2022.03.02

食べる

【定番料理の元祖】実は「ポテサラ」はドイツ発祥!低カロ&ヘルシーな「本場のポテサラ」を再現してみた

NHKの番組『ガッテン!』を見ていたら、ドイツ人のお宅を訪問して家庭料理を見せてもらう映像を流していました。『ポテトサラダ』だったんですが、それが日本のものと全然違うんです。でも、それこそが“元祖”なスタイルらしい。明治時代に日本にポテサラが上陸したときは、元祖がそのまま伝えられたとか。マヨネーズを使わず、じゃがいもがゴロゴロ。どんな味なのかな。ちょっと作ってみましょうか。

【画像を見る】元祖ポテサラは見慣れたポテサラと全く違うんです!


マヨネーズ不要!「ドイツ風ポテトサラダ」



【材料】(2人分)
じゃがいも…250g
玉ねぎ…1/2個
サラダ油…大さじ1
りんご酢…大さじ1
コンソメ(顆粒)…大さじ1
熱湯…200ml
塩…少々
こしょう…少々
青ねぎ(小口切り)…適量

まず重要なのが、じゃがいもの品種です。
日本では男爵芋をはじめホロホロと崩れやすいものを使うのが主流ですが、ドイツでは崩れにくい品種が好まれます。
国産じゃがいもを使うなら、硬いタイプを選ぶのがおすすめ。

ちなみに、わたしは味付けにコンソメを使いましたが、野菜コンソメがあればそちらを使ってくださいね。

じゃがいもはつぶさなくてOK

1.じゃがいもをよく洗い、皮つきのまま鍋に入れる。じゃがいもがかぶるくらいの量の水を入れ、竹串を刺したらスッと通るくらいになるまで、10~15分中火で茹でる。



2.じゃがいもを茹でている間に、フライパンに少量のサラダ油(分量外)を引き、玉ねぎをきつね色になるまで3~4分程、弱~中火で炒めて冷ましておく。



3.茹であがったじゃがいもは、熱いうちにキッチンペーパーでじゃがいもを包むようにしながら、皮をむいていく。
皮をむいたじゃがいもは半分に切った後、それぞれ6~8mmの厚さに切る。



4.熱湯で溶いたコンソメを、温かいじゃがいもにかける。



5.2で炒めた玉ねぎ、サラダ油、りんご酢を4に入れ、混ぜ合わせる。



6.塩、こしょうで味を整える。



7.青ねぎを散らす。



8.お皿に盛ったらできあがり!



見慣れているポテトサラダとは、まったく違うポテトサラダができあがりました。

混ぜている時、クセで何回もつぶしそうになり、危なかったです(笑)。
でも、つぶす手間がないと簡単に作れてうれしい!
茹でている間に玉ねぎが炒められるのも時短につながります。

食べてみると…。
じゃがいもが温かいうちにスープをかけたことで、しっかり味が染み込んでいました!
汁気がありシャバシャバとしていて、例えるならじゃがいもの煮物に近いイメージです。
また、玉ねぎをしっかり炒めてあるので甘みが出て、いい味のアクセントになっていました。
さらに、マヨネーズを使っていないのでさっぱりとした仕上がりに。
ステーキやハンバーグなどといった、がっつりお肉の副菜にもぴったりかなと思います。

マヨネーズが苦手なママ友にレシピを教えたら、喜んで作っていました!

いつものポテトサラダに飽きたらチャレンジ!

「ドイツ風ポテトサラダ」を作ってみました。

さっぱりとした仕上がりでパクパクと食べ進んじゃいました!
けれど、ヘルシーなのでダイエット中でも罪悪感なく食べられますよ(笑)。

手軽に作れるのでふだんの食卓にはもちろんのこと、
パーティーなどで「本場ドイツのポテトサラダなの」と出すのもおすすめ。
おいしい&珍しい! ということで喜んでいただけそうです。

皆さんも、ぜひ作ってみてくださいね。

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