2023.01.21

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【リュウジレシピで定食②】旅館の朝の味♪「至高の味噌汁」に挑戦!粉末かつお節と例の調味料で舌妙♡

前回の記事では、炊飯器で炊く「至高の白米」を紹介しました。さすがリュウジさん、炊飯器でも頂点!は本当でした。もっちもち食感のおいしい新米を堪能できましたよ。自然な流れ(?)で、絶品ご飯には絶品味噌汁を添えたい…と思い、今回は「至高の味噌汁」にチャレンジです。かつお節をレンチンしたり揉みほぐしたり…と、ちょっとした工夫で極上のおいしさになるのだとか。ついでに「虚無味噌汁」レシピも見つけたので、併せて作ってみます♪

【リュウジレシピで定食①】炊飯器でも頂点!「至高の白米」炊いてみた!秘密は給水時間【炊飯の裏ワザ】

「至高の味噌汁」のTwitterがこちら!


コメント欄には、「さっそく作りました。これからうちのみそ汁はコレ!」「味見が止まらないくらいおいしかった!」「すごく簡単でおいしいから顆粒だしを買わなくてもいいかも」など、作った方からの感想が届いていました。

かつお節をたっぷり使ったこのレシピ。このみそ汁のヒントは沖縄の郷土料理「かちゅー湯」にあるんですって。

かつお節、みそ、お湯を混ぜるだけ!沖縄の「かちゅー湯」は超シンプル!

「かちゅー湯」は沖縄の家庭で古くから愛されているおみそ汁。お椀にたっぷりのかつお節とみそを入れてお湯を注ぐだけという、インスタントみそ汁のような作り方をします。

リュウジさんはこの「かちゅー湯」から「至高の味噌汁」と「虚無味噌汁」のレシピにたどり着いたと語っていましたよ。

では、さっそくおみそ汁作りに取りかかりましょう!

だしを研究し尽くした賜物!「至高の味噌汁」を作ってみた!



【材料】(3~4人前)
水…450ml
かつお節…8g
みそ…大さじ2 ※だしが入っていないもの
うま味調味料…8振り
豆腐…1/2丁
長ねぎ…1/2本 

1.長ねぎを小口切りにします。



リュウジさんの「至高の味噌汁」を再現するため今回は長ねぎを入れますが、具材はお好きなものを入れてくださいね。

2.かつお節を耐熱容器に入れ、電子レンジ(600W)で1分加熱します。



かつお節を電子レンジで加熱するのは初めてです!

3.加熱したかつお節を、手で揉んで粉にします。



かつお節がほんのりと温かく、かつおのいい香りがします。手で揉みほぐすことで水分が完全に抜けるそうですよ。



粉状になるように揉みほぐしました。

4.鍋に水、3のかつおの粉、うま味調味料を入れて中火にかけます。



かつおの粉がたっぷりで、おいしそうな香りが漂っています♪イノシン酸が豊富なかつお節にグルタミン酸を含むうま味調味料を加えることで、本格的にひいただしのようなうま味になるのだそうです。

5.だしが煮立ったら火加減は弱火に。具材を入れて温めます。



長ねぎを先に入れ、火が通ってから豆腐を入れました。

6.具材に火が通ったらごく弱火にし、みそを入れて溶かします。



みその香りが飛ばないように、火はごく弱火が鉄則。みそをしっかりと溶かしました。

あっという間に完成!「虚無味噌汁」も作ってみた!

リュウジさんのもうひとつのみそ汁レシピ「虚無味噌汁」も作ってみます。



【材料】(1人分)
みそ…大さじ1/2 ※だしが入っていないもの
かつお節…3g
うま味調味料…2振り
お湯…150ml
お好きな具…適量 ※今回は青ねぎの小口切りを用意

1.お椀にかつお節、みそ、うま味調味料を入れます。



「虚無味噌汁」はインスタント的な作り方ですね。かつお節にうま味調味料を加えることで、本格的なだしの味わいを手軽に再現できるそうです。

2.お好きな具材を入れます。



今回は青ねぎの小口切りを少し入れました。

3.お湯を注いでみそを溶かします。



かつお節がだしの代わりになるのですね。お湯を注ぐだけなので簡単です♪



みそが溶けるようにしっかりと混ぜました。3分もかからずに完成です!

「至高の味噌汁」と「虚無味噌汁」を味比べしてみた!

リュウジさんレシピのみそ汁2種類を作ってみました。飲み比べしてみましょう♪


左が「至高の味噌汁」、右が「虚無味噌汁」。

【至高の味噌汁】


粉状にしたかつお節に、少しうま味調味料を足してだしを作ったおみそ汁です。



すくってみると少し粉状のかつお節が混ざっています。お味は…。かつおの風味がしっかりとしていますが、まろやかさもあって、やさしいのに力強さを感じます。かつおの粉は口に残ることなく、まったく気になりませんでした。

かつお節を煮出してだしを取った時のおみそ汁よりも角がありません。これはかつおのイノシン酸とうまみ調味料のグルタミン酸の相乗効果が現れていますよ♪

【虚無味噌汁】 


こちらはかつお節とみそをお椀に直接入れて、お湯を注いだおみそ汁です。



すくってみるとかつお節がたっぷりと混ざっています。飲んでみると、かつおのパンチ力がすごい!みそ汁をすするとかつお節も口に入ってくるので、だしと具を兼ね備えていますね。もぐもぐとかつお節を噛むと、ジュワッとうま味が出てくる感じです。

インスタントのおみそ汁並みの超スピーディーな作り方でしたが、凝縮したうま味が詰まった一杯でした!

リュウジさんレシピで作った2種類のおみそ汁は、どちらも同じみそとかつお節を使いましたが、まったく違う表情を見せてくれました。おなかも気持ちもホッとしたいなら「至高の味噌汁」、料理したくないけどおいしい物を食べたいなら「虚無味噌汁」。気分に合わせて作り分けするといいな、と思いました。

さて、第1弾の「至高の白米」、今回の第2弾「至高の味噌汁」と続けて記事を配信してきました。リュウジさんのレシピで定食を作る連続配信も次回が最後です。【リュウジレシピで定食③】「至高の焼き鮭」編をお楽しみに~♪連続配信です!

<参考文献>
「ヤマキ〜かちゅー湯とは?〜」
https://www.yamaki.co.jp/
special/kachuyu/about_kachuyu.html


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