2022.10.17

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【スマホで整う】大雨や台風接近でプチ不調に…「気象病」対策の無料アプリ『頭痛ーる』を使ってみた!

主に気圧の変化などで気分が落ち込んだり、頭痛やめまい、耳鳴りなどを起こしたりする「気象病」。これに悩まされている人は意外と多いんです。かく言うわたしも「片頭痛持ち」に加えて、最近「めまい持ち」になってしまいました。これらの不調を回避したり、出来るだけの備えができるようなツールがあるととても便利ですよね。今回は無料アプリ『頭痛ーる』を使ってみました!

【天候の激変】で起こるプチ不調…そんな『気象病』が軽くなる⁉︎医師直伝「耳回しストレッチ」試してみた!

『頭痛ーる』ってこんなアプリ



猫っぽいアイコンが可愛らしいスマホアプリ。
基本は無料で使えます。

主な機能としては…

①予測:気圧の変化をグラフと4種のアイコン(警戒・注意・やや注意・上昇注意)で表示。
②記録:痛みの度合いや服用記録、メモ、生理の記録ができます。市販薬・処方薬がおよそ5000種以上から選択できるのはすごく便利。
③振り返り:記録した内容をリストで振り返ることが可能。これによりどんな気象条件で症状が起きやすいかを分析できる。

これら以外に、全国主要都市の気圧・天気予報が見られたり、気圧変化を前日に通知するアラートを設定できたり、気象病や気圧に関するコラムが読めたり、体調が気圧変化に関係するかを診断できたりします。

気象予報士さんが開発した気象病対策アプリとして紹介されているので、信頼感もありますね。

ちなみに、公式サイトでは天気の変化の影響を受ける主な症状として、
頭痛、腰痛、だるさ、気分の落ち込み、歯痛、関節痛、めまい、肩こり、動悸、耳鳴り、自律神経失調症、低血圧、うつ、喘息、神経痛、メニエール、心血管疾患、線維筋痛症
が挙げられています。

思い当たる症状はありますか?

まずは気象病を起こしやすい傾向であるかをセルフチェック!

ではさっそく、医師監修の気象病セルフチェックをやってみましょう。
https://zutool.jp/selfcheck_meteoropathy_inp

以前「あたらしい日日」で紹介した気象病チェックリストはこちら。

①天候が変わる時に体の不調やメンタルの不調がある
②雨が降る前や天候が変わる前に何となく予測ができる
③頭痛持ちである
④めまいや耳鳴りが起きやすい
⑤乗り物酔いをしやすい
⑥1日4時間以上PCやスマートフォンを使う日が多い
⑦ストレッチや柔軟体操・運動をすることが少ない

①、②のどちらかに当てはまる場合は80%以上の確率で気象病だそうです。

わたしは①、③、④、⑤、⑥が該当。
高確率で気象病です。



「頭痛ーる」公式サイトの「気象病セルフチェック」でもこの結果。
認めましょう。わたしはきっと「気象病」。

アプリで記録を取ってみた

頭痛持ちであり、めまい持ちのわたしの記録の一部です。
主に薬を飲んだ時に記録をしました。

気圧のグラフがこちら




痛みノート(記録のリスト)がこちら




この日は頭痛にはなっていないのですが、めまいが酷く、落ち着いている時もいつまためまいが起こるかと不安な気持ちで過ごしました。

服用している薬、ベタヒスチンメシル酸塩錠「JD」はめまいに処方してもらっている処方薬です。
記録の時にアプリ内で検索して選ぶだけなのでとっても助かりました。

リストで見ると、薬の飲み忘れや飲んだことを忘れている場合などに役立ちます。
薬は正しいタイミングで、正しい量にしないと危ないですからね。

グラフの方で見ると、気圧と症状の関係が見えてくるかもしれません。
わたしの場合は、「注意」もしくは「やや注意」くらいの時にめまいが起こっているように見受けられます。

不調の記録10回分で、分析もしてくれる

不調の記録を10回入れると、気圧と不調の相関関係があるかどうかを分析してくれます。



わたしは今回「めまい」で入れてしまったので、頭痛はまだデータ不足ですが、この機能は頭痛と気圧の関係を見てくれるもののようです。

とりあえず、症状は「めまい」ではありますが、気圧の下降と関係がありそうとのこと。
データはこちらです。



ちなみに、画像では「博(ヒロシ)」になっていますが、公式サイトでは「ふくろう博士(ヒロシ)」と紹介されているこのキャラクター。



気象学博士、気象予報士。男手ひとつで子猫のマロを育てているらしく、努力家だそうです。
本名は不苦労 博士(ふくろう ひろし)。
設定が細かい。

この子がマロ。



アプリを開いた時に、こうやってコメントしてくれる癒し猫です。
博士の養子で雑種という設定。
いつか空を飛べると思ってるらしいです。そうか、鳥に育てられた猫は、飛べると思うのか。
なんだか切なさを感じるのはわたしだけではないはず。

アイコンにもなっているてるてるネコ。



いつもマロを見守っているらしいです。

公式サイトには、このキャラクターたちのストーリーも載っています。
博士とマロがいかにして出会い、養子になったのか。
このストーリーを知った上で、このアプリの存在意義を考えるとなんだか泣けてくるのでぜひ読んでみてください。

頭痛ーるを使って、気象病に備えましょう!

どんなに文明が発達しても、地球という大自然の中に生きているわたしたちには、気象はどうしようもないものの一つ。
それと連動して症状が出てしまう気象病は、もはやどうしようもないのかと途方に暮れてしまいそうですが、このアプリを使えば前もって「この時は注意が必要」と備えることができます。

また、薬を飲んだタイミングの記録としても活用できます。
頭痛薬を飲んだことをうっかり忘れてしまって、近い時間帯に続けて飲んでしまっては危険です。
記録、大事ですね。

ぜひアプリを活用して、気象病対策をしてみてくださいね!

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