2022.12.29

食べる

【青髪のテツ】「ごぼうの皮を剥くなんてもったいな!旨味は皮よ♡」あるモノでソフト洗いが正解!?

こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。突然ですが、みなさんに質問です。ごぼうの皮って剝いてますか?「包丁やピーラーで厚く剥いてる」と答えた人…めちゃくちゃもったいないです!なぜなら、ごぼうの皮には旨味成分や栄養が多く含まれてるから。今回は、ごぼうの土をきれいに落としつつ、皮を絶妙に残す下処理の裏ワザをお教えしますよ~!

【青髪のテツ】「"味シミ大根"を時短で仕上げる裏ワザ、教えちゃおっかな」え、それだけで!?つゆだく感MAX♪



冬になり、大根やにんじん、れんこんなどの根菜類がおいしい季節になりましたね。そして年末年始が近づくと、根菜の中でもごぼうが筑前煮の材料としてよく売れます。

ごぼうというと、土を落として、皮を剥いて…と調理に手間がかかるイメージを持っている人も多いんじゃないでしょうか。

でも、今回教える裏ワザならそんなイメージも覆りますよ!ぜひ試してみてください。

ごぼうは皮付きの方がおいしい!?

ごぼうの皮にはびっしりと土がついているので、下処理で真っ白になるまで皮を厚く剥きがち。でもこれ、かなりもったいないです。

実はごぼうの皮には、旨味成分や栄養が多く含まれています。だから、軽くこすって土を落とす程度で大丈夫なんです。

じゃあ、どうやって土を落とせばいいか。そんなときは「アルミホイル」を使ってください!



丸めたアルミホイルで軽くこすりながら洗えば、皮についた土や細かい根が簡単にこそげ落ちていきます。もちろん、旨味のある皮はついたまま。



洗った後は、皮付きのまま刻んで…



ゴマ油で炒めながら砂糖としょうゆ、酒を各適量入れて、



火が通ったら盛り付けて白いりゴマをかければ、皮つききんぴらごぼうの出来上がり!

皮つきごぼうは、ごぼうらしい風味が濃くてとってもおいしいですよ♪

これまで、皮をガッツリと剥いていた人は、ぜひ一度この調理法を試してみてください。

おいしいごぼうを選ぶ5つのチェックポイント

料理を振る舞う機会が増える年末年始、せっかくならおいしい食材を選びたいですよね。そこで、おいしいごぼうを選ぶポイントもご紹介します。

ごぼうは、葉物野菜やトマトなどとは違い、比較的鮮度持ちが良い野菜なので、長期間売り場に陳列されている可能性が高いです。なので、しっかりと鮮度をチェックして買うことをおすすめします。

①土付きのごぼうを選ぶ。



「洗いごぼう」と「土付きごぼう」の両方が売り場にある場合、私は土付きごぼうをおすすめします。

洗いごぼうは土を落とす必要がない分、下処理が楽ですが、土付きごぼうと比べると風味が落ちますし、鮮度持ちも悪いのです。

②固いごぼうを選ぶ。



わたしがごぼうの鮮度チェックをするときは、固さをチェックします。ぐにゃぐにゃと柔らかいものは、乾燥で中がスカスカになり鮮度が落ちています。味もかなり落ちるので選ばないようにしましょう。

他にも切り口をよく見て、しっかり実が詰まっているものを選びましょう。スカスカしていたり、切り口が緑になっているものは避けるようにしましょう。

③太さが均一で、太すぎないものを選ぶ。

太さが均一でなく、また太すぎるものは、中に"す"が入っている可能性が高いので避けましょう。

④まっすぐ伸びている



⑤ひげ根が細く少ない。



ひげ根が細く少ないものほど土壌の状態がよく、風味も良いと言われています。

※お店でよく出回っている一般的な品種の話です。品種によっては例外がある場合があります。

今が旬のごぼうをたくさん食べてくださ~い!

ごぼうは年中出回っているため、いつが旬の野菜なのかわかりにくいかもしれませんが、新ごぼうは、寒い今の時期が流通量のピークになります。

旬の野菜は味がよく、流通量が増えるので価格も下がりやすくなります。価格が下がると農家さんの儲けが減ってしまうので、これからの時期はぜひごぼうをたくさん買って、たくさん食べて応援していただけたら嬉しいです。

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