大根って、おでんや煮物を作る時、やわらかく煮るために皮を厚めにむくと思うのですが、残った皮、捨てていませんか? 実は大根の皮は、食物繊維やビタミンCなどの栄養が豊富! 捨てずに活用できれば体によいうえ、ゴミやフードロスの削減になりSDGsにもつながります! そこで、大根の皮に3種の下味&衣をつけて揚げ、ヘルシーなおつまみに変身! 子どものおやつにもおススメですよ~。【画像を見る】大根の皮を揚げるだけ!ヘルシー&節約おつまみの作り方まずは、下味をつけます!「サクッ!ジュワ~♡大根の皮3種揚げ」厚めにむいた大根の皮(1/2本分 約130g)。けっこうな量になりますよね…。
そのまま捨ててしまうのはもったいない! そこで、1㎝幅の短冊切りにして…
下味をつけます! 試したのは…
その1:キムチの素大根の皮…1/2本分
キムチの素…大さじ1
ポリ袋に入れ、よく混ぜ合わせ、一晩冷蔵庫で味をなじませます。
その2:カレー粉&顆粒コンソメ大根の皮…1/2本分
カレー粉…小さじ1
顆粒コンソメ…小さじ1
ポリ袋に入れ、よく混ぜ合わせ、一晩冷蔵庫で味をなじませます。
その3:唐揚げ粉大根の皮…1/2本分
唐揚げ粉…大さじ1
ポリ袋に入れ、10分漬け込みます!
※漬け込み時間や量は、商品によって異なるので、調整してください。
揚げる時は…強火でサッと!大根の皮は生でも食べられるので、強火でサッと衣に火が通ればOK!
それでは、衣をつけていきますよ~。
キムチの素、
カレー粉&顆粒コンソメで味付けした大根の皮は、一晩置くことで大根の皮からの水分がしっかり出てきています!
水けを切って、薄力粉(大さじ2)、水(大さじ1)、マヨネーズ(小さじ1/2)を混ぜ合わせた衣をまとわせます。
唐揚げ粉をまぶしたものには、片栗粉(大さじ2)を足して…
180℃に熱した揚げ油で、こんがりとキツネ色になるまで揚げます!
できあがりはそれぞれ、
キムチの素バージョン。カレー粉&顆粒コンソメバージョン。唐揚げ粉バージョン。高温で揚げているので、表面にはカリッとした大根の皮の食感が残りつつも、噛むごとにジュワっとそれぞれの味がしみ出てきます。
味は、それぞれ…好みといった感じでしょうか。
わたしは、
カレー粉&顆粒コンソメがナンバー1でした~。
子どもたちは、「フライドポテト?」と大根の皮とは気づかずに食べていました(笑)。
大根の皮には特有の青臭さがありますが、味付けしてから揚げることで、食べやすくなりますよ~。
スナック菓子みたいな感じで、お酒のツマミにも最高!
いつもは捨ててしまう部分でおつまみが作れれば、お財布にもうれしい~!
大根の皮も、貴重な食材!野菜の栄養は皮の近くに集まっているという話、よく耳にしますが大根の皮の近くの部分には、食物繊維やビタミンCが集中しているそうです。
「昔は、今の時代のように豊富に食べ物がなかったから、野菜は皮ごと食べて当たり前だった」と祖母から教わったことがあります。
とはいえ、皮ごと丸ごと調理すると、火が通りにくくなったり、食感が悪くなったりと、子どもたちが敬遠しがち…。
そんなときは、皮だけを調理するのがおすすめ!
皮をそのまま食べるのは、衛生面で気になるという場合は、野菜用洗剤で洗ってから使ってくださいね。