料理大好き、手抜き料理が得意なkimiko♪です。関西には古くから「始末する」という言葉があって、節約、倹約するという意味だとか。始末の料理というのは、食材を無駄なく使いきる、という意味合いを持ちます。食品廃棄の問題や消費生活を見直すきっかけにもなる、SDGsにも通じる考え方・倫理観なんですね。今回はその「始末料理」の第5弾。みんなが捨てているブロッコリーの茎を使った中華和えとクリーム煮の2品作ります!この記事の画像一覧をチェック!ブロッコリーの豆知識ブロッコリーって全部食べられて捨てるところがない野菜って知っていましたか?
「そんなこと言われたって、どうやって食べるのよ」って方に、まずはブロッコリーの切り方を紹介しますね。
ブロッコリーを水洗いします。
房と茎を切り分けます。茎が大きいときには2つに切りましょう。
茎の下の方の皮が固いことがあるので、気になるようならむきましょう。
茎の下側の皮が固いところを取りのぞきます。
(薄くで大丈夫ですよ)
ブロッコリーの茎の下処理は終わりです。
ではさっそく作っていきます!
ピリ辛でビールにピッタリ♪ブロッコリーの茎の中華風辛和え【材料】ブロッコリーの茎…1個分
ゴマ油…大さじ1
ラー油…小さじ1
中華スープの素(顆粒)…小さじ1
酒…大さじ1
おろしにんにく…適量
おろしショウガ…適量
塩…適量
白いりゴマ…適量
1.ブロッコリーの茎を縦に2mmくらいの短冊切りにする。
ラップをかけ、レンジ500Wで約30秒~1分加熱する。
2.ボウルに、ゴマ油、ラー油、中華スープの素、酒、にんにく、しょうがを入れ混ぜ合わせる。
(にんにくとしょうがの量はお好みで。無くても全然平気です)
3.2の混ぜ合わせた調味料に、
1を入れ、冷蔵庫で10分程寝かせ、味をなじませる。
4.器に盛って、お好みで白ゴマをふりかけたらできあがり。
ピリ辛でお酒がすすんじゃう、ブロッコリーの茎の中華風辛和えができましたよ♪
中華和えのブロッコリーは柔らかいのに歯ごたえがある不思議な食感です。
ブロッコリーの茎は、房より甘いので一味とラー油の辛味を際立たせます。
クセになる辛さと甘さ、食感で食べるのをやめられなくなりますよ。
続いて、ブロッコリーの茎を使った、メイン料理を作ります!
メイン料理にぴったり!ブロッコリーの茎のクリーム煮ブロッコリーの茎は房よりも甘味が強いので、生クリームによく合うんです♪
【材料】(2人分)
ブロッコリーの茎…1個分
鶏もも肉…1枚
生クリーム…200ml
牛乳…200ml
にんにく…1かけ
固形スープの素(市販)…1個
バター…適量
ブラックペッパー(お好みで)…適量
※ブロッコリーの茎は冒頭で説明した処理と切り方をしておきます。
1.にんにくは粗みじん切りにする。
2.鶏肉は大きめの一口大に切る。
3.鍋にバターと
1のにんにくを入れ、香りが出るまで中火で30秒~1分炒める。
4.にんにくの香りが出てきたら、
2の鶏肉を加え中火で2分~3分炒める。
鶏肉の色が変わるぐらいまで炒めてください。
5.鍋にブロッコリーの茎を加えます。
6.牛乳を加えます。
7.固形スープの素を入れ、弱火にしてかき混ぜながら約3分間煮ます。
8.具材に火が通ったら、生クリームを入れ火を止めます。
9.器に盛って、お好みでブラックペッパーをふりかけたらできあがりです♪
鶏肉とブロッコリーの茎のボリューム満点!ブロッコリーの茎にクリーム煮ができました♪
ブロッコリーは茹でると、房より茎の方が柔らかく甘くなるので、ブロッコリーの茎と鶏肉って同じくらいの柔らかさでとってもよく合います。
クリームに鶏肉のスープと、ブロッコリーの茎の甘味がなじみとてもおいしいです。
パクパクとご飯がススム1品なので是非ともお試しあれ!
茹でたてのパスタの上にかけてみると…
ボリューム満点!ランチでもディナーでもお楽しみいただける一品に早変わりです♪
いつもは捨てることの多いブロッコリーの茎ですが、お料理次第でおいしく召し上がれることがおわかりいただけたでしょうか?
ブロッコリーは捨てるところのない野菜なので、丸ごと全部食べられます。茎は房よりもやわらかく、甘味も多いのでおすすめですよ。