2022.03.20

住む

急な坂道も“押し歩き専用スイッチ”でラクラク♪パナソニックの電動アシスト自転車「ViVi」を試し押ししてみた!

電動アシスト自転車に乗ると、あのペダルの軽さって衝撃的ですよね~。一度体験しちゃうと、もう普通の自転車には戻れないほど。でも、そんな電動アシスト自転車にも弱点が。歩道橋のスロープや登り坂を押し歩かなきゃならないとき。アシストの恩恵を受けられないので、重くて息切れするほどの大変さですよね。実は今回紹介するパナソニックの新型は、その欠点を見事に克服したんです!

【画像を見る】歩道橋のスロープや登り坂の押し歩きなら…パナソニックの「ViVi」がラクラク!

坂道もラクラク!「押し歩きモード」とは



今回「ViVi」を詳しく紹介してくれたのは、同社で事業企画総括担当をつとめる、伊藤研二さん。
さっそく伊藤さんに乗り方のレクチャーを受けます。



まずフォルムを見てみると、前部分に大容量のカゴ。そして、お買い物に最適で乗りやすそうな形状をしています。ViViの前モデルが押し歩き対応ではないので、この「ViVi」が他と違う点はハンドル部分にありました。



アシスト用のボタンとディスプレイのほかに、見慣れないスイッチが……。



「これが『新押し歩き専用手元スイッチ』です。このスイッチを押しながら坂道を上ると、自動でアシストしてくれるんですよ」とデモンストレーションをしてくれる伊藤さん。



では、さっそくその性能を試してみましょう!

誤作動を防ぐヒミツはサドルにあった!?



「あ、あら? スイッチを押しているのに何も変わらないんですけど…」と戸惑いの表情を浮かべるHさん。

「実は、このスイッチを作動させるにはひとつ操作が必要なんです」
ここで伊藤さんが操作方法について実演をしてくれました。



まず、サドルの後ろの部分を持ち上げます。



すると、手元スイッチのランプが点灯しました。
「誤操作防止のために、サドルがロックの役目をしています。人が乗った状態などで、あやまってスイッチを押してしまうと、事故につがなりますから」と伊藤さん。
このモードを戻して漕ぐ時は、上がったサドルにそのまま乗れば重みで下がり、「押し歩き専用手元スイッチ」が自動でオフになるという仕組み。これなら切り忘れの心配もありません。

なるほど!では気を取り直してレクチャー通りにやってみましょう。



スイッチを押しながら押し歩きしてみると…。
「すごい力でひっぱられる!」と驚いた様子のHさん。

「今試している場所は平坦な道だから強くアシストされていますが、これが急な坂道になると威力を発揮するんですよ」
そういう伊藤さんにお願いして、わたしたちは外に出て坂道を探すことにしました。

坂道を押し歩きしてみた!



なかなか急坂を見つけられず、とりあえず見つけたゆるい坂で試してみました。
「いきますよー」と遠くから押し歩きで坂を上ってくるHさん。その足取りは実に軽快でした。
「アシストされているのが実感できた!」

では次に見つけた駐輪場のスロープで試してみましょう。



「さっきよりもぐいっとアシストされている感じがありました」

このように、歩道橋や駐輪場の急なスロープを押し歩きする時にはとても便利な機能なのではないでしょうか?

大量のお買い物時に最適な「ViVi」



「ViVi L 押し歩き」は4時間の充電で約40~80kmの走行が可能です。

ここで、乗る時の注意点をふたつ挙げます。
パナソニックでは、電動アシスト自転車で公道を走る際はヘルメット着用を推奨。また、「ViVi」もモデルによっては子乗せ対応になっているため、「ViVi L 押し歩き」は「一人乗り専用」のタイプなのでお子さんを乗せることはできません。

大量のお買い物をした時や大きな荷物を乗せた時は、「ViVi」が大活躍するでしょう。
電動アシスト自転車を購入の際は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

Pick up

Related

Ranking