なのだとか。 「きれいな空気を吸いながら音楽を楽しむ」という独創的な発想をカタチにしたら、こうなりました。SF風なビジュが見逃せない、この“NEO”ヘッドフォンについて詳しく調べてみました!

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ダイソンの空気清浄機能付きヘッドホン「Dyson Zone」とは?

2023年5月にダイソンから発売された空気清浄機能付き「Dyson Zoneノイズキャンセリングヘッドホン」。

こちら、ダイソン初のオーディオ、ウェアラブル製品で、高音質、高度なノイズキャンセリング性能に加え、着脱できる「非接触型シールド」を搭載し、澄んだ空気と共に音楽を届ける革新的なヘッドホンなのです。

ダイソン

「Dyson Zoneノイズキャンセリングヘッドホン」93,500円(税込)
高さ200mm、幅240mm、奥行き210mm、本体重量670g
※いずれも非接触シールド装着時

バッテリー持続時間は最大50時間(音楽再生のみ)
※空気清浄機能を使うと1.5~4時間
充電時間は約3時間


※画像 ヨドバシ
https://www.yodobashi.com/product/1000000010078410
23/
?gad_source=5&gclid=EAIaIQobChMInPya6ZnwggMV-
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価格は93,500円(税込)。色はウルトラブルーとプルシアンブルー。

今年、ローリングストーン誌の「オーディオアワード2023」においてイノベーションアワードを受賞するなど、世界7か国で10以上の賞を受賞しているそうで、世界からも評価されているようです。

重さはヘッドホン単体で595g。非接触シールド装着時は670g。ちなみに、野菜でいうとブロッコリー1個がだいたい500gだそうなので、装着するとけっこうずっしりと重みを感じそうです(笑)。

ヘッドホン

ヘッドホン
※画像 ダイソン公式HP https://www.dyson.co.jp/headphones/dyson-zone/dyson-zone/ultra-blue-prussian-blue.aspx

ところで、なぜ、空気清浄機能付きなんでしょう?

ダイソンによると、都市部の人口の増加(2050年には世界人口の7割ほどが都市部に居住すると予想されている)にともない、深刻化が懸念される「都市の騒音」と「大気汚染」という2つの課題に取り組むために設計したとのことです。

日本では今のところ、大気汚染にそこまで敏感になる状況ではありませんが、多くの人口を抱える中国やインドでは大気汚染が深刻化しているというニュースを目にしますよね。さすが、グローバル大企業のダイソン、視野が広いなぁ。

※参考にしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/
000000100.000042335.html
https://www.dyson.co.jp/headphones/
dyson-zone/dyson-zone.aspx#
https://www.dyson.co.jp/headphones/dyson-
zone/dyson-zone/ultra-blue-prussian-blue.aspx
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/
000000117.000042335.html

では、性能について詳しくみていきましょう。

澄んだ音。澄んだ空気。「Dyson Zone」の性能とは?

まずは、ヘッドホンとして最も重要な音。

ヘッドホン
※画像 ダイソン公式HP https://www.dyson.co.jp/headphones/dyson-zone/dyson-zone/ultra-blue-prussian-blue.aspx

不要なノイズや歪みを低減し、人間の耳がどのように音を感じるかを科学的に解明したうえで、可能な限り“原音”に忠実に、リアルで精細な音を作り出したそうです。

そして、外部の音をシャットダウンする高度なノイズキャンセリング。周囲の音を遮断し、没入感のあるオーディオ体験ができるとのことです。

音
※画像 ヨドバシ
https://www.yodobashi.com/product/1000000010078410

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周囲の音を聞きたいときはヘッドホンを外すのかな…と思ったら、ヘッドホンのイヤーカップを二回たたくと外音取り込みモードに切り替えられ、ノイズキャンセリングに戻すには、再び二回たたけば良いとのこと。いちいちスマートでおしゃれな切り替え方法ですね(笑)。

