2021.12.16

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【新しい旅のカタチ】ホテルが旅の目的地⁉最新体験型ホテルは全宿泊プラン「焚き火」付き!@高尾山

都心から1時間で行ける高尾山は、日帰りで登山ができる人気のスポット。この高尾山のふもとに新しい宿泊施設「タカオネ」が今夏オープンしました。コロナ禍でホテル業界は工夫を凝らしたさまざまな企画を提案していますが、ここはいわば非日常な「体験」を提供するホテル。例えば、全宿泊プランにはなんと「薪」が無料で付いてきます。ということは…そうです。焚き火体験ができるんです~!


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ココが高尾山口駅から徒歩1分の「タカオネ」!



高尾山口から徒歩1分の場所にあるウッディな外観が目印。あたたかみがあっておしゃれな雰囲気を醸し出していますね。


ラウンジスペース

館内は、外観のイメージそのままに木材にこだわった作り。シンプルかつ温かみのある雰囲気で、どこか北欧っぽさも感じません? 到着したらこのラウンジでひと休みしましょう。

タカオネが提案するのは、高尾の環境を活かした「活動」をとことん楽しむこと、と言います。

家族や仲間と火を囲んだり、森を駆け回って汗をかいたり、木々を眺めながらひと休みしたり、星空をぼんやり眺めたり…。ホテルを起点にしながら、気軽な山での過ごし方をサポートしてくれるのがタカオネのスタイルです。

そんなホテルの想いは、宿泊者全員に「薪」をプレゼントしてくれることに集約されている気がします。「焚き火」って、まったくもって非日常過ぎて、わたしはほとんど経験がないんです。火をぼんやり見つめる時間っていったいどんな…ちょっとワクワクしますよね。

タカオネでの「過ごし方を計画する」ところから楽しもう!

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部屋の様子。な~んにもないって思いました? ある意味正しいです(笑)。

客室は「スタンダード」「スーペリア(2種)」「テラス」「ルーフトップバス」の4タイプで、全28室あります。ちなみに、上の画像が部屋の内観例。ベッド以外、な~んにもないですよね(笑)。

ここでは、部屋に入ったら「テントを用意するように、テーブルを組み立てる」ことから始めるのが“流儀“とか。ちなみにテレビはありません。椅子も、不要ならずっと壁掛けのままでいいんです(画像・右壁に注目!)。アメニティも最低限の用意はありますが、わたしたちがここでの過ごし方を計画しながら、「必要なものを用意してくる」ことを提案しています。

テーブルを組み立てながら、「ちょっと違うぞ、このホテル」って感じるんじゃないですかね。不自由なことも、豊かな時間を過ごすためには必要なのだと言われているような。足りないんじゃなくて、わたしたちが足すための余白を残しているんです。

ひと休みしたら、マップ片手に裏山散策はいかが?


スイスのシューズメーカー「on」のシューズがズラリ!レンタルできます。

夕食の時間までの過ごし方として、わたし的には裏山散策がいいかなって思います。

というのも、ハイク用のレンタルシューズが用意されているんです。アクティビティマップももらえます。お膳立ては完璧なのです(笑)。裏山へは、ホテルすぐ脇を通るトレイルをたどればすぐ。30分ほど歩けば、スカイツリーまで眺められる絶景スポットに到着するみたい。ず~っと自粛してきたから、気分がぱ~っと開放されそうです♪ ちなみに、ナイトハイクもおすすめとか(ちょっと夜はスリリング⁉)。

夕食はカフェ&ダイニング『KITCHEN』で地元食材をいただきます!


KITCHENで用意している料理一覧

1Fにある「KITCHEN」では、八王子や高尾周辺の地元食材をふんだんに使った料理がいただけます。ここでは朝、昼、晩と時間帯ごとにメニューの用意があって、夕食は15時~20時(19時L.O)。高尾ビールと共同制作したタカオネオリジナルビールも楽しめるとか。こちらは宿泊者以外も利用できるみたいです。

1泊2日のクライマックス!夜はまだまだこれから…焚き火体験を楽しもう!


『NAKA-NIWA』での焚き火

中庭で、アメニティの「薪」をくべて焚き火が楽しめます。待ってました!

高尾山は日帰り利用が多いので、暗くなる前には帰ることがほとんどですよね。高尾の夜にこんなイベントがあるなんて、もう非日常的過ぎます! このためだけに、タカオネに来る価値があると言っても過言じゃないです。希望すれば、薪割り体験もできるので、親子で焚火の準備から始めるのもいいですね。焚き火初心者でもわかりやす~い解説書をもらえるので、誰でも失敗なく楽しめますよ!

テイクアウトメニューとして「火で炙る」軽食やデザート、お酒の用意もあります。厚切りベーコンや焼きとうもろこしを片手にハイボール…。火を眺めながら食べたい、飲みたいです!夕食後なので、マシュマロやチョコレートを串に刺して焼くのも良さそう。なんと言っても、自分で炙るのがいいですよね~♪

焚き火のあとは、ホテル屋上『Rooftop』で星を眺める、な~んてロマンチックな過ごし方もありです。視線を移せば、暗闇を走る電車も見えるとか。高尾の夜景をたっぷり堪能しちゃいましょう。

早起きしてサンライズハイクや、サンドイッチを持ち出して河原で朝ごはん♪


宿泊限定朝食セット

せっかく高尾山に泊まったのですから、早起きしてご来光を拝むのもいいものです。

歩いて30分ほどのところに、サインライズスポットがあるそうです。ふだん朝日を見ることなんてほとんどなくないですか?朝一番の陽の光を浴びて、魂の洗濯をしちゃいましょう。あ、その時間はまだ暗いので、山道を歩くのにヘッドライトは必携です。

ホテルに戻ったら朝食タイム。「KITCHEN」でゆったりもいいですが、おすすめはバックパックにモーニングセットを詰めて、好きな場所で食べること。敷地内のテラスやルーフトップ、ちょっと足を延ばして近くの河原へ。川のせせらぎを聞きながら、サンドイッチにホットコーヒー…なんて素敵でしょ。

お土産をチェックしたら、高尾山に向かいましょう♪


STORE



2日目はほとんどの方が高尾山に登るか、周辺のスポットで遊ぶ予定だと思います。

チェックアウトは10時。でもその前に、お土産のチェックも忘れずに~! 1Fの『STORE』には、地元の作家さんの手作りグッズやメーカーとコラボのタカオネオリジナル商品、量り売りで買えるおつまみや山での行動食(!)、そして中古のアウトドアギアのリユースなども置いてあります。ホテル滞在の最後は、ここでお土産の物色がマストです。掘り出しものが見つかるかもしれませんよ~。心残りなく買い物を終えたら、さあ、高尾山に出発しましょう!

「タカオネ」の魅力をざっと紹介しましたが、いかがでしたか?

コロナがようやく沈静化して、まだまだ遠くには行けないけれど、3密を避けながら近場で過ごす「マイクロツーリズム」がそろり、そろりと試行されています。都心から約1時間の高尾山は、そんな近場の旅にピッタリな場所。“体験型”のホテル「タカオネ」で、新しい高尾の魅力を、新しい旅の楽しみ方を体験してみてはいかがですか。

ホテルについての詳細はこちらから確認してみてください。

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