2021.08.17

食べる

【農家直伝】さっと煮込むだけなのにコクがすごい!夏の定番&簡単おいしい!肉なすつけそばレシピ

東京都調布市で「伊藤農園 asobibatake」を営む農業男子、伊藤彰一さん。夏場は連日なす料理という伊藤家で、よく作るのが肉なすつけそば。食べ盛りの子どもたちも大好きだというこの逸品。一皿で野菜もタンパク質もとることができる料理は作る側にとっても大助かりです。そんな伊藤家特製つけそばの作り方を聞きました。



なすは麺類との相性もバツグン!


伊藤農園では、夏にピカピカのなすが毎日のようにとれます。



「夏といえば麺類が定番ですが、なすに合う麺料理ってありますか?」と聞いてみると、「夏によく作るのは、肉なすそばです。濃いめのつゆで作ってつけ麺みたいに食べるんです。すっごくおいしいですよ」と伊藤さん。

さっそく教えてもらいましょう!

伊藤家特製!肉なすつけそば



材料(3人分)
なす…2本(160g)
豚バラ薄切り肉…150g(一口大に切る)
そば(茹で麺)…600g
めんつゆ(濃縮2倍)…250cc(0.8倍の水で割る)



作り方 
1.なすは長さを3等分に切る。



2.さらに縦に細長く切る。



3.フライパンに油大さじ1.5(分量外)を加え、豚バラ肉を炒めて色が変わったら、2のなすを加える。



4.なすが柔らかくなるまで炒めて火を止める。



つけつゆの材料を炒め終われば、あとはつゆと合わせるだけ!

5.めんつゆは鍋に入れ、水で割り、少し濃いめの味付けにして温める。



6.4の豚肉となすを加える。



7.なすにめんつゆの味がなじんだら火を止める。



8.できあがり。



夏に食べる麺類といえばそうめんですが、このメニューではそばがベストだと伊藤さん。「もちろんそうめんも合いますが、うちはこのつけつゆにはそば、と決まっています」

熱々のつけつゆに、そばが合う~!あっさりしたそばも、柔らかいなすと豚バラ肉といっしょに食べると食べ応えたっぷりです。汗をかいて召し上がれ。

具だくさんにして、なすもそばも、もりもり食べちゃいましょう!



「七味を多めに振ったり、香りづけにごま油やラー油をかけてもおいしいですよ!」(伊藤さん)

 一皿で元気になれる「肉なすそば」。簡単に作れるので時間のないときにもおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。





伊藤農園asobibatake

伊藤彰一さん

東京都調布市、京王線仙川駅から徒歩3分、住宅街の中にある農園。400年以上続く農家を継承し2016年に就農。1ヘクタールの農地で年間30品目の野菜を育て、近隣スーパーの直売コーナーで販売する他、学校給食やレストランなどに提供する。毎年夏休みシーズンには「ミニトマト狩り」「枝豆収穫祭」「夏野菜収穫体験」などのイベントを開催して大人気。大学時代に電子工学を専攻し、卒業後はITベンチャーでシステムエンジニアとして人事・会計などの業務ソフトウェアやアプリ開発に携わった。伊藤さんが開発した個人農家向け栽培管理無料アプリ「Agrihub(アグリハブ)」ユーザーは現在1万6000人を超える。
ホームページはhttps://itonouen-sengawa.studio.site/
アグリハブについてはこちら

写真/石塚修平 取材協力/JAマインズ・JA東京中央会

Pick up

Ranking