2022.05.12

食べる

【ニラ農家直伝レシピ】「無限ニラ・ツナ餃子」ひき肉ナシでも満足感◎トースターで焼くからラク~!

家庭料理の定番、餃子。たくさん作って食べたいところですが、具を作るところから焼くまで、洗い物もたくさん出るし、正直めんどうに感じることも。でも、千葉県のニラ農家、櫻田光代さんに教わった「無限ニラ・ツナ餃子」は忙しい毎日の中で生み出された技ありレシピ! あんを作って包んだら、あとはトースターで焼くだけのややズボラ餃子を、さっそく作ってみましたよ~。

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もともと料理が好きだった光代さん。お菓子作りで、卵黄をハケで塗る方法を応用して作ったのがこのレシピだそう。

「この餃子はわが家の子どもたちの大好物。手軽に作れますよ」(光代さん)

「無限ニラ・ツナ餃子」



材料(作りやすい分量)
ニラ…1束(100g)
ツナ缶(オイルタイプ)…1缶
餃子の皮…適量
ゴマ油…適量

A
塩…適量
こしょう…適量
マヨネーズ…適量

下準備
ツナ缶は油をきっておく。

作り方
1.ニラはみじん切りにする。



2.ボウルにニラ、ツナ、Aを入れて混ぜる。



3.餃子の皮で2のあんを包む。





4.包み終わった3の表面にハケでゴマ油を塗る。



5.4をトースター(180℃)で5分焼き、皮に焼き目がついたら出来上がり。



焼き色がかわいらしい餃子の完成です!



表面にゴマ油を塗ったことで、皮がパリッとして、まるで揚げ餃子のような仕上がりになりました。



では、いただきま~す!



一口食べると、サクサクっとした皮にニラとツナ、そしてマヨネーズのまろやかな風味が広がります。これならニラが苦手な人でも食べられそう! すぐ出来るのであと一品ほしいときにもとても助かりますね。

ついでに少しアレンジして、中にピザ用チーズを加えたものも作ってみました。

出来立てアツアツの餃子からチーズがとろ~り。こちらも後引くおいしさで、あっという間に完食。洋風にも和風にもアレンジできそうなので、チーズのほかにも梅や青じそなど、いろいろな食材をチョイ足しして楽しみたいと思いました。



ニラは、抗酸化作用で老化を防ぐ働きが期待できるビタミンEや、疲労回復を助けるビタミンB1、美肌効果が期待できるビタミンCなど、とにかくビタミンが豊富なので「マルチビタミン野菜」と言われるほど。



「たっぷりの栄養素を含むニラは、生食も可能です。ニラもツナも加熱せずに食べられるので、ニラ餃子は皮さえパリっとすれば食べられます。ぜひ作ってみてくださいね」(光代さん)

※ニラの1日の摂取量の目安は100gです。食べすぎると、胃腸の調子が悪くなったり、便秘を引き起こしたりする可能性があります。食べすぎに注意しましょう。




櫻田農園

櫻田隆さん・光代さん

千葉県山武市のニラ専業農家。代表の隆さんは櫻田農園の3代目。妻の光代さん、隆さんの両親の4人で、2ha(ヘクタール)約60棟のハウスでニラを周年栽培している。櫻田農園で生産したニラは市場を中心に出荷するほか、一部の品種を「浜ニラ」として直売し、ブランド化に取り組む。また、光代さんを中心においしいニラのレシピの開発・普及にも力を入れている。栽培するニラはメール他電話で注文が可能。
櫻田農園HP:
https://peraichi.com/landing_pages
/view/sakuradafarm/

写真提供/櫻田農園 レシピ写真/石塚修平 取材協力/JA山武郡市

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