2022.04.29

食べる

【ニラ農家直伝】スタミナ&旨味マシマシ「ニラたっぷりガパオライス」独特の香りがクセになる~

ピリ辛な味付けが食欲をそそるタイ料理、ガパオライス。ひき肉をピーマンや玉ねぎと一緒に炒め、ご飯にかけるのが一般的ですが、そこにニラを合わせるのが今回のレシピです。独特な風味のニラは、ナンプラーやオイスターソースといったエスニック調味料との相性抜群! 「ニラたっぷりガパオライス」、さっそく作ってみましょう。

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クセの強~い風味がやみつき!「ニラたっぷりガパオライス」



材料(2人分)
豚ひき肉…200g
ニラ…1束(100g)
玉ねぎ…1/2個(100g)
ピーマン…1/2個(25g)
にんにく…1かけ
バジル…10枚
ご飯…2人分(400g)
卵…2個
豆板醤…小さじ1/2
ゴマ油…適量

A
ナンプラー…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
オイスターソース…小さじ1
砂糖…小さじ1/2

作り方
1.ニラは1㎝長さ、玉ねぎ、にんにくはみじん切り、ピーマンは2cm角に切る。



2.フライパンにゴマ油を熱し、にんにくと豆板醤を炒める。



3.香りが立ってきたら、玉ねぎを加えて2分ほど軽く炒める。さらにひき肉を加えて炒める。



4.ひき肉の色が変わったら、ピーマンとニラを加えて、全体に火が通るまでよく炒める。





5.Aを加えて軽く混ぜ、バジルを加えて1分ほど炒めたら火を止めて、ご飯と一緒に盛りつける。



6.同じフライパンで目玉焼きを作り、5にの上に乗せれば完成。



ナンプラーとオイスターソースのエスニックな風味とニラ独特の香りが絶妙に合う! ほどよい辛さでご飯がモリモリ進みます。



半熟の目玉焼きがとろ~り。こちらもたまりません!



食欲がなくなりがちな暑い季節にもぴったりの一品です。今回は豚ひき肉を使って作りましたが、鶏ひき肉、大豆ミートでもおいしく出来るそうですよ♪

 【ニラの豆知識】収穫はなんと1年に7回⁉

今回レシピを教えてくれたのは千葉県山武郡市でニラを栽培する櫻田隆さんと光代さん。櫻田夫妻が経営する櫻田農園では60棟のビニールハウスでニラを栽培しています。



ニラは1年間で何度も収穫ができる多年草の作物。冬になると地上の葉はしおれますが、春になるとまた葉が伸びてきて、秋までひたすら収穫を行います。

「農作業が忙しい時期はいつかと言えば、一年中です。特に春は猫の手も借りたいくらい、本当に忙しいんです(笑)」(隆さん)



ニラ栽培は農業機械に頼ることができないため、すべての作業を人の手で行っているそう。

「ニラは少しでも折れてしまうと、そこから一気に傷んでしまいます。なので収穫はもちろん、出荷用の袋に入れる際にも細心の注意が必要。繊細なので、どの作業も機械化が難しく手作業で行います」(光代さん)



忙しい毎日を過ごしながら、少しでも高品質なニラを提供できるようにと、隆さんと光代さんは愛情込めてニラを栽培しています。

※ニラの1日の摂取量の目安は100gです。食べすぎると、胃腸の調子が悪くなったり、便秘を引き起こしたりする可能性があります。食べすぎに注意しましょう。



櫻田農園

櫻田隆さん・光代さん

千葉県山武市のニラ専業農家。代表の隆さんは櫻田農園の3代目。妻の光代さん、隆さんの両親の4人で、2ha(ヘクタール)約60棟のハウスでニラを周年栽培している。櫻田農園で生産したニラは市場を中心に出荷するほか、一部の品種を「浜ニラ」として直売し、ブランド化に取り組む。また、光代さんを中心においしいニラのレシピの開発・普及にも力を入れている。栽培するニラはメール他電話で注文が可能。
櫻田農園HP:
https://peraichi.com/landing_pages
/view/sakuradafarm/

写真提供/櫻田農園 レシピ写真/石塚修平 取材協力/JA山武郡市

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