2023.08.24

食べる

【炭酸飲料の裏ワザ】グラスにコーラを注ぐと泡が溢れる問題…「え、氷を濡らすと泡立たない⁉」試してみた!

突然ですが、グラスにコーラを注ぐと勢いよく泡が立って溢れてしまうこと、ありませんか?そうならないように慎重に注いでも、想定以上に泡がモコモコ。コレ、ちょっとしたひと手間で防ぐことができるんです。なんと“氷を濡らす”。たったこれだけ!え、それだけ?そんなに簡単なことなら、試しにやってみましょうか。泡が立つ仕組みと併せて、詳しくレポートしますね。

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炭酸にはどんな性質があるの?



シュワシュワッ~とした飲み心地が特徴的な炭酸飲料。シュワシュワッ~が舌やのどに清涼感を与えてくれるのですが、炭酸飲料は振るなどの刺激を与えると、噴き出したりしますよね。

炭酸は刺激にとても弱い性質だそうで、実は氷に触れることも大きな刺激になっているのだとか。特に氷の表面に付いている霜。実は霜が炭酸飲料の泡を生み出す原因のひとつになっているそうです。そのため、氷を水で濡らして霜を取り除くと表面がつるっとして、炭酸飲料にやさしい氷になるというわけ。

本当なの?百聞は一見にしかず、やってみましょう!

“普通の氷”と“水で濡らした氷”で泡立ちを比較してみた!

2種類の氷をそれぞれグラスに入れて、冷蔵庫で冷やしたコーラを注いで泡立ちの違いを比べてみます。

【普通の氷】



製氷機から取り出した氷です。表面はうっすらと霜がかかったような色をしています。



グラスに氷4個を入れました。氷の表面が溶けていないので氷同士がすべらずに、グラスに沿って飲み口の方まで達しています。



コーラを注ぐとシュワシュワッ!と勢いよく泡が発生。よく見る光景ですよね。



泡が消えると、コーラは半分くらいしか注げていませんでした。これでは「もっと入れて!」と子どもに言われてしまいますね。さっきまでコーラの泡がグラスの上まで達していたのに…なんだか損した気分になりました。



コーラをつぎ足して、グラスの上のほうまで注ぎました。

【水で濡らした氷】



製氷機から取り出した氷を水道水にくぐらせました。常温の水に触れたので表面が少し溶け、透明感が出ました。



先ほどと同様に氷4個を入れたのですが、氷の表面が少し溶けているので氷同士がすべって、グラスの下のほうに溜まりました。



コーラを注ぐとシュワシュワッと炭酸の弾ける音はしましたが、泡はほとんど出ずに1度でグラスの上のほうまで注げました。こんなに違うの!?と、びっくりするくらいの差がありました!

泡が出ないのは「水で濡らした氷」。泡が消えて量が減った気分も回避できる♪

【左が水で濡らした氷入り、右が普通の氷入り】




先ほどの比較レポート通り、コーラを注いだ時の泡立ちに大きな違いがありましたが、注いだ後の炭酸にも違いが。左の「水で濡らした氷を入れたコーラ」のほうが、グラスに付いている気泡が少ないですね!でも飲んでみると、両方とも同じくらいの炭酸の強さ。不思議です!



今回の裏ワザは、氷をサッと水にくぐらせるだけなのでとても簡単です。ぜひ氷入りの炭酸飲料を飲む機会があれば、この裏ワザを試してみてくださいね。もう炭酸の泡立ちがよすぎてグラスからあふれた!なんてことはなくなりますよ!

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