おせち料理に欠かせない「田作り」! 一見、ハードルが高そうですが、コツさえつかめば簡単!「いりこ」だけで作るレシピが多いですが、ダイソーの食品コーナーで見つけた「ソフト煎り大豆」をプラスし、栄養とボリュームをUPさせて作ってみました~。すると、おせちはもちろん小腹が空いたときのおやつにもぴったり! 余った食材で、簡単おつまみにアレンジもできちゃいます。お正月にこそ、ぜひ作っていただきたい一品です。
【画像を見る】ダイソー食材でおせち⁉「煎り大豆入り田作り」
「煎り大豆」は、注目のロカボ食材!材料いりこ…50g
煎り大豆…大さじ3
しょうゆ・砂糖・みりん…各大さじ1
いりこは、小さいイワシなどを塩水でゆで乾燥させたもの。煮干しとも呼ばれています。
今回は、カタクチイワシの小羽サイズ(4~6㎝)を使用。
ご飯茶わんに山盛り1杯で、50gでした。
煎り大豆は、ダイソーのものを使用。
75g入りで108円とお手頃! しかも、国産、北海道産の大豆を使っています。
田作りには、クルミなどのナッツ類を加えてもおいしいのですが…
煎り大豆の方が、クルミより、低カロリーで、高たんぱく!
糖質も低いので、糖質制限など健康を気にする人たちにオススメの「ロカボ食材」なんです。
フライパン一つで!「煎り大豆入り田作り」
作り方は…まず、いりこをフライパンで乾煎りします。
弱火~中火の火加減で、10分ほど。
このひと手間で、いりこが、よりサクッとします。
いりこを煎る匂いも、たまらない~。
若干、魚臭さもありますが…この香ばしさ、なんとなく懐かしさも感じます。
途中、ゴムベラで、軽く混ぜながら、焦がさないよう。
いりこを煎っている間に、待ちきれずに煎り大豆をパクリ(笑)
ついやってしまうのですが…煎り大豆の、サクっとした食感もサイコー!
ポキッと折れるぐらいまでいりこを煎ったら、器に移して粗熱をとっておきます。
粗熱をとると、よりサクッとしてきますよ~。
次は、絡める甘辛いタレ作り! いりこを煎った後のフライパンでOK!
しょうゆ、砂糖、みりんを入れ、ゴムベラで混ぜ合わせて、強火で加熱!
ブクブクと泡が大きくなり、トロッとしてきたら…
火を止め、急いで、いりこと煎り大豆を入れて、混ぜ合わせれば完成!
絡める作業は、時間勝負! いりこと煎り大豆を入れるタイミングが重要!
「泡が大きくなり、トロッと」したら、急いで混ぜ合わせる!
冷めるとタレが固まるので、熱いうちに器に移すか、クッキングシートなどに広げて下さいね。
こびりついたタレ付きのフライパン、そのまま水で洗うと厄介なので…
お湯を注いでしばらく置くか、水を注いでひと煮立ちさせると、キレイになりますよ~。
普段のおやつにも食べたい!わが子たち、小さい頃、お正月に田作りを食べる時は、「頭からか? 尻尾からか?」と、どっちから食べるかで、よく、会話が弾んでいました。
頭から食べたので、頭がよくなる…
尻尾から食べたので、足が速くなる…
田作りを食べながら、その年の決意表明⁉ をしていました(笑)
ところで、「田作り」の由来、知っていますか?
田作りは、字の通り…「田を作る」。
昔は、カタクチイワシの稚魚が、田んぼ作りの肥料に使われていたことから、豊作祈願の食べ物として、おせちに入れられるようになったそう。
田作りには、カルシウムやたんぱく質などの栄養が豊富に含まれるので…
田んぼ作りだけでなく、人間の体作りにもバッチリ!
なので、わが家ではお正月のおせちだけでなく、普段のおやつとしても大活躍!
寒い時期であれば、常温で2~3日は日持ちするので、食卓へ置きっぱなし…
暑い時期は、冷蔵保存で!
いつでも、パクッと食べられる体にも嬉しいおやつです。
残り食材で、パパッとおつまみにも
〇タレを絡めずそのままで…煎ったイリコと、煎り大豆は、そのままでも美味!
調味料を使わないので、塩分を控えたり、ダイエットしたりする時は、こちらがオススメ。
わたしは、保存容器に詰めて、よく持ち歩いています。
〇粉チーズをかけて…カロリーは増えますが、いりこは、油との相性がサイコー!
いりこを焼き揚げにして、仕上げに、粉チーズをパラッと! サクサクで、まるでスナック菓子のよう!
〇かき揚げにしても…薄力粉(大さじ1.5)、片栗粉(大さじ1)、水(大さじ2)、ベーキングパウダー(耳かき1杯程度)を混ぜ合わせた生地に、さいの目に切ったじゃがいも、いりこ、煎り大豆を混ぜ合わせて…
油で揚げて~。
ホクホクのじゃがいもの食感との組み合わせが、後を引くおいしさです!
田作りの甘辛いタレ味に飽きてきたら、そのほかの食べ方も、ぜひ、お試しください!
※記事中で登場した商品は、掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。