2022.01.25

食べる

【農家直伝!春菊レシピ】味や香りを堪能するなら「生春菊の熱々ゴマ油サラダ」!しかも…苦くない⁉

鍋のイメージが強い春菊ですが、実は生で食べてもおいしい野菜だってご存じですか?しかも生で食べればあの独特の苦みを気にせず食べられるんです!千葉県松戸市の農家・花島綾乃さんに教わった「生春菊の熱々ゴマ油サラダ」はゴマ油が香り立つとっておきの一皿。さっそく作ってみましょう!


【画像を見る】熱々に熱したゴマ油で風味アップ!「生春菊の熱々ゴマ油サラダ」



レシピを教えてくれたのは千葉県松戸市でさまざまな種類の野菜を栽培する花島さん。

「冬に収穫できる春菊本来のおいしさを味わいたくて、考えたのがこのサラダ。作り方も材料もシンプルですが、クセになって何度も作っています」(花島さん)

「生春菊の熱々ゴマ油サラダ」



材料
春菊(葉の柔らかいもの)…80g
ゴマ油…大さじ2
塩…小さじ1
のり…好みの量(手でちぎっておく)
白いりゴマ…大さじ1

作り方
1.春菊を洗い、水気をよく切る。



2.食べやすい大きさにざく切りして皿に盛り、塩をふる。



3.フライパンにゴマ油を入れ、香りがたつまで中火で熱する。



加熱時間は1分弱。火のそばから離れないようにしてください。

4.32の春菊の上から回しかける。



回しかけると「ジュッジュッ」という良い音が!ゴマ油の良い香りが広がります。

5.ざっくり混ぜて、のりと白いりゴマをふったらできあがり。



食べてみると、苦くなくてびっくり!春菊の苦みは加熱によって生まれるもので、生食すると苦みが和らぐそう。



アツアツのゴマ油がかかった春菊は少ししんなりしていて、シャキシャキした部分との食感の差が絶妙。箸が止まらず、あっという間に完食しました。

栽培はもちろん、発送にも心を込めて!

花島さんが営む農園、「綾善(あやぜん)」では、その日出荷する分だけを毎日収穫します。



収穫した野菜を手際よく箱詰めする花島さん。最後にペンを取り出しました。

「お客さんとの関係を大事にしたくて、発送時にメッセージを添えているんです。珍しい野菜には、印刷したレシピも入れます」(花島さん)



さらに、定期購入者には好みを聞いて野菜を選ぶという気遣いも。



「愛情込めて育てた野菜をおいしく食べてもらえるように、わたしたちできることはなんでもしようと思って」(花島さん)

そんな花島さん考案の「生春菊の熱々ゴマ油サラダ」。ぜひ作ってみてくださいね。

綾善

花島綾乃さん

2017年、有機・無農薬の野菜生産・販売を手がける「綾善(あやぜん)」を立ち上げる。現在は、夫妻+援農ボランティアの協力で、「おいしくて安全だからこそ毎日食べ続けられる野菜」を目指し、たくさんの種類を少しずつ栽培する「少量多品目」の農業を展開している。
綾善ホームページ https://www.h-ayazen.com/
綾善Instagram   https://www.instagram.com/ayazen05/?hl=ja

取材写真/加藤優里 レシピ写真/菊地菫 取材協力/JAとうかつ中央

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