2022.08.04

食べる

【調理の裏ワザ】「しめじ」の下処理…“石づきだけをキレイに取る方法”試してみた!「え、包丁使わない⁉」

管理栄養士のともゆみです。お手頃な値段で使い勝手がいいしめじ、わが家でも食卓に度々登場します。低エネルギーながら、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやビタミンB1、B2など不足しがちな栄養素を含んでいます。また、食物繊維が多いので便秘対策も期待できちゃう、そんな栄養価の高いしめじの「石づきをきれいに取る方法」がテレビ番組『スッキリ』で紹介されていました! 本当にきれいに取れるのか試してみようと思います♪

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そもそも、石づきってどこまで石づきって言うの?
食べていい部分と食べてはいけない部分の境はどこ?
どこで切るのが正解なの?

石づきとは一番下のことでしょうか。
しめじの軸はよく見ると真ん中より上は独立していますが、半分くらいから下は軸同士がくっついています。
その下あたりを切ればいいのでしょうか?

正解は、

根本の黒い部分(菌床部)さえ切り取れば、あとは全部食べられます。

菌床部は固くて食感が悪いので取り除きます。
軸の部分はギリギリ下まで食べられるのです。

今までわたしは下の画像のような感じで切っていました。

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そう、この切り方だと食べられる部分も切っていたのです。もったいない!

しめじを真ん中から引き抜くとキレイに石づきが取れる

今回の裏ワザは、「しめじを真ん中から引き抜いていく」…たったそれだけです。
やったことないですが。
さっそく引き抜いてみましょう!

真ん中あたりに手を入れて、やさしくキュキュッと抜いてみます。

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スポッ。意外と簡単に抜けました。

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おぉ!
スルスル~。
見事にきれいに取れてます。
こんなにきちんと取れてちょっとうれしい。
ではどんどんやっていきます。

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ほんとうにギリギリまで軸が付いていて、きれいに石づきが取れてます。
キュッキュッスル~、きれいに取れて快感♪
くせになりそう。

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あっという間に全部取り終わりました。

石づきって本来これだけなの?
捨てる部分はほんとに少しだけでした。

しめじの軸の部分が長いので今までの1袋より明らかに食べる部分の量が多いです。
今まで相当切ってしまっていたんですね。
この方法でやれば、まな板も包丁もいらないし、取ったらそのままビニール袋に入れれば洗い物なしでラクチンです。
ゴミも少なくてエコにもなります。

石づきを取ったしめじは劣化が早まるので、残った場合は冷凍しましょう。
ジッパー付き保存袋に入れて冷凍すれば1か月ほど日持ちします。
それに加えて冷凍したしめじは細胞が壊れるために、旨味や栄養素がアップしますよ。

しめじは低カロリーで食物繊維が豊富なため、ダイエットや便通改善に効果が期待できます。
また、不足すると疲れやすくなるビタミンB群が含まれているので、積極的に摂りたい食品のひとつです。
味噌汁や炒め物に入れても邪魔にならず、いろいろな料理に使えます。
気持ちのいいほどきれいに取れるしめじの裏ワザ、試してみてはいかがでしょうか?

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