2022.09.27

食べる

【青髪のテツ】「れんこんの皮、剥いて捨てるなんて栄養がー!栄養がーー!」(野菜のプロ、魂の叫び)

こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。れんこんはスーパーなどで年中売られていますが、実は秋〜冬が本来の旬。これからますますおいしくなります。さて、そんなれんこんを食べる時、皮を剥いて捨てているそこのアナタ!もったいなさすぎて、泣けてきます…。では、皮はとんでもない栄養の宝庫だとご存じない皆さんにお届けする「れんこんの秘めたるパワーのお話」始まり、始まりー♪

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野菜には皮ごと食べられるものが多くありますが、実はレンコンも皮付きのまま食べることができます。

れんこんの皮には食物繊維、カリウム、ポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれています。特に、カリウムやポリフェノールは、実よりも皮の方に多く含まれているとも言われています。

食物繊維は腸内環境の改善、カリウムはむくみ改善、ポリフェノールは抗酸化作用によって生活習慣病予防などが期待できます。

皮がこれほど栄養豊富だということを知ると、捨てるなんてもったいなさすぎ、って思いませんか?


れんこんはよく洗って表面の泥を落とし、皮は剥かずに使いましょう。

れんこんの皮は薄いので、れんこんを薄切りにすれば食べるときもそんなに気にならないと思います。

これはわたしの感想なのですが、夏から初秋にかけて出回る新物れんこんは、皮付きでも全く気にならずおいしく食べることができますよ。ぜひ試してください!


皮付きのままきんぴらにしてみました。シャキシャキした食感でおいしい!皮はまったく気になりません。

レンコンの鮮度は「切り口」と「穴の中」でわかる!?

れんこんには”洗い”レンコンと”泥付き”レンコンがありますが、両方販売されているときは、泥付きれんこんを選びましょう。乾燥に弱いれんこんは、泥で覆ってあげることで保湿され長持ちするからです。

また、おいしいレンコンを選ぶときは、丸みがあり、肉厚で重量感のあるものを選ぶといいですよ。


新鮮なれんこんの切り口はとても白くてきれいです。

そして、わたしが仕事で鮮度チェックをするときは、「切り口」の色をチェックします。

鮮度のいいれんこんは切り口が白いのですが、切ってから時間が経ってくるとピンクや紫色に変色してきます。こういったものは鮮度が落ちているので選ばないほうがいいですね。


時間が経ったれんこんは穴の奥が黒くなってきます。

また、お店によっては、毎日新たに切り落とすところもあるので、切り口だけでなく「穴の中」の色もチェックしてください。

穴の中が黒くなっているものは、収穫後時間が経ち、アクが回っている証拠です。鮮度が悪くなって、味が落ちている可能性がかなり高いので、選ばないのが賢明です。

旬の根菜をたくさん食べて!

秋〜冬にかけては、れんこんの他にも、里芋、にんじん、ごぼう、大根などの、煮物に適した野菜が旬を迎えます。

これら根菜類は栄養抜群なので、組み合わせて食べることで元気に寒くなる時期を過ごすことができますよ。
ぜひ、きんぴらや煮物にして、旬の根菜をたっぷり食べてください!


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