2023.01.22

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【群馬ケンミン熱愛♡】「こんにゃく揚げ」作ってみた!外はサクッで中はムギュッ♡白だしがジュワッ♡

以前、朝の情報番組『バゲット』で特集していたのが、東京で食べられるご当地レアグルメ。そこで群馬県がフィーチャーされていました。群馬県はこんにゃく生産量が全国1位とのことで、神田にある群馬の郷土料理店・だるま酒場の店主が「こんにゃく揚げ」の作り方を紹介していましたよ。この料理は、こんにゃく農家さんイチオシの食べ方なんだとか。こんにゃくは煮物にしか使ったことがないけれど、そこまで言うなら揚げてみましょう!

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群馬県はこんにゃく芋生産量NO.1!約9割が群馬県産と圧倒的!



群馬県はこんにゃくの原料になるこんにゃく芋の生産量が全国1位。シェアも約9割以上とほとんどのこんにゃくが群馬県産と言っていいくらい、群馬の特産品です。

こんにゃくと言ってもさまざまな形のものがありますよね。一般的なのは板こんにゃく。製造時に板で成形して固めたもので、料理に適した形に切ることができます。

玉こんにゃくは丸めて茹でて作られます。黒や白の他に唐辛子やにんじん、のり、ゴマなどを加えてカラフルにしたものもあり、形や色から料理のアクセントとして使われることも。

他にもつきこんにゃく、さしみこんにゃく、糸こんにゃく、粒こんにゃくと種類が豊富。今回は揚げるので、板こんにゃくと玉こんにゃくを用意しました。

白だしで味付けするのがポイント!「こんにゃく揚げ」を作ってみた!

10月25日の『バゲット』で紹介された「こんにゃく揚げ」は、材料の詳しい分量などが紹介されていなかったため、筆者がオリジナルの分量で作ってみます。



【材料】(1人分)
こんにゃく…1/2枚
白だし…大さじ1 ※10倍濃縮を使用
水…大さじ1/2
小麦粉…適量

1.  こんにゃくをひと口サイズに切り、水にさらします。



『バケット』で紹介していた「こんにゃく揚げ」はサイコロ状だったので、12等分に切ってひと口サイズにしました。

水にさらす時間は紹介されていなかったため、5分ほど水にさらしておきました。

2.  中火で熱したフライパンでこんにゃくをから煎りします。



こんにゃくの余分な水分を飛ばすのが目的なので、テフロン加工のフライパンで油を引かずに炒めます。

少し加熱するとこんにゃくから、キュッキュッと鳴き声のような音が。3分ほど炒めると表面が乾いてきたので火を止めました。

3.  ビニール袋にこんにゃく、白だし、水を入れて揉み、空気を抜いて口を縛って5分おきます。



下味用の調味料が少ないので、ビニール袋に入れてまんべんなく浸かるようにするのがポイントです。

4.  こんにゃくに小麦粉をまぶします。



表面が白だしで湿っているので小麦粉が薄くきれいに付きました。

5.  170~180℃くらいに熱したサラダ油(分量外)で揚げます。



揚げ物が苦手なので、少量の油でこんにゃくを転がしながら7分ほどかけて揚げました。

揚げ物が得意な方は、全体が浸かるくらいの油で手早く揚げてくださいね。衣がサクッとしてきたら完成です。

外はサクッで、中はムギュッ♡ 上品な白だしの味わいでおつまみにぴったり!




こんにゃくに下味を付けてから完成まで15分くらい。思ったよりも早く作れました♪ 衣が剥がれるかな…と不安でしたが、大丈夫でした。

食べてみると衣は薄いのですが香ばしさがありますよ。こんにゃくは想像通りの弾力を保っていますが、ほんのり白だしの味が染みていて上品な味わいです。今回は10倍濃縮の白だしに少し水を加えましたが、白だしだけで下味を付けてもいいくらいかもしれません。

こんにゃくは煮物に入れるくらいしか使ったことがなかったので、油で揚げてもおいしくなると分かり、こんにゃくレシピの幅が広がりました♪

下味と衣を変えてアレンジしてみた!

白だしで下味を付けた「こんにゃく揚げ」はおいしかったのですが、下味を変えたらどうなるか試してみたくなりました。アレンジして作ってみたいと思います。

【鶏ガラスープ+片栗粉】


中華風の味をイメージしてこんにゃく1/2枚に対し、鶏ガラスープの素(顆粒)大さじ1/2、お湯大さじ3を用意。衣は片栗粉にしてみます。

形もサイコロ状ではなく薄切りにしました。



170~180℃に熱した油で、5分ほど揚げました。片栗粉の衣なので小麦粉よりも香ばしさはなく、ほろほろとしたような食感。こちらもほんのりと鶏がらスープの味が染みていました。

厚さ1cmくらいに切ったのでサイコロ状の「こんにゃく揚げ」よりもプルプル感を感じましたよ。切り方によって食感が変わるのがおもしろいです!

【コンソメ+米粉】


次は洋風の味をイメージ。カラフルな玉こんにゃく8個に対し、コンソメ(固形)1/2個、お湯大さじ2を用意。衣は米粉にしてみます。

玉こんにゃくは最初からひと口サイズなのでこのままの形を活かします。



170~180℃に熱した油で7分ほど揚げました。米粉は粒子が細かいので衣がごく少量しか付かず、揚げても薄い衣をまとっているような感じに。

食べてみるとやはり衣の感じはあまりなく、玉こんにゃくのジューシーさが際立ちます。コンソメの味もほんのりと感じ、カラフルな色や形に合っているような気がしました。



初めてこんにゃくを揚げてみましたが、油跳ねは少なく意外と作りやすかったです。和・洋・中をイメージして下味を付けましたが、どれもほんのりと味を感じる程度だったので、下味は濃い!と思うくらいのほうがこんにゃくにしっかりと味が付きそうです。

揚げたては、こんにゃくにはないサクッ!とした食感を楽しめるので、ぜひ作ってみてくださいね。ひと口サイズなのでおつまみ感覚でパクパクと進みますよ。

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