2021.08.09

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【ベランダガーデニング】初心者が最低限そろえたい道具と選び方!実際に試して選びました!

「ガーデニングを始めてみたいけど、広いお庭や畑がない」。そんな方でも夢を叶える方法を知っていますか?そうです、ベランダを利用するんです。近隣の方への配慮とひと工夫で、マンションやアパートのベランダでもガーデニングや家庭菜園は十分楽しめるんですよ。今回は、ガーデニング初心者のわたしが実際に使ってみて選んだ、最低限そろえたい「道具」をご紹介します。

①園芸用手袋



ガーデニングは土や水に触れる作業。汚れが爪に入るとなかなか取りづらいものです。布製の軍手では汚れが染みてくるので、手の平から手指まではコーティングが施され、手の甲の部分は布などでできている手袋がおすすめ。コーティング部分は、水にも強く、滑りづらくなっています。

作業しやすいよう、手にフィットするサイズのものを選びましょう。大きすぎると使いづらいです。また、トゲのある植物の作業をする場合は、革製の手袋を使用するなど、用途に合わせて使い分けるといいです。

②園芸ハサミ



間引き、摘芯、花がら摘み、収穫などガーデニングのいろいろな場面で使用するハサミ。園芸用に作られたハサミは紙用ハサミとは一味違う切れ味で、快適に作業することができます。

切り口から病原菌が侵入して、植物が病気になってしまうこともあるので、スパッときれいな切り口に切れるものを準備します。

太い木の枝を切るには「剪定バサミ」を、それ以外の細い枝や収穫時の作業、紐カットまでオールマイティに使えるのが「植木バサミ」、密集した野菜の収穫や間引き、盆栽など繊細な作業が必要なら「刃先の細い植木ばさみ」が便利です。鉢でオリーブや柑橘類、太枝の観葉植物などを育てる場合には、枝も太くなってくるので剪定時には「剪定バサミ」を使います。

初心者は、オールマイティに使える「植木バサミ」が1本あれば、少し太めの枝を切ることから肥料の袋を開けることまで、幅広い用途で使えます。

使用後は汚れを落として収納するのが、長く使う秘訣です。

③スコップ(シャベル・移植ごて)



土の移動、植え付け時の植穴掘り、土寄せなど、スコップはガーデニングに必須のアイテムです。

特に土袋からプランターへの土の移動など、たくさんの土をすくう作業に使うことと、土寄せなどの細かい作業に使うこと、この2点を考慮して選びます。

ベランダガーデニングではプランター栽培が主となるため、片手で持てるサイズのもので問題ありません。素材やカラーバリエーションも豊富なので、まずはお気に入りのものを選びましょう。

収納スペースをとらない折り畳み式のスコップもあります。また、ペットボトルで自作してもよいでしょう。

④水やりアイテム



土の量が制限されるプランターや鉢を使用する際の水やりは、地植えよりも頻繁になります。ベランダガーデニングを快適に楽しむために、水やりアイテム選びは重要なポイントです。

水やりは、ジョウロ、ホース、ペットボトルなど様々な道具や方法があります。ベランダガーデニングでは、ベランダの形状、収納スペース、1回に運べる水の量、この3点のバランスを考慮して選びましょう。

5リットル以上の大きなジョウロは、一度に汲める水の量が多く、運ぶ回数が減るというメリットがあります。しかし奥行きのないベランダでは、水がやりづらかったり、収納スペースが必要になったりという問題が起こることも。また収納時に分解できるジョウロや、省スペースを考慮して作られているジョウロも販売されているので、サイズや収納スペースのことなど優先順位をつけて選びましょう。

室内の水道からホースを繋ぐ方法では、先端にシャワー、ジョウロの切り替えノズルがあるものを選ぶのがベター。とくに種まきのときには、種が流れないようにやさしい水圧での水やりがたいせつです。散水ノズルのついたホースリールなら簡単に収納できるので、室内の水道口の形状を確認して選択肢に入れてみてください。



ペットボトルの口に取りつけるだけでジョウロに変身するアイテムは、100円ショップでも販売されています。2リットルのペットボトルを数本準備しておけば、水の量も確保しながら立てて置くことができるため、作業スペースの限られたベランダガーデニングの強い味方です。

ベランダガーデニングでは、水やりの際に階下に水が落ちないよう、十分注意しましょう。

⑤あると便利なもの

・園芸シート



ベランダガーデニングでは排水口を詰まらせないよう、十分な配慮が必要です。園芸シートの上で作業をすることで、ベランダへの土や葉などのこぼれを最小限に抑えます。ビニールシートなどでも代用可能ですが、縁が立ち上がっている園芸シートは、土や葉などが外に出づらいのでおすすめです。

また、四隅に持ち手がついているタイプは片付けをするときにも便利な仕様となっています。

・キャスターつきプレート



日当たりに合わせてプランターを移動するときに、とても役立つキャスターつきプレート。100円ショップでも販売されています。重たいものはこれに乗せて移動すれば、足腰への負担も軽減してくれます。

今回は、ベランダという特性をふまえて、最初に準備すべき道具をご紹介しました。デザイン性と機能性を兼ね備えたお気に入りのアイテムを揃えることも、ガーデニングの楽しみのひとつなのかもしれません。

たいせつに育てた植物たちは、おうち時間を豊かに癒してくれることでしょう。ベランダガーデニング、ぜひはじめてみてくださいね。

※マンション・アパートのベランダでガーデニングを始める際には、必ずマンション・アパート管理規約をご確認ください。

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