続いて、見た目とともにとっても気になる空気清浄機能。

空気清浄機能は、付属の「非接触型シールド」をヘッドホンに装着して使うことができます。

ヘッドホン
※画像 ダイソン公式HP https://www.dyson.co.jp/headphones/dyson-zone/dyson-zone/ultra-blue-prussian-blue.aspx

ヘッドホンのイヤーカップから空気を取り込み、内蔵されたフィルターでろ過し、浄化された空気を「非接触型シールド」から鼻と口に送り届けるという設計。

フィルターは二重構造になっているそうで、静電フィルターで0.1ミクロンの微粒子を99%捕集(※1)し、カリウムを含んだカーボンフィルターでNO₂やSO₂などの都市汚染の代表的な酸性ガスを浄化する(※2)とのこと。
※1フィルター捕集効率は独立した第三者機関により最大風量でISO 29463に適合するようテスト。捕集率は実際の使用状況により異なる場合あり。
※2社外の試験室(23℃、50% RHの3m³の室内)において最大風量設定でフィルターをテスト(NO₂、SO₂、オゾン)。捕捉率は実際の使用状況により異なる場合あり。

空気
※画像 ヨドバシ
https://www.yodobashi.com/product/1000000010078410
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0.1ミクロンと言われても…。

ちょっと調べてみると、
スギやヒノキ花粉は直径30~40μm(マイクロメートル)
黄砂は約1~30μm
PM2.5は約2.5μm以下
新型コロナウイルスは0.06~ 0.14μm

1ミクロン=1マイクロメートルらしいので、花粉や黄砂、PM2.5あたりはけっこう捕集してくれそうですね。

花粉症のわたしにはとっても魅力的な機能。わたしの住む田園風景が広がる田舎で、しかも中年女子が装着するとかなり浮きそうだけど、装着してみたい気もしています(笑)。

※参考にしました。
https://ggd-cl.com/column/pm2.5.html
https://doctor-et.com/news/247
https://www.jsap.or.jp/docs/columns-covid19/covid19_1-2-1.pdf

一般的な空気清浄機同様、フィルターの交換は必要みたい。通常使用の場合、フィルター交換は1年に1回ほどで良いそうです。

専用アプリ「MyDyson」を使えば、ヘッドフォンの操作やノイズキャンセリングモードの調整のほか、周囲の空気の状況、騒音レベル、フィルターの交換時期なども確認できるとのこと。

アプリ
MyDysoアプリ
※画像 ダイソン公式HP https://www.dyson.co.jp/headphones/dyson-zone/dyson-zone/ultra-blue-prussian-blue.aspx

また、バッテリーの持続時間(最長運転時間)は、音楽再生のみなら最大50時間。空気清浄機能を使うと「低」「中」「高」の風量によって異なるそうですが、1.5~4時間くらいになるようです。

…そりゃ、そうですよね。空気清浄機能は電力をたくさん使いますよね。

ヘッドホン
※画像 ヨドバシ
https://www.yodobashi.com/product/1000000010078410
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さて、「Dyson Zoneノイズキャンセリングヘッドホン」についていろいろ見てきました。ちょっと重そうですが、ダイソンのこだわりが詰まった、高いノイズキャンセリング性能と空気清浄機能を併せ持つ次世代型のヘッドホンのようです。

正直、ヘッドホンに空気清浄機能を搭載する必要があるほど、空気の汚染状態を気にしなければいけない時代にはなってほしくないものです…(苦笑)。

実際に使い心地などを体験したい方は、ダイソン直営ショールーム「Dyson 表参道」やビックカメラ有楽町店、ヤマダ電機LABI新宿西口館などで「Dyson Zone」の体験ができるそうです。ダイソンの公式HPに全国の体験可能店舗が紹介されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

SF映画の登場人物が使っていそうなヘッドホンとシールドを装着し、きれいな空気を吸いながら音楽の世界にどっぷり浸かる…そんなシン・オーディオ体験をしてみてはいかがでしょう。

